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公開番号2024131638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042030
出願日2023-03-16
発明の名称供給システム
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類F02B 51/00 20060101AFI20240920BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】エンジンから排出される窒素酸化物の量を抑制する供給システムにおいて、エンジンから排出される窒素酸化物の量を抑制する。
【解決手段】エンジン71にオゾンを供給する供給システムSは、水タンクに貯蔵された水を電気分解して水素及び酸素を生成する電解部1と、電解部1が生成した水素をエンジン71の吸気管80に供給する第1供給部21と、電解部1が生成した酸素からオゾンを生成するオゾン生成部5と、オゾン生成部5が生成したオゾンを吸気管80に供給する第2供給部22と、を有する。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
エンジンにオゾンを供給する供給システムであって、
水を電気分解して水素及び酸素を生成する電解部と、
前記電解部が生成した水素を前記エンジンの吸気管に供給する第1供給部と、
前記電解部が生成した酸素からオゾンを生成するオゾン生成部と、
前記オゾン生成部が生成したオゾンを前記吸気管に供給する第2供給部と、
を有する供給システム。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記エンジンの排気温度が所定値未満である場合に水素を前記吸気管に供給させ、前記排気温度が前記所定値以上である場合には水素を前記吸気管に供給させない供給制御部を有する、
請求項1に記載の供給システム。
【請求項3】
前記エンジンの排気温度が所定値未満である場合に前記吸気管にオゾンを供給させ、前記排気温度が前記所定値以上である場合にはオゾンを前記吸気管に供給させない供給制御部を有する、
請求項1に記載の供給システム。
【請求項4】
前記電解部と前記吸気管とを接続する管路に設けられた制御弁を開いて、前記電解部と前記制御弁との間の水素タンクに貯蔵されている水素を前記吸気管に供給させる供給制御部を有する、
請求項1に記載の供給システム。
【請求項5】
前記供給制御部は、前記制御弁の開度を調節して、前記エンジンの要求トルクに応じた量の水素を前記水素タンクから前記吸気管に供給させる、
請求項4に記載の供給システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンにオゾンを供給する供給システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンにオゾンを供給する技術が知られている。特許文献1には、エンジンの吸気管で放電を生じさせることで吸気(空気)からオゾンを生成し、当該オゾンをエンジンに供給する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-52607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、空気からオゾンを生成すると、空気に含まれる窒素から窒素酸化物が生成されてしまう。窒素酸化物はエンジンの燃焼過程を経ても残留するので、燃焼後にエンジンから排出される窒素酸化物の量が増加してしまうことがあった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、エンジンから排出される窒素酸化物の増加を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様においては、エンジンにオゾンを供給する供給システムであって、水を電気分解して水素及び酸素を生成する電解部と、前記電解部が生成した水素を前記エンジンの吸気管に供給する第1供給部と、前記電解部が生成した酸素からオゾンを生成するオゾン生成部と、前記オゾン生成部が生成したオゾンを前記吸気管に供給する第2供給部と、を有する供給システムを提供する。
【0007】
前記エンジンの排気温度が所定値未満である場合に水素を前記吸気管に供給させ、前記排気温度が前記所定値以上である場合には水素を前記吸気管に供給させない供給制御部を有してもよい。
【0008】
前記エンジンの排気温度が所定値未満である場合に前記吸気管にオゾンを供給させ、前記排気温度が前記所定値以上である場合にはオゾンを前記吸気管に供給させない供給制御部を有してもよい。
【0009】
前記電解部と前記吸気管とを接続する管路に設けられた制御弁を開いて、前記電解部と前記制御弁との間の水素タンクに貯蔵されている水素を前記吸気管に供給させる供給制御部を有してもよい。
【0010】
前記供給制御部は、前記制御弁の開度を調節して、前記エンジンの要求トルクに応じた量の水素を前記水素タンクから前記吸気管に供給させてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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