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公開番号2024130206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039808
出願日2023-03-14
発明の名称マットレス
出願人西川株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47C 31/10 20060101AFI20240920BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】使用時におけるマットレス芯材のずれを抑制できるマットレスを提供する。
【解決手段】一実施形態に係るマットレスは、第1マットレス芯材10と、第1マットレス芯材10を収容する下カバー部3、及び、下カバー部3の上部に位置する上カバー部4を有するカバー2と、下カバー部3に対して上カバー部4を着脱可能とする着脱部材6と、を備える。下カバー部3は、第1マットレス芯材10とは異なる第2マットレス芯材20が載置される仕仕切り布3dを有する。上カバー部4は、下カバー部3に取り付けられた状態において、第2マットレス芯材20が配置されるマットレス配置空間A2を画成する。下カバー部3に対して上カバー部4が着脱されることにより、マットレス配置空間A2に第2マットレス芯材20が出し入れ自在とされている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1マットレス芯材と、
前記第1マットレス芯材を収容する下カバー部、及び、前記下カバー部の上部に位置する上カバー部を有するカバーと、
前記下カバー部に対して前記上カバー部を着脱可能とする着脱部材と、
を備え、
前記下カバー部は、前記第1マットレス芯材とは異なる第2マットレス芯材が載置される仕切り布を有し、
前記上カバー部は、前記下カバー部に取り付けられた状態において、前記第2マットレス芯材が配置されるマットレス配置空間を画成し、
前記下カバー部に対して前記上カバー部が着脱されることにより、前記マットレス配置空間に前記第2マットレス芯材が出し入れ自在とされている、
マットレス。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記着脱部材が全周ファスナーである、
請求項1に記載のマットレス。
【請求項3】
前記上カバー部が高伸縮性生地によって構成されている、
請求項1又は2に記載のマットレス。
【請求項4】
前記上カバー部は、前記マットレス配置空間に配置される機器の一部が通される開口と、前記開口を開閉する開閉部材とを有する、
請求項1又は2に記載のマットレス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、マットレス芯材とカバーとを備えたマットレスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、リバーシブルマットレスが記載されている。リバーシブルマットレスはクッション体を有する。クッション体は、高反発ウレタン層と、高反発ウレタン層の上に積層されるウレタン層と、ウレタン層の上に積層される高硬度ウレタン層と、高硬度ウレタン層の上に積層される高反発ウレタン層とを有する。クッション体は、側地材に被覆保護されてベッド上に水平に設置される。このリバーシブルマットレスは、低硬度ウレタン層及び高反発ウレタン層のいずれかを上に向けて用いることが可能である。
【0003】
特許文献2には、ダブルベッド一体のマットレス、ダブルベッドの2つのマットレス、又は初期に使用された3つ若しくは6つのマットレスを受容できるマットレスカバーが記載されている。マットレスカバーは、上側部分と下側部分とを有する。上側部分及び下側部分は、縁側面に沿って周囲を取り囲んで延びているスライドファスナを介して互いに結合されている。更に、下側部分には、上記のスライドファスナとは別の2つのスライドファスナが付加的に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-50931号公報
特表平9-508848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述したマットレスカバーには、複数のマットレス芯材を収容することが可能である。しかしながら、マットレスカバーの内部に複数のマットレス芯材が積層される場合、下側のマットレス芯材に対して上側のマットレス芯材がずれやすいという問題が生じうる。下側のマットレス芯材に対して上側のマットレス芯材がずれると、マットレスの上で寝る使用者の寝心地を損なう懸念がある。従って、使用時におけるマットレス芯材のずれを抑制することが求められる。
【0006】
本開示は、使用時におけるマットレス芯材のずれを抑制できるマットレスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るマットレスは、(1)第1マットレス芯材と、第1マットレス芯材を収容する下カバー部、及び、下カバー部の上部に位置する上カバー部を有するカバーと、下カバー部に対して上カバー部を着脱可能とする着脱部材と、を備える。下カバー部は、第1マットレス芯材とは異なる第2マットレス芯材が載置される仕切り布を有する。上カバー部は、下カバー部に取り付けられた状態において、第2マットレス芯材が配置されるマットレス配置空間を画成する。下カバー部に対して上カバー部が着脱されることにより、マットレス配置空間に第2マットレス芯材が出し入れ自在とされている。
【0008】
このマットレスでは、下カバー部に第1マットレス芯材が収容されている。下カバー部の上部には上カバー部が設けられ、上カバー部は着脱部材によって下カバー部に対して着脱可能とされている。下カバー部は第1マットレス芯材とは異なる第2マットレス芯材が載せられる仕切り布を有し、上カバー部は第2マットレス芯材が配置されるマットレス配置空間を画成する。従って、第2マットレス芯材が配置されるマットレス配置空間は、第1マットレス芯材が配置されている空間の上方に位置し、且つ当該空間とは独立して形成されるので、第1マットレス芯材に対する第2マットレス芯材のずれを抑制できる。すなわち、第2マットレス芯材が配置されるマットレス配置空間が仕切り布を介して第1マットレス芯材が配置される空間とは別とされていることにより、使用時における第1マットレス芯材に対する第2マットレス芯材のずれは生じにくい。従って、使用時におけるマットレス芯材のずれを抑制することができる。更に、上カバー部が下カバー部に対して着脱されることにより、仕切り布の上に形成されるマットレス配置空間に第2マットレス芯材が出し入れ可能である。従って、使用者は手持ちの第2マットレス芯材を有効活用できると共に、任意の第2マットレス芯材をマットレス配置空間に配置しても第2マットレス芯材をずれにくくすることができる。よって、使用者は好きな第2マットレス芯材を活用しつつ第2マットレス芯材のずれを抑制できるので、マットレスを用いたときの使用者の寝心地を更に良好にすることができる。
【0009】
(2)上記(1)において、着脱部材が全周ファスナーであってもよい。この場合、全周ファスナーのエレメントに沿ってスライダを移動させることによって上カバー部の着脱を行うことが可能となるので、下カバー部に対する上カバー部の着脱を容易に行うことができる。
【0010】
(3)上記(1)又は(2)において、上カバーが高伸縮性生地によって構成されていてもよい。この場合、第2マットレス芯材に対する上カバー部の締付力を強めることができるので、第2マットレス芯材のずれをより確実に抑制できる。更に、上カバー部が高伸縮性生地によって構成されていることにより、上カバー部を伸ばして厚い第2マットレス芯材をマットレス配置空間に収容することが可能となる。従って、第2マットレス芯材として更に多くの種類のものをマットレス配置空間に収容することができるので、マットレスの汎用性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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