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公開番号
2024130675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040533
出願日
2023-03-15
発明の名称
音信号処理方法、音信号処理装置及び音信号処理プログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】話者音声を入力している時のノイズを低減することができる音声処理装置を提供する。
【解決手段】音信号処理方法は、過去の会議の環境情報と、過去の音処理パラメータと、の関係を蓄積し、現在の会議の環境情報を取得し、蓄積した前記関係及び所定の推論アルゴリズムに基づいて、取得した前記現在の会議の環境情報に対応する現在の音処理パラメータを求め、音信号を受け付け、求めた前記現在の音処理パラメータに基づいて、受け付けた前記音信号に音処理を施す。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
過去の会議の環境情報と、過去の音処理パラメータと、の関係を蓄積し、
現在の会議の環境情報を取得し、
蓄積した前記関係及び所定の推論アルゴリズムに基づいて、取得した前記現在の会議の環境情報に対応する現在の音処理パラメータを求め、
音信号を受け付け、
求めた前記現在の音処理パラメータに基づいて、受け付けた前記音信号に音処理を施す、
音信号処理方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記過去の音処理パラメータ及び前記現在の音処理パラメータには、ノイズリダクション量が含まれており、
前記音処理において、前記現在の音処理パラメータの前記ノイズリダクション量に基づいて、前記音信号にノイズリダクションを行い、
前記ノイズリダクションを行った音信号を送信する、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項3】
前記過去の音処理パラメータ及び前記現在の音処理パラメータには、スピーカ音量が含まれており、
前記音処理において、前記現在の音処理パラメータの前記スピーカ音量に基づいて前記音信号の音量を制御し、
前記音量を制御した前記音信号をスピーカに出力する、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項4】
前記過去の音処理パラメータ及び前記現在の音処理パラメータには、ノイズリダクション量及びスピーカ音量が含まれており、
前記音信号は、マイクで収音した第1音信号と、他装置から受信した第2音信号と、を含み、
前記音処理において、前記現在の音処理パラメータの前記ノイズリダクション量に基づいて、前記第1音信号にノイズリダクションを行い、
前記ノイズリダクションを行った前記第1音信号を送信し、
前記現在の音処理パラメータの前記スピーカ音量に基づいて前記第2音信号の音量を制御し、
前記音量を制御した前記第2音信号をスピーカに出力する、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項5】
前記過去の会議の環境情報及び前記現在の会議の環境情報には、曜日、時間帯、場所、会議人数、会議メンバー、議題、部屋環境の少なくとも一つに関する情報が含まれている、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項6】
前記推論アルゴリズムは、蓄積した前記関係に基づいて前記環境情報の入力に対して前記音処理パラメータを出力する所定のネットワークモデルであり、
前記現在の会議の環境情報を前記所定のネットワークモデルに入力して前記現在の音処理パラメータを求める、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項7】
蓄積した前記関係は、複数の前記過去の会議の環境情報及び複数の前記過去の音処理パラメータを記憶するデータベースであり、
前記推論アルゴリズムは、特定のルールで前記データベースから、前記の現在の会議の環境情報と一致している前記過去の会議の環境情報を探し出し、探し出した前記過去の会議の環境情報に対応する前記過去の音処理パラメータに基づいて、前記現在の音処理パラメータを求める、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項8】
前記推論アルゴリズムは、二つ以上の前記過去の会議の環境情報を探し出した場合、当該二つ以上の過去の会議の環境情報に対応する二つ以上の前記過去の音処理パラメータに統計処理を用いて前記現在の音処理パラメータを求める、
請求項7に記載の音信号処理方法。
【請求項9】
前記推論アルゴリズムは、前記の現在の会議の環境情報と一致している前記過去の会議の環境情報がない場合、前記データベースに記憶された前記複数の過去の音処理パラメータの全ての平均値、又は前記の現在の会議の環境情報と近似する複数の前記過去の音処理パラメータの平均値を前記現在の音処理パラメータとする、
請求項7に記載の音信号処理方法。
【請求項10】
過去の会議の環境情報と、過去の音処理パラメータと、の関係を蓄積し、
現在の会議の環境情報を取得し、
蓄積した前記関係及び所定の推論アルゴリズムに基づいて、取得した前記現在の会議の環境情報に対応する現在の音処理パラメータを求め、
音信号を受け付け、
求めた前記現在の音処理パラメータに基づいて、受け付けた前記音信号に音処理を施す、
処理を実行するプロセッサを備えた音信号処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、音信号処理方法、音信号処理装置及び音信号処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、音声を出力する電子機器と、電子機器の位置情報を提供する配信装置及び通信端末と、近辺で行われる会議の会議情報を提供する配信装置及び通信端末と、を備える音量制御システムが開示されている。位置情報には、電子機器の位置が含まされている。会議情報には、少なくとも会議が行われる日時及び場所が含まれている。音量制御システムは、電子機器の位置及び電子機器が動作する日時に行われている会議の場所に基づいて電子機器の最大音量を設定する。具体的に、電子機器の位置と会議の場所とが近い程、電子機器の最大音量を小さくする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-154418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の発明は、近辺で重要な会議が行われている場合、会議の状況を把握してプロジェクタ等の音声を出力する機器を手動で調整することが難しい。したがって、特許文献1の発明は、上手く機器を調整できずにその会議に悪い影響を与える虞がある。また、特許文献1の発明は、近辺での会議情報に基づいて調整するものであって、自端末の過去の会議の環境情報に基づくものではない。
【0005】
また、特許文献1の発明は、会議の環境に応じて最適な音処理を行う発明ではない。
【0006】
以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、会議の環境に応じて最適な音処理を行う音声処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
音信号処理方法は、過去の会議の環境情報と、過去の音処理パラメータと、の関係を蓄積し、現在の会議の環境情報を取得し、蓄積した前記関係及び所定の推論アルゴリズムに基づいて、取得した前記現在の会議の環境情報に対応する現在の音処理パラメータを求め、音信号を受け付け、求めた前記現在の音処理パラメータに基づいて、受け付けた前記音信号に音処理を施す。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、会議の環境に応じて最適な音処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
音信号処理装置1の構成を示すブロック図である。
プロセッサ12の機能的構成を示すブロック図である。
プロセッサ12の動作を示すフローチャートである。
データベース142を構築する時のプロセッサ12の機能的構成を示すブロック図である。
データベース142に蓄積される関係を示す図である。
取得した現在の会議の環境情報の一例を示す図である。
抽出された環境情報を示す図である。
求めた現在の音処理パラメータを示す図である。
変形例1に係るプロセッサ12の機能ブロック図である。
変形例2に係るプロセッサ12の機能ブロック図である。
変形例3に係るプロセッサ12の機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、音信号処理装置1の構成を示すブロック図である。音信号処理装置1は、マイク11、プロセッサ12、RAM13、フラッシュメモリ14、通信インタフェース(I/F)15、スピーカ16、及びユーザI/F17を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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