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公開番号2024133696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-02
出願番号2024111574,2024087799
出願日2024-07-11,2016-08-02
発明の名称管理システム
出願人エンゼルグループ株式会社
代理人個人,個人
主分類A63F 1/06 20060101AFI20240925BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 遊技場でのゲームにおける不正行為、又はチップの賭けや精算をする際のミスや不正行為を検知する新規なシステムを提供する。
【解決手段】 勝敗結果に従ってチップの回収及び償還を行うゲームにおける不正行為を検知する不正検知システムは、ディーラ5のチップトレイ17に収容されたチップ9を撮影するカメラ2と、カメラ2によって撮影された画像を分析して、チップトレイ17に収容されたチップ9の額を検知する画像分析装置12と、ゲームの勝敗結果を判定するカード配布装置13と、ゲームの勝敗結果と、チップの回収及び償還の前後におけるチップトレイ17に収容されたチップ9の額とを比較して、不正行為を検知する制御装置14を備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のゲーム用品の数字の組合せによって決定されるゲームに対してゲームテーブルの複数のベットエリアにいずれかにゲーミングチップをベットするゲームを管理するゲーム管理システムであって、
前記ゲーミングチップは、少なくとも側面の外観によって価額を判定可能であり、かつ、価額を特定可能な情報が記憶されたRFIDタグを備え、
ゲーミングチップがベットされたベットエリア及び前記ベットされたゲーミングチップの価額を認識するベット認識システムと、
前記ゲームテーブルにおいてディーラのチップを保管するチップトレイに保管されたゲーミングチップの価額を認識するトレイ認識システムと、
前記複数のゲーム用品の数字の組合せに基づくゲーム結果を取得するゲーム結果取得装置と、
ベット段階が終了してから清算段階が開始するまでの間に、前記ベット認識システムにより複数回の認識を行うことで、認識されるゲーミングチップの変動の有無を判定する管理装置と、
を備え、
前記ベット認識システムは、画像認識システム及び/又は第1RFID読取システムであり、
前記画像認識システムは、
前記ゲームテーブルのベットエリアにベットされたゲーミングチップを少なくともその側面が映るように撮影して第1画像を生成する第1カメラと、
前記第1画像に対してニューラルネットワークを用いて画像認識をすることで前記ゲームテーブルのベットエリアにベットされたゲーミングチップの価額を認識する第1画像認識装置と、
を備え、
前記第1RFID読取システムは、前記ゲームテーブルのベットエリアにベットされたゲーミングチップのRFIDタグから前記情報を読み取ることで、前記ゲームテーブルのベットエリアにベットされたゲーミングチップの価額を認識し、
前記トレイ認識システムは、前記ゲームテーブルのベットエリアにベットされたゲーミングチップのRFIDタグから前記情報を読み取ることで、前記ゲームテーブルのベットエリアにベットされたゲーミングチップの価額を認識する第2RFID読取システムである、ゲーム管理システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記管理装置は、さらに、前記清算段階において前記ゲームに負けて前記チップトレイに回収される前記ゲーミングチップが、前記ベットエリアにベットされて前記ベット認識システムにより認識されたゲーミングチップの価額と、前記ゲーム結果取得装置により取得されたゲーム結果とに基づいて正しいか否かを判定する、請求項1に記載のゲーム管理システム。
【請求項3】
前記管理装置は、さらに、前記清算段階において前記ゲームに勝った前記ゲーミングチップに対して前記チップトレイから支払われるゲーミングチップが、前記ベットエリアにベットされて前記ベット認識システムにより認識されたゲーミングチップの価額と、前記ゲーム結果取得装置により取得されたゲーム結果とに基づいて正しいか否かを判定する、請求項1に記載のゲーム管理システム。
【請求項4】
前記数字を示す複数のゲーム用品を撮影して第2画像を生成する第2カメラをさらに備え、
前記ゲーム結果取得装置は、前記第2画像に対してニューラルネットワークを用いて画像認識をして前記複数のゲーム用品の数字を認識することで、ゲーム結果を取得し、
前記第1カメラと前記第2カメラとは共通のカメラであり、又は別々のカメラであり、
前記第1画像と前記第2画像とは共通の画像であり、又は別々の画像である、請求項1に記載のゲーム管理システム。
【請求項5】
前記ゲーム結果取得装置により取得された前記ゲーム結果に基づいて、前記ベット認識システムが認識した前記ゲーミングチップの勝ち負けを判定する清算補助装置をさらに備えた、請求項1に記載のゲーム管理システム。
【請求項6】
