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公開番号2024129539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038825
出願日2023-03-13
発明の名称車両の電動コンプレッサの取付け構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60H 1/32 20060101AFI20240919BHJP(車両一般)
要約【課題】衝突時に電力ケーブルが電動コンプレッサから抜けることを抑制することができる車両の電動コンプレッサの取付け構造を提供すること。
【解決手段】エンジンが車体に対して通電可能に設けられ、電動コンプレッサが締結部によってエンジンに通電可能に取り付けられた車両の電動コンプレッサの取付け構造であって、電動コンプレッサに電力を供給する電力ケーブルは、コネクタを介して電動コンプレッサに接続されているとともに、固定部によってエンジンに固定され、電動コンプレッサとエンジンとを電気的に接続するアースケーブルは、電力ケーブルのうち固定部によってエンジンに固定された部分からコネクタによって電動コンプレッサに接続された部分までの長さよりも短い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンが車体に対して通電可能に設けられ、電動コンプレッサが締結部によって前記エンジンに通電可能に取り付けられた車両の電動コンプレッサの取付け構造であって、
前記電動コンプレッサに電力を供給する電力ケーブルは、コネクタを介して前記電動コンプレッサに接続されているとともに、固定部によって前記エンジンに固定され、
前記電動コンプレッサと前記エンジンとを電気的に接続するアースケーブルは、前記電力ケーブルのうち前記固定部によって前記エンジンに固定された部分から前記コネクタによって前記電動コンプレッサに接続された部分までの長さよりも短い
ことを特徴とする車両の電動コンプレッサの取付け構造。
続きを表示(約 95 文字)【請求項2】
前記電力ケーブルと前記アースケーブルとは、前記エンジンの同じ位置に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両の電動コンプレッサの取付け構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の電動コンプレッサの取付け構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エンジンが車体に対して通電可能に設けられた車両構造において、電動コンプレッサがエンジンにボルト締結されているとともに、電動コンプレッサのカバー部材もエンジンにボルト締結された構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-093767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、電動コンプレッサのカバー部材がアースとして機能することが記載されているものの、電動コンプレッサに電力を供給する電力ケーブルが衝突時に電動コンプレッサから抜けてしまうことへの対策については記載されていない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、衝突時に電力ケーブルが電動コンプレッサから抜けることを抑制することができる車両の電動コンプレッサの取付け構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、エンジンが車体に対して通電可能に設けられ、電動コンプレッサが締結部によって前記エンジンに通電可能に取り付けられた車両の電動コンプレッサの取付け構造であって、前記電動コンプレッサに電力を供給する電力ケーブルは、コネクタを介して前記電動コンプレッサに接続されているとともに、固定部によって前記エンジンに固定され、前記電動コンプレッサと前記エンジンとを電気的に接続するアースケーブルは、前記電力ケーブルのうち前記固定部によって前記エンジンに固定された部分から前記コネクタによって前記電動コンプレッサに接続された部分までの長さよりも短いことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、アースケーブルの長さが固定部とコネクタとの間の電力ケーブルの長さよりも短いことにより、衝突時に締結部が破断しても電動コンプレッサの脱落をアースケーブルによって防止できるため、電力ケーブルが電動コンプレッサから抜けることを抑制することができる。
【0008】
また、前記電力ケーブルと前記アースケーブルとは、前記エンジンの同じ位置に固定されてもよい。
【0009】
この構成によれば、電力ケーブルとアースケーブルとがエンジンの同じ位置に固定され、かつアースケーブルは電力ケーブルのうち固定部とコネクタとの間の長さよりも短いので、衝突時に締結部が破断しても、この固定された部分を支点にしてアースケーブルが電動コンプレッサに接続された状態となる。そのため、衝突時に電動コンプレッサから電力ケーブルが抜けることを抑制することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、アースケーブルの長さが固定部とコネクタとの間の電力ケーブルの長さよりも短いことにより、衝突時に締結部が破断しても電動コンプレッサの脱落をアースケーブルによって防止できるため、電力ケーブルが電動コンプレッサから抜けることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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