TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024129689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023039045
出願日2023-03-13
発明の名称不純物回収装置および不純物回収方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 1/28 20060101AFI20240919BHJP(測定;試験)
要約【課題】親水性の半導体基板であっても、回収液による不純物の回収を自動化することができる不純物回収装置および不純物回収方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による不純物回収装置は、基板の表面に存在する不純物を回収する不純物回収装置である。ステージは、基板を搭載可能である。噴霧器は、基板の中心部から端部へ向かって回収液を噴霧する。回収部は、基板の端部から回収液を回収する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板の表面に存在する不純物を回収する不純物回収装置であって、
前記基板を搭載可能なステージと、
前記基板の中心部から端部へ向かって回収液を噴霧する噴霧器と、
前記基板の端部から前記回収液を回収する回収部とを備える、不純物回収装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記噴霧器は、前記回収液と乾燥した気体とを混合して前記基板に吹き付ける、請求項1に記載の不純物回収装置。
【請求項3】
前記噴霧器の吹き出し口は、前記基板の端部の傾斜方向とほぼ同一の傾斜方向に前記回収液と前記乾燥した気体を吹き付ける、請求項2に記載の不純物回収装置。
【請求項4】
前記回収液は、塩酸(HCl)、フッ酸(HF)、硝酸(HNO

)および過酸化水素水(H



)のいずれかである、請求項1に記載の不純物回収装置。
【請求項5】
前記回収部は、多孔質材料または繊維材料で構成されている、請求項1に記載の不純物回収装置。
【請求項6】
前記回収部は、前記回収液を回収する際に、前記基板から離間している、請求項1に記載の不純物回収装置。
【請求項7】
前記回収部は、前記回収液を回収する際に、前記基板の端部に接触しながら、前記基板の周方向の回転に伴い回転する、請求項1に記載の不純物回収装置。
【請求項8】
前記回収液を収容し、前記回収部を挿入することによって、前記回収部に含まれる前記不純物を前記回収液に抽出する抽出部と、
洗浄液を収容し、前記回収部を挿入することによって、前記回収部を洗浄する洗浄部と、
挿入された前記回収部に気体を吹き付けることによって、前記回収部を乾燥する乾燥部と、
前記抽出部、前記洗浄部、前記乾燥部の順番に前記回収部を移動させて挿入する駆動機構とをさらに備える、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の不純物回収装置。
【請求項9】
基板を搭載可能なステージと、回収液を前記基板へ噴霧する噴霧器と、前記基板から前記回収液を回収する回収部とを備えた不純物回収装置を用いて、前記基板の表面に存在する不純物を回収する不純物回収方法であって、
前記ステージ上の前記基板の中心部から端部へ向かって前記回収液を噴霧し、
前記基板の端部から前記回収液を回収することを具備する不純物回収方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、不純物回収装置および不純物回収方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ICP-MS(Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry)等の不純物の定量分析では、半導体基板の表面にある不純物を回収液に溶解させて回収し、この回収液を分析することによって不純物を分析する。
【0003】
撥水性の半導体基板である場合には、回収液による不純物の回収は自動で実行することができる。しかし、親水性の半導体基板である場合には、回収液を手動で拭き取る必要があり、回収液による不純物の回収を自動化することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-300605号公報
特開2008-159657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
半導体基板、特に親水性の半導体基板に対して、回収液による不純物の回収を自動化することができる不純物回収装置および不純物回収方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態による不純物回収装置は、基板の表面に存在する不純物を回収する不純物回収装置である。ステージは、基板を搭載可能である。噴霧器は、基板の中心部から端部へ向かって回収液を噴霧する。回収部は、基板の端部から回収液を回収する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態による不純物回収装置の構成例を示す概略図。
回収部および噴霧器の構成例を示す図。
回収部および噴霧器の構成例を示す図。
不純物の回収処理中の回収部の動作例を示す概略図。
不純物の回収処理中の回収部の動作例を示す概略図。
不純物の回収処理中の回収部の動作例を示す概略図。
不純物の回収処理中の回収部の動作例を示す概略図。
回収部の構成例を示す側面図。
第1実施形態による不純物回収装置を用いた不純物回収方法の一例を示す概略図。
第1実施形態による不純物回収装置を用いた不純物回収方法の一例を示す概略図。
第1実施形態による不純物回収方法の一例を示すフロー図。
第1実施形態による不純物回収方法の一例を示すフロー図。
抽出部に回収部を挿入した状態を示す図。
洗浄部に回収部を挿入した状態を示す図。
水洗部に回収部を挿入した状態を示す図。
乾燥部に回収部を挿入した状態を示す図。
第2実施形態による回収部および噴霧器の構成例を示す図。
第2実施形態による回収部および噴霧器の構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものである。明細書と図面において、同一の要素には同一の符号を付す。
【0009】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による不純物回収装置1の構成例を示す概略図である。不純物回収装置1は、例えば、ICP-MS等によって不純物の定量分析を行う前に、半導体基板Wの表面にある不純物を回収するために用いられる。不純物は、回収液に溶解させて回収液ごと回収する。ICP-MS装置等の定量分析装置において、この回収液を分析することによって不純物を定量分析する。なお、不純物回収装置1は、例えば、ICP-MS装置等の定量分析装置に組み込まれていてもよいし、定量分析装置とは別の装置として設けられていてもよい。
【0010】
不純物回収装置1は、ステージ10と、噴霧器20a、20bと、回収部30と、支持部40と、抽出・洗浄部50と、駆動部60と、コントローラ70と、カメラ80とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
今日
株式会社コロナ
石油ストーブ
7日前
個人
電気抵抗の測定方法
15日前
株式会社ヨコオ
プローブ
今日
太陽誘電株式会社
センサ
3日前
太陽誘電株式会社
検出装置
18日前
株式会社トプコン
測量装置
7日前
北陽電機株式会社
光電センサ
14日前
CKD株式会社
錠剤検査装置
22日前
株式会社東芝
センサ
18日前
株式会社キーエンス
超音波流量センサ
18日前
個人
変位測定装置
今日
個人
二次電池繰返パルス放電器用基板
今日
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
8日前
株式会社チノー
放射光導光型温度計
18日前
株式会社デンソートリム
ガスセンサ
今日
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
3日前
ローム株式会社
磁気検出装置
8日前
ニデック株式会社
測定用治具
15日前
愛知製鋼株式会社
位置推定システム
21日前
株式会社ジークエスト
感温センサー
18日前
ニデック株式会社
測定用治具
15日前
株式会社 システムスクエア
検査装置
7日前
東レ株式会社
センサー素子及びガスセンサー
21日前
株式会社ヒロハマ
包装用容器の気密検査治具
24日前
TDK株式会社
センサモジュール
24日前
TDK株式会社
磁気検出システム
24日前
株式会社アガタ
閉空間監視システム
3日前
三菱電機株式会社
腐食促進試験装置
24日前
ホシデン株式会社
センサ装置
18日前
ローム株式会社
加速度センサ
7日前
株式会社イシダ
X線検査装置
18日前
個人
計量器具
14日前
エスペック株式会社
温度槽及び環境形成装置
24日前
エイブリック株式会社
DCDCコンバータ制御装置
15日前
株式会社東芝
センサ及び電子装置
今日
続きを見る