前記清算補助装置は、ゲームに勝ったゲーミングチップについて、ルールに基づく倍率に従って支払額を算出する、請求項5に記載のゲーム管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場でのゲームにおける不正行為、又はチップの賭けや精算をする際のミスや不正行為を検知するシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
カジノなどの遊技場では、様々な不正行為を防止する試みが行われている。遊技場は不正行為を監視するための監視カメラを備え、監視カメラより得た画像からゲームの不正や、勝敗結果と異なるチップの回収や償還による不正を判定するなどして不正の防止をしている。
【0003】
一方で、賭けられたチップの枚数や総額を把握するため各チップに無線IC(RFID)タグを付けてチップの額を把握することが提案されている。
【0004】
特許文献1に記載のカードゲームモニタリングシステムでは、遊技テーブル上に置かれたチップが勝敗結果通り回収あるいは償還されたか否かを、チップの動きを画像解析することで判定し、不正行為のモニタリングが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2015/107902号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、遊技場でのゲームにおける不正行為、又はチップの賭けや精算をする際のミスや不正行為を検知する新規なシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様の不正検知システムは、複数の遊技テーブルを有する遊技場における不正検知システムであって、前記遊技テーブルで行われるゲームの状態をカメラにより映像として記録するゲーム記録装置と、前記記録されたゲームの状態の映像を画像分析する画像分析装置と、前記遊技テーブルにおいて各ゲームの勝敗結果を判定する勝敗結果判定装置と、前記画像分析装置による画像分析結果と前記勝敗結果判定装置が判定する勝敗結果とを用いて、前記遊技テーブルで行われる不正行為を検知する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記画像分析装置を介して各プレーヤが賭けるチップの位置、種類および枚数を把握するとともに、遊技テーブルのディーラのチップトレイにおけるチップの総額を把握し、各ゲームの清算前のチップトレイにおけるチップの総額から、当該ゲームですべてのプレーヤの賭けたチップの位置、種類および枚数と当該勝敗結果判定装置で得た当該ゲームの勝敗結果とから計算される当該ゲームにおけるチップの増減額を加減算し、当該ゲームの終了時の清算後の前記チップトレイにおけるチップのあるべき総額と、前記画像分析装置を介し得た当該ゲームの終了時の当該チップトレイにおけるチップの現実の総額を比較し、あるべき総額と現実の総額との間に違いがあるか否かを判定する。
【0008】
上記の不正検知システムにおいて、前記制御装置は、前記画像分析装置を介して各プレーヤが賭けるチップの位置、種類および枚数を把握し、各プレーヤの賭けた負けチップのすべての回収が終わったときに、チップトレイにおけるチップの現実の総額を把握し、各ゲームの清算前のチップトレイにおけるチップの総額から、負けたプレーヤの賭けたチップの位置、種類および枚数から当該ゲームにおけるチップトレイの増額を加算した当該チップトレイにおけるチップのあるべき総額と、当該チップトレイにおけるチップの現実の総額とを比較し、あるべき総額と現実の総額との間に違いがあるか否かを判定してもよい。
【0009】
上記の不正検知システムにおいて、前記制御装置は、各ゲームの清算前のチップトレイにおけるチップの総額から、負けたプレーヤの賭けたチップの位置、種類および枚数から当該ゲームにおけるチップトレイの増額を加算した当該チップトレイにおけるチップのあるべき総額と、当該チップトレイにおけるチップの現実の総額とを比較し、あるべき総額と現実の総額との間に違いがないと判定し、かつ当該ゲームの終了時の精算後の前記チップトレイにおけるあるべき総額と、前記画像分析装置を介し得た当該ゲームの終了時の当該チップトレイにおけるチップの現実の総額を比較し、あるべき総額と現実の総額との間に違いがあると判定した場合には、支払いの間違いと判定し、支払いの間違いを知らせる支払い誤りシグナルを発生させてもよい。
【0010】
上記の不正検知システムにおいて、前記チップトレイには、負けたプレーヤの賭けたチップを回収して一時保管する回収チップトレイが設けられ、前記画像分析装置及び前記制御装置は、負けたプレーヤの賭けたチップの位置、種類および枚数から計算される当該回収チップトレイにおけるチップのあるべき額と、当該回収チップトレイにおけるチップの現実の総額とを比較し、回収チップトレイにおけるあるべき総額と現実の総額との間に違いがあるか否かを判定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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