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公開番号
2024133693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-02
出願番号
2024111469,2023097888
出願日
2024-07-11,2019-04-17
発明の名称
商品販売データ処理装置及び制御プログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20240925BHJP(チェック装置)
要約
【課題】商品に課せられる税の税率が消費の形態によって変化する場合でも簡単な操作で対処できるようにする。
【解決手段】商品販売データ処理装置は、一取引として売り上げる商品の販売データを処理する。また同装置は、商品に課せられる税の税額を算出する。同装置は、税の税率変更を受け付ける。そして、販売データが処理された商品に対して税率変更を受け付けると、同装置は、当該商品に課せられる税の税額を変更後の税率で算出し直す。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一取引として売り上げる商品の販売データを処理する処理手段と、
前記商品に課せられる税の税額を算出する演算手段と、
前記税の税率変更を受け付ける受付手段と、
前記処理手段により販売データが処理された商品に対して前記受付手段により税率変更を受け付けると、当該商品に課せられる税の税額を変更後の税率で算出し直す再演算手段と、
を具備する商品販売データ処理装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記受付手段は、直近の前記処理手段により販売データが処理された商品に対して前記税の税率変更を受け付ける、請求項1記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
前記処理手段により販売データが処理された商品のリストを出力する出力手段、
をさらに具備し、
前記受付手段は、前記リストから選択された商品に対して税の税率変更を受け付ける、請求項1記載の商品販売データ処理装置。
【請求項4】
前記出力手段は、前記税額を算出し直した商品と算出し直していない商品とを識別可能なリストを出力する、請求項3記載の商品販売データ処理装置。
【請求項5】
前記税額を算出し直した商品と算出し直していない商品とを識別可能なレシートを発行する発行手段、
をさらに具備する請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の商品販売データ処理装置。
【請求項6】
商品販売データ処理装置のコンピュータを、
一取引として売り上げる商品の販売データを処理する処理手段、
前記商品に課せられる税の税額を算出する演算手段、
前記税の税率変更を受け付ける受付手段、及び、
前記処理手段により販売データが処理された商品に対して前記受付手段により税率変更を受け付けると、当該商品に課せられる税の税額を変更後の税率で算出し直す再演算手段、
として機能させるための制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置及びコンピュータを当該装置として機能させるための制御プログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
商品の消費に対して税が課せられる税制に関しては、飲料品又は食料品等のように生活に直接関与する商品の税率を他の商品よりも低く抑える、いわゆる軽減税率制度がある。軽減税率制度では、軽減税率の対象となる商品に対する税率は、対象とならない商品に対する通常税率よりも低くなる。ただし、軽減税率の対象となる商品であっても、消費の形態によっては対象とならないケースがあり得る。例えば、軽減税率の対象となる商品が「外食を除く飲料品又は食料品」と定義されていた場合、店舗で購入した飲料品又は食料品を持ち帰る、いわゆる持ち帰りであれば、軽減税率の対象となる。しかし、店舗内で飲料品又は食料品を飲食する、いわゆる店内飲食又はイートインの場合には外食扱いとなるため、軽減税率の対象とはならない。
【0003】
購入した飲料品又は食料品を持ち帰るのか店舗内で飲食するのかは、消費者が決める事項である。このため、店内飲食が可能な店舗の店員は、軽減税率の対象となる食料品等を購入した消費者が店内飲食を申し出た場合に、軽減税率ではなく通常税率でその商品の販売データが処理されるように、POS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置を操作する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-215794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、商品に課せられる税の税率が消費の形態によって変化する場合でも簡単な操作で対処できる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、商品販売データ処理装置は、処理手段と、演算手段と、受付手段と、再演算手段とを備える。処理手段は、一取引として売り上げる商品の販売データを処理する。演算手段は、商品に課せられる税の税額を算出する。受付手段は、税の税率変更を受け付ける。再演算手段は、処理手段により販売データが処理された商品に対して受付手段により税率変更を受け付けると、当該商品に課せられる税の税額を変更後の税率で算出し直す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係るPOS端末の要部回路構成を示すブロック図。
商品レコードの主要なデータ構造を示す模式図。
キーボードに配置される主要なキーのレイアウトを示す模式図。
税率テーブルの主要なデータ構造を示す模式図。
POS端末のメインメモリに形成される主要なワークエリアを示す模式図。
商品販売データの主要なデータ構造を示す模式図。
POS端末のプロセッサが実行するスキャニング処理の主要な手順を示す流れ図。
図7の外税処理の主要な手順を具体的に示す流れ図。
図7の内税処理の主要な手順を具体的に示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する外税商品イートイン処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する外税商品イートイン処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する外税商品持帰り処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する外税商品持帰り処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する内税商品イートイン処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する内税商品イートイン処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する内税商品持帰り処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末のプロセッサが実行する内税商品持帰り処理の主要な手順を示す流れ図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される確認画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される確認画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される登録画面の一例を示す模式図。
POS端末の第1ディスプレイに表示される小計画面の一例を示す模式図。
POS端末から印刷され発行されるレシートの一例を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、商品に課せられる税の税率が消費の形態によって変化する場合でも簡単な操作で対処できる商品販売データ処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施形態では、一般の商品に課せられる通常税率を10%とし、一部の商品に課せられる軽減税率を8%とする。そして、軽減税率の対象となる商品を、外食を除く飲料品又は食料品と定義する。したがって、飲料品又は食料品に課せられる税の税率は、持ち帰りの場合には軽減税率8%となるが、店内飲食の場合には通常税率10%となる。このような条件下において、店内飲食が可能なイートインスペースを備えた小売店舗の会計場所に設置されるPOS端末を、一実施形態の商品販売データ処理装置として例示する。
【0009】
図1は、本実施形態に係るPOS端末10の要部回路構成を示すブロック図である。POS端末10は、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、時計104、釣銭機インターフェース105、通信インターフェース106、キーボード107、スキャナ108、第1ディスプレイ109、第2ディスプレイ110、プリンタ111及びシステム伝送路112を備える。システム伝送路112は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。システム伝送路112は、プロセッサ101と、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、時計104、釣銭機インターフェース105、通信インターフェース106、キーボード107、スキャナ108、第1ディスプレイ109、第2ディスプレイ110及びプリンタ111とを相互に接続する。プロセッサ101、メインメモリ102及び補助記憶デバイス103がシステム伝送路112で接続されることにより、POS端末10のコンピュータが構成される。
【0010】
プロセッサ101は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ101は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、POS端末10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
(【0011】以降は省略されています)
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