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公開番号2024131524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041846
出願日2023-03-16
発明の名称ヒ-トサ-モ式水位計
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人東京国際特許事務所
主分類G01F 23/22 20060101AFI20240920BHJP(測定;試験)
要約【課題】信頼性の高い温度計も兼ねるヒ-トサ-モ式水位計を提供する。
【解決手段】ヒ-トサ-モ式水位計10Aは、水深方向に間隔を空けて配置される複数の第1温度センサ11n(n=1~5)と、これら第1温度センサ11n(n=1~5)の周囲に熱エネルギーを放出するヒータ15と、外側と同じ水位を保つ内側に第1温度センサ11n(n=1~5)及びヒータ15が配置される筒状体16A(16)と、この筒状体16Aの外周面に配置される第2温度センサ12n(n=1~5)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水深方向に間隔を空けて配置される複数の第1温度センサと、
前記第1温度センサの周囲に熱エネルギーを放出するヒータと、
外側と同じ水位を保つ内側に前記第1温度センサ及び前記ヒータが配置される筒状体と、
前記筒状体の外周面に配置される第2温度センサと、を備えるヒ-トサ-モ式水位計。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載のヒ-トサ-モ式水位計において、
前記筒状体は、前記外側と前記内側を隔てる隔壁が中空構造を持つヒ-トサ-モ式水位計。
【請求項3】
請求項2に記載のヒ-トサ-モ式水位計において、
前記隔壁の前記中空構造は減圧密閉されるか又は媒体を循環されるヒ-トサ-モ式水位計。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のヒ-トサ-モ式水位計において、
前記筒状体の前記水深方向に前記第2温度センサが複数配置されているヒ-トサ-モ式水位計。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のヒ-トサ-モ式水位計において、
前記ヒータに電流を流して前記熱エネルギーを放出させる通電部と、
複数の前記第1温度センサから温度信号を受信する第1受信部と、
前記熱エネルギーを放出後の複数の前記第1温度センサの温度信号の変化量に基づいて水位を判定する水位判定部と、
複数の前記第2温度センサから温度信号を受信する第2受信部と、
前記ヒータに前記熱エネルギーが放出されているか否かにかかわらず、受信した前記第2温度センサの温度信号に基づいて、前記筒状体の前記外側の水又は気体の温度を判定する温度判定部と、を備えるヒ-トサ-モ式水位計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、温度計も兼ねるヒ-トサ-モ式水位計に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
原子力プラントの燃料プールに設置される水位計としてヒ-トサ-モ式水位計が適用されている。このヒ-トサ-モ式水位計は、温度計とヒ-タを持ち、気中と水中の熱伝達性の違いを利用し、ヒータをONにした時の温度計の温度上昇の違いから、気中と水中を判別する。このため、ヒ-タをONにした場合、温度計の温度信号は、燃料プールの水温を正確に反映していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6998279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、従来のヒ-トサ-モ式水位計では、ヒータをONにするとその近傍の水温が上昇するため、水位と水温を同時計測できない。そこで、水位と水温を同時計測するために、ヒ-トサ-モ式水位計とは別に温度計を設置する必要がある。しかし、水温計測の信頼性を確保するためには、別個に設置する温度計を離してヒータ発熱の影響を排除する必要があり、機器が大きくなる課題がある。
【0005】
本発明の実施形態はこのような事情を考慮してなされたもので、信頼性の高い温度計も兼ねる小型のヒ-トサ-モ式水位計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係るヒ-トサ-モ式水位計において、水深方向に間隔を空けて配置される複数の第1温度センサと、前記第1温度センサの周囲に熱エネルギーを放出するヒータと、外側と同じ水位を保つ内側に前記第1温度センサ及び前記ヒータが配置される筒状体と、前記筒状体の外周面に配置される第2温度センサと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態により、信頼性の高い温度計も兼ねる小型のヒ-トサ-モ式水位計を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態を示すヒ-トサ-モ式水位計の概念を示すZ-X縦断面図及びその制御部のブロック図。
第1実施形態に係るヒ-トサ-モ式水位計のX-Y水平断面図。
本発明の第2実施形態を示すヒ-トサ-モ式水位計の概念を示すZ-X縦断面図。
第2実施形態に係るヒ-トサ-モ式水位計のX-Y水平断面図。
本発明の第3実施形態を示すヒ-トサ-モ式水位計の概念を示すZ-X縦断面図。
第3実施形態に係るヒ-トサ-モ式水位計のX-Y水平断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示すヒ-トサ-モ式水位計10A(10)の概念を示すZ-X縦断面図及びその制御部20のブロック図である。図2はヒ-トサ-モ式水位計10A(10)のX-Y水平断面図である。
【0010】
このようにヒ-トサ-モ式水位計10Aは、水深方向(Z軸方向)に間隔を空けて配置される複数の第1温度センサ11
n
(n=1~5)と、これら第1温度センサ11
n
(n=1~5)の周囲に熱エネルギーを放出するヒータ15と、外側と同じ水位を保つ内側に第1温度センサ11
n
(n=1~5)及びヒータ15が配置される筒状体16A(16)と、この筒状体16Aの外周面に配置される第2温度センサ12
n
(n=1~5)と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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