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公開番号2024129674
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023039025
出願日2023-03-13
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06F 11/30 20060101AFI20240919BHJP(計算;計数)
要約【課題】インフラストラクチャーの推定の実体と、インフラストラクチャーの実際の実体との差異を把握し易くすること。
【解決手段】情報処理装置100は、第1作業の内容を申請した1以上の第1記録120を取得する。情報処理装置100は、クラウド110との通信によって、インフラ111の状態の雛型130を取得する。情報処理装置100は、取得した雛型130に、取得した1以上の第1記録120を適用することにより、インフラ111の推定の実体131を特定する。情報処理装置100は、クラウド110との通信によって、第1作業を実施した後のインフラ111の実際の実体140を特定する。情報処理装置100は、特定した推定の実体131と、特定した実際の実体140とを比較した結果を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
クラウド上のインフラストラクチャーの実体を変更する第1作業の内容を申請した1以上の第1記録を取得し、
前記クラウドとの通信によって、前記インフラストラクチャーの状態の雛型を取得し、
取得した前記雛型に、取得した前記1以上の第1記録を適用することにより、前記インフラストラクチャーの推定の実体を特定し、
前記クラウドとの通信によって、前記第1作業を実施した後の前記インフラストラクチャーの実際の実体を特定し、
特定した前記推定の実体と、特定した前記実際の実体とを比較した結果を出力する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記インフラストラクチャーの設計を変更する第2作業の内容を申請した1以上の第2記録を取得し、
取得した前記雛型に、取得した前記1以上の第2記録を適用することにより、前記インフラストラクチャーの推定の設計を特定し、
前記第2作業を実施した後の前記インフラストラクチャーの実際の設計を特定し、
特定した前記推定の設計と、特定した前記実際の設計とを比較した結果を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
取得した前記雛型に、前記第2作業を実施した後の前記インフラストラクチャーの設計を適用することにより、前記インフラストラクチャーの実際の設計を特定する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
特定した前記実際の実体と、特定した前記実際の設計とを比較した結果を出力する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
特定した前記実際の実体と、特定した前記実際の設計とに基づいて、特定した前記実際の実体のうち、特定した前記実際の設計とは異なる第1部分と、特定した前記推定の実体とを比較した結果を出力する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
特定した前記実際の実体と、特定した前記実際の設計とに基づいて、特定した前記実際の設計のうち、特定した前記実際の実体とは異なる第2部分と、特定した前記推定の設計とを比較した結果を出力する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
クラウド上のインフラストラクチャーの実体を変更する第1作業の内容を申請した1以上の第1記録を取得し、
前記クラウドとの通信によって、前記インフラストラクチャーの状態の雛型を取得し、
取得した前記雛型に、取得した前記1以上の第1記録を適用することにより、前記インフラストラクチャーの推定の実体を特定し、
前記クラウドとの通信によって、前記第1作業を実施した後の前記インフラストラクチャーの実際の実体を特定し、
特定した前記推定の実体と、特定した前記実際の実体とを比較した結果を出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
クラウド上のインフラストラクチャーの実体を変更する第1作業の内容を申請した1以上の第1記録を取得し、
前記クラウドとの通信によって、前記インフラストラクチャーの状態の雛型を取得し、
取得した前記雛型に、取得した前記1以上の第1記録を適用することにより、前記インフラストラクチャーの推定の実体を特定し、
前記クラウドとの通信によって、前記第1作業を実施した後の前記インフラストラクチャーの実際の実体を特定し、
特定した前記推定の実体と、特定した前記実際の実体とを比較した結果を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、開発者が予め作成した設計書に従って、運用者が、クラウド上のインフラストラクチャーを作成する。インフラストラクチャーは、ハードウェアから抽象化したリソースなどを含む。例えば、開発者は、インフラストラクチャーの実体を変更することを望む場合、インフラストラクチャーの実体を変更する作業の内容を、運用者に送信する。例えば、運用者は、受信した作業の内容が、管理者に承認された後に、受信した作業の内容に従って、インフラストラクチャーの実体を変更する作業を実施する。
【0003】
先行技術としては、例えば、プロジェクトの変更の実績における変更の対象が、変更の計画後に、他の変更の実績によって変更された場合、警告を出力するものがある。また、例えば、設定変更に伴う各種性能項目への影響度を算出し、算出した影響度が改善効果を示すか悪化効果を示すかを判定する技術がある。また、例えば、障害イベントにより通知された障害部位に基づいて、障害により影響がある仮想デバイスと論理デバイスと物理デバイスとの関係を抽出する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-197728号公報
国際公開第2016/143064号
特開2010-009411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、管理者が認識するインフラストラクチャーの推定の実体と、運用者が変更したインフラストラクチャーの実際の実体とが乖離してしまうことがある。例えば、運用者が、作業上の制約またはミスなどによって、インフラストラクチャーの実体を、受信した変更の内容の通りに変更しない場合が考えられる。この場合、管理者が認識するインフラストラクチャーの推定の実体と、運用者が変更したインフラストラクチャーの実際の実体とが乖離してしまうことになる。
【0006】
1つの側面では、本発明は、インフラストラクチャーの推定の実体と、インフラストラクチャーの実際の実体との差異を把握し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様によれば、クラウド上のインフラストラクチャーの実体を変更する第1作業の内容を申請した1以上の第1記録を取得し、前記クラウドとの通信によって、前記インフラストラクチャーの状態の雛型を取得し、取得した前記雛型に、取得した前記1以上の第1記録を適用することにより、前記インフラストラクチャーの推定の実体を特定し、前記クラウドとの通信によって、前記第1作業を実施した後の前記インフラストラクチャーの実際の実体を特定し、特定した前記推定の実体と、特定した前記実際の実体とを比較した結果を出力する情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが提案される。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、インフラストラクチャーの推定の実体と、インフラストラクチャーの実際の実体との差異を把握し易くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、チケット管理テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。
図5は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。
図6は、変更管理チケットのデータ構造600の一例を示す説明図である。
図7は、インフラの実体のデータ構造700の一例を示す説明図である。
図8は、インフラの設計のデータ構造800の一例を示す説明図である。
図9は、変更管理チケットを抽出する一例を示す説明図である。
図10は、仮の実体および仮の設計を生成する一例を示す説明図である。
図11は、推定の実体および推定の設計を生成する一例を示す説明図である。
図12は、推定の実体1110と実際の実体1200とを比較する一例を示す説明図である。
図13は、推定の設計1303と実際の設計1302とを比較する一例を示す説明図である。
図14は、実際の実体1200と実際の設計1302とを比較する一例を示す説明図である。
図15は、推定の実体1110または推定の設計1303をさらに比較する一例を示す説明図である。
図16は、運用処理手順の一例を示すシーケンス図である。
図17は、比較処理手順の一例を示すシーケンス図(その1)である。
図18は、比較処理手順の一例を示すシーケンス図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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