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公開番号
2024132264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042977
出願日
2023-03-17
発明の名称
半導体装置の製造方法
出願人
株式会社デンソー
,
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社ミライズテクノロジーズ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G03F
9/00 20060101AFI20240920BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】アライメントマークが適切に認識されるための技術を提供すること。
【解決手段】本明細書によって開示される半導体装置の製造方法は、半導体基板(10)の表面(10a)に第1溝(12)を形成する第1工程と、前記半導体基板の前記表面に電極膜(20)をスパッタリングによって成膜する第2工程であって、前記第1溝に沿って前記電極膜の表面に第2溝(24)が形成される、前記第2工程と、前記第2溝をアライメントマークとして認識する第3工程と、を備える。前記第2工程では、前記第1溝に対応する位置で前記電極膜内にボイド(22)が形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体装置の製造方法であって、
半導体基板(10)の表面(10a)に第1溝(12)を形成する第1工程と、
前記半導体基板の前記表面に電極膜(20)をスパッタリングによって成膜する第2工程であって、前記第1溝に沿って前記電極膜の表面に第2溝(24)が形成される、前記第2工程と、
前記第2溝をアライメントマークとして認識する第3工程と、
を備え、
前記第2工程では、前記第1溝に対応する位置で前記電極膜内にボイド(22)が形成される、製造方法。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記第2工程では、Atanθ<2B+2Cが満たされるように前記電極膜を前記スパッタリングで成膜し、
Aは前記第1溝の幅、Bは前記第1溝の高さ、Cは前記スパッタリングで成膜される前記電極膜の厚さ、θは前記スパッタリングにおいてスパッタ粒子が前記半導体基板に向けて入射する角度である、請求項1に記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、アライメントマークの認識に関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、N
+
型基板の表面にN型層が形成された半導体基板が開示されている。N
+
型基板の内部にはボイドが形成されている。N
+
型基板とN型層は透明であるので、ボイドを外部から光学的に認識することができる。当該ボイドは、アライメントマークとして用いられる。なお、一般的には、アライメントマークは、半導体基板の表面に設けられた溝によって構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-041942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体基板の表面に、金属膜を成膜する場合がある。溝によって構成されたアライメントマーク上に金属膜が形成されると、溝がなだらかになる。即ち、金属膜の表面に形成される溝は、半導体基板の表面に形成された溝よりもなだらかになる。溝がなだらかになると、アライメントマークとして認識され難くなる。
【0005】
本明細書では、アライメントマークが適切に認識されるための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、半導体装置の製造方法を開示する。製造方法は、半導体基板(10)の表面(10a)に第1溝(12)を形成する第1工程と、前記半導体基板の前記表面に電極膜(20)をスパッタリングによって成膜する第2工程であって、前記第1溝に沿って前記電極膜の表面に第2溝(24)が形成される、前記第2工程と、前記第2溝をアライメントマークとして認識する第3工程と、を備える。前記第2工程では、前記第1溝に対応する位置で前記電極膜内にボイド(22)が形成される。
【0007】
上記の構成によると、半導体基板の表面に電極膜をスパッタリングによって成膜する際に、第1溝に対応する位置で電極膜内にボイドが形成される。その後、さらに電極膜をスパッタリングによって成膜すると、第1溝に沿って電極膜の表面に第2溝が形成される。半導体基板の表面上に成膜された金属膜の側面からも金属膜が成長するので、電極膜内にボイドが形成されるときには、電極膜の表面に形成される第2溝がなだらかになることが抑制される。従って、アライメントマークが適切に認識される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
半導体装置の断面図である。
マスク膜形成工程を説明するための図である。
レジスト膜形成工程を説明するための図である。
マスク膜エッチング工程を説明するための図である。
半導体基板エッチング工程を説明するための図である。
金属膜形成工程を説明するための図である。
金属膜成膜工程の開始時の状態を示す図である。
スパッタリングの途中の状態を示す図である。
比較例の半導体装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本技術の一実施形態では、前記第2工程では、Atanθ<2B+2Cが満たされるように前記電極膜を前記スパッタリングで成膜してもよい。Aは前記第1溝の幅、Bは前記第1溝の高さ、Cは前記スパッタリングで成膜される前記電極膜の厚さ、θは前記スパッタリングにおいてスパッタ粒子が前記半導体基板に向けて入射する角度である。この構成により、第1溝に対応する位置で電極膜内にボイドが形成される。
【0010】
(実施例)
図1は、半導体装置2の一部の断面図を示す。半導体装置2は、半導体基板10と、金属膜20とを備える。半導体基板10は、例えば、炭化シリコン(SiC)、シリコン(Si)、窒化ガリウム(GaN)等によって構成されている。金属膜20は、例えば、アルミニウムシリコン合金(AlSi)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、銅(Cu)、金(Au)等によって構成されている。金属膜20は、半導体装置2の電極として利用される。なお、図1では図示省略しているが、半導体装置2には、半導体素子を構成する素子構造(例えばイオン注入領域)等が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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