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公開番号
2024132638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043487
出願日
2023-03-17
発明の名称
アクセスポイント、通信制御方法、およびプログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
H04W
36/30 20090101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線通信ができない期間を短縮するための構成をより効率的に実現すること。
【解決手段】本発明の一実施形態におけるアクセスポイントは、複数のチャンネルのうち第1チャンネルを用いて通信端末と無線通信を行う第1通信部と、優先信号を検出可能な検出部と、前記複数のチャンネルの各々を検査し、前記複数のチャンネルのうち前記第1チャンネルとは異なり、第1の条件を満たす第2チャンネルを設定し、前記検出部に対して、前記第2チャンネルによる前記優先信号の監視を指示し、前記第1通信部が前記第1チャンネルにおいて優先信号を検出したときに、前記第1チャンネルを前記第2チャンネルに切り替える制御部と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のチャンネルのうち第1チャンネルを用いて通信端末と無線通信を行う第1通信部と、
優先信号を検出可能な検出部と、
前記複数のチャンネルの各々を検査し、前記複数のチャンネルのうち前記第1チャンネルとは異なり、第1の条件を満たす第2チャンネルを設定し、
前記検出部に対して、前記第2チャンネルによる前記優先信号の監視を指示し、
前記第1通信部が前記第1チャンネルにおいて優先信号を検出したときに、前記第1チャンネルを前記第2チャンネルに切り替える制御部と、を含む、
アクセスポイント。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記複数のチャンネルの各々を所定の期間毎に検査し、前記第2チャンネルを設定する、
請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項3】
前記制御部は、
予め取得された前記複数のチャンネルの各々に対する検査結果に基づいて、前記所定の期間を更新する、
請求項2に記載のアクセスポイント。
【請求項4】
前記第1の条件は、前記第1通信部を除く前記複数のチャンネルの各々に接続された第2通信部の数、前記複数のチャンネルの各々において前記第2通信部から前記第1通信部に送信される信号の強度、および前記複数のチャンネルの各々において検出されるノイズ量の少なくとも一つを含む、
請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項5】
前記第1通信部が優先信号を検出し、および前記検出部が前記第2チャンネルによる監視中であるとき、
前記制御部は、前記第1チャンネルを、前記第1通信部と通信端末との無線通信を可能にし、かつ前記優先信号を検出しない第3チャンネルに切り替える、
請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項6】
前記制御部は、
日時情報を取得し、
前記日時情報が前記第1の条件とは異なる第2の条件を満たすとき、前記第3チャンネルを、前記第2チャンネルに切り替える、
請求項5に記載のアクセスポイント。
【請求項7】
前記第1通信部が起動開始したとき、
前記制御部は、前記第1チャンネルに、前記通信端末と通信可能であって、前記優先信号を検出しない第3チャンネルを設定する、
請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項8】
前記第1通信部とは異なる第2通信部が優先信号を検出したとき、
前記制御部は、前記複数のチャンネルの各々に対する検査結果および前記優先信号の検出結果に基づいて、前記第2チャンネルを設定する、
請求項1に記載のアクセスポイント。
【請求項9】
コンピュータが、
複数のチャンネルの各々を検査し、前記複数のチャンネルのうち通信端末と第1通信部との間での無線通信に用いられる第1チャンネルとは異なり、第1の条件を満たす第2チャンネルを設定し、
検出部に対して、前記第2チャンネルによる優先信号の監視を指示し、
前記第1通信部が前記第1チャンネルにおいて優先信号を検出したときに、前記第1チャンネルを前記第2チャンネルに切り替えることを含む、
通信制御方法。
【請求項10】
前記複数のチャンネルの各々を所定の期間毎に検査し、前記第2チャンネルを設定する、
請求項9に記載の通信制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポイント、通信制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
無線LANなどの無線通信においては、通信帯域として、2.4GHz帯、5GHz帯、または6GHzが用いられている。5GHz帯の中でもW53およびW56と呼ばれる帯域の使用においては、軍事用および気象用のレーダーシステムとの干渉を回避するための機能を実装しなくてはならない。この機能は、DFS(Dynamic Frequency Selection)機能と称されている。DFS機能は、以下の処理を実行するものである。まず、W53/W56に分類されるチャンネルと使用して無線通信を開始するときには、無線通信開始前に特定のレーダー信号(以下、単に「レーダー信号」または「優先信号」という)が1分間にわたって検出されないことを確認する処理が必要である。この処理は、CAC(Channel Availability Check)と称される。また、CACでレーダー信号が検出された場合には、レーダー信号の使用を優先させるために、そのチャンネルの使用を30分間停止しなければならない。一般的にはレーダー信号が検出されるとチャンネルを変更し、無線通信を再開しようとする。しかし、レーダー信号を検出した後は、レーダー信号が使用していないチャンネルを新たに使用したとしても、1分間にわたって無線通信ができない。なお、無線通信をしている状態は、ISM(In-Service Monitoring)と称される。
【0003】
このように無線通信ができない期間を少なくするために、端末通信用のモジュールとは別に、レーダー信号検出用のモジュールを用いる技術が、特許文献1に開示されている。この技術によれば、レーダー信号検出用のモジュールにおいて、端末通信用のモジュールで使用中のチャンネルとは異なるチャンネルを対象に、予めCACを実行する。これによって、通信中のチャンネルにおいてレーダー信号を検出しても、通信中のチャンネルをCACの対象であったチャンネルに切り替えることで、無線通信ができない期間を短縮することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-278825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、このような技術を用いても、チャンネルを切り替える処理に要する時間は無線通信ができず、また、レーダー信号検出用のモジュールは、端末通信用には用いることができないなど、効率的ではなかった。
【0006】
本発明の目的の一つは、無線通信ができない期間を短縮するための構成をより効率的に実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
また、本発明の一実施形態によれば、複数のチャンネルのうち第1チャンネルを用いて通信端末と無線通信を行う第1通信部と、優先信号を検出可能な検出部と、前記複数のチャンネルの各々を検査し、前記複数のチャンネルのうち前記第1チャンネルとは異なり、第1の条件を満たす第2チャンネルを設定し、前記検出部に対して、前記第2チャンネルによる前記優先信号の監視を指示し、前記第1通信部が前記第1チャンネルにおいて優先信号を検出したときに、前記第1チャンネルを前記第2チャンネルに切り替える制御部と、を含む、アクセスポイントが提供される。
【0008】
また、本発明の一実施形態によれば、コンピュータが、複数のチャンネルの各々を検査し、前記複数のチャンネルのうち通信端末と第1通信部との間での無線通信に用いられる第1チャンネルとは異なり、第1の条件を満たす第2チャンネルを設定し、検出部に対して、前記第2チャンネルによる優先信号の監視を指示し、前記第1通信部が前記第1チャンネルにおいて優先信号を検出したときに、前記第1チャンネルを前記第2チャンネルに切り替えることを含む、通信制御方法が提供される。
【0009】
また、本発明の一実施形態によれば、コンピュータに、複数のチャンネルの各々を検査し、前記複数のチャンネルのうち通信端末と第1通信部との間での無線通信に用いられる第1チャンネルとは異なり、第1の条件を満たす第2チャンネルを設定し、検出部に対して、前記第2チャンネルによる優先信号の監視を指示し、前記第1通信部が前記第1チャンネルにおいて優先信号を検出したときに、前記第1チャンネルを前記第2チャンネルに切り替えることを実行させる、プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、無線通信ができない期間を短縮するための構成をより効率的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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