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公開番号
2024129613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038937
出願日
2023-03-13
発明の名称
調理用鍋の蓋体
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A47J
36/06 20060101AFI20240919BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】調理用鍋の蓋体の構造に関し、蓋を閉じたまま、蓋面の一部を適宜の領域で開放することを可能とした蓋体を提供する。
【解決手段】
調理用鍋の蓋体1の上面の所定面域を開口させた開口窓11と、該開口窓11の全域を覆う面版状を成すと共に、前記蓋体1の中央部から外周縁方向に伸びる折り線で山折り線部20aと谷折り線部20bを交互に繰り返す蛇腹折り構造を成した扉体2と、該扉体2が蛇腹作動によって前記蓋体1の上面に沿って倣い移動するようにガイドするガイド手段4と、前記扉体の蛇腹作動による伸縮方向の両端部において、両端側にそれぞれ分離可能な保持手段3を設けたことを特徴としている。かかる構成により、上記ガイド手段4にガイドされて扉体2の蛇腹折り移動が円滑かつ自在となる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
調理用鍋の蓋体であって、
該蓋体の上面の所定面域を開口させた開口窓と
該開口窓の全域を覆う面版状を成すと共に、前記蓋体の中央部から外周縁方向に伸びる折り線で山折り線部と谷折り線部を交互に繰り返す蛇腹折り構造を成した扉体と、
該扉体が蛇腹作動によって前記蓋体の上面に沿って倣い移動するようにガイドするガイド手段と、
前記扉体の蛇腹作動による伸縮方向の両端部において、一方端側を前記蓋体に固定すると共に他端側を前記蓋体と分離可能に構成した保持手段を設けたこと、又は両端側にそれぞれ分離可能な保持手段を設けたこと、のいずれかの構成を採ったことを特徴とする調理用鍋の蓋体。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記ガイド手段が、
前記扉体の谷折り線部から谷折り線延長方向へ、蓋体の内側と外側へそれぞれ突出させた倣い部材と、
前記開口窓付近の蓋体中央側と蓋体外周側にそれぞれ配置され、前記各倣い部材との係合移動をガイドするガイド部材と、
から成ることを特徴とする請求項1記載の調理用鍋の蓋体。
【請求項3】
前記倣い部材と前記ガイド部材との係合を解除して扉体を蓋体から分離可能としたことを特徴とする請求項2記載の調理用鍋の蓋体。
【請求項4】
前記保持手段が、
扉体側又は蓋体側のいずれか一方側に係合凸部を、他方側に係合受け部を配置した構成であることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の調理用鍋の蓋体。
【請求項5】
請求項4記載の保持手段は、
係合後には引張力をもって保持させることを特徴とする請求項4記載の調理用鍋の蓋体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理用鍋の蓋体の構造に関し、特に、蓋を閉じたまま、蓋面の一部を適宜の領域で開放することを可能とした調理用鍋の蓋体に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から調理用鍋の蓋体を閉じたままで蓋面の一部の領域を開放して、鍋内の状態を見たり、中の食材を攪拌したり、さらには必要な調味料の添加を目的とした調理用鍋の蓋体が存在していた。これを目的として、蓋を閉じたまま蓋面の一部を回転させて、所定の領域(半円形、扇形、等)を開口する構成として、特許文献1の「折りたためる鍋のフタ」、特許文献2の「煮炊器の蓋」、及び特許文献3の「便利鍋」などが開示されている。これらは蓋体の中央部の摘まみを回転中心として所定中心角の扇形の部分を他方部分に重畳させるようにして回転させる構成を採ったものである。
【0003】
また、蓋面の一部の領域を、蝶番等で扉状に上下方向に開扉させる分割蓋体を構成要素した特許文献4の「鍋及びやかんの蓋」が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭49―149167号公報
実開昭51―120868号公報
実開昭58―55720号公報
実開平3―66837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記公報に開示された各考案の鍋用の蓋体は、開閉時の操作性と洗浄時の取扱の煩雑性と衛生上の課題があった。
【0006】
すなわち、特許文献1で開示されている「折りたためる鍋のフタ」は、鍋とのセットになったものであるため、汎用性に乏しく、特許文献2の「煮水器の蓋」にあっては、蓋体の一部の移動部分を重ねる方式であるため、その間に食材の滓などが残存して、洗浄が完全でない課題があった。特許文献3の「便利鍋」も同様に可動する蓋体を分離して洗浄することができない課題があった。
【0007】
さらに、特許文献4の「鍋及びやかんの蓋」には、開閉蓋版であるため、開口面積が特定されており、開口面積の適宜設定ができないという課題があった。
【0008】
本発明は、上記課題に着目して成されたものであり、鍋に被せたままの蓋体を、その一部に形成した開口窓を蛇腹作動によって適宜適時に開放することを目的とした調理蓋用の蓋体を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、前記課題を解決するため調理用の鍋蓋を、以下のように構成した。
すなわち、調理用鍋の蓋体であって、該蓋体の上面の所定面域を開口させた開口窓と、該開口窓の全域を覆う面版状を成すと共に、前記蓋体の中央部から外周縁方向に伸びる折り線で山折り線部と谷折り線部を交互に繰り返す蛇腹折り構造を成した扉体と、該扉体が蛇腹作動によって前記蓋体の上面に沿って倣い移動するようにガイドするガイド手段と、前記扉体の蛇腹作動による伸縮方向の両端部において、一方端側を前記蓋体に固定すると共に他端側を前記蓋体と分離可能に構成した保持手段を設けたこと、又は両端側にそれぞれ分離可能な保持手段を設けたこと、のいずれかの構成を採ったことを特徴としている。
【0010】
また、上記ガイド手段としては、前記扉体の谷折り線部から谷折り線延長方向へ、蓋体の内側と外側へそれぞれ突出させた倣い部材と、前記開口窓付近の蓋体中央側と蓋体外周側にそれぞれ配置され、前記各倣い部材との係合移動をガイドするガイド部材と、から成ることを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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