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公開番号2024129526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038804
出願日2023-03-13
発明の名称情報処理システム及びプログラム
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/0482 20130101AFI20240919BHJP(計算;計数)
要約【課題】生産設備に関する情報を容易に表示することの可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】表示部による表示処理を設定するための表示設定ファイルに含まれる項目と、対象を生産する生産設備に関する生産設備情報に含まれる項目と、の対応付けが規定されたマッピングファイルを参照して、取得された生産設備情報に基づいて表示設定ファイルを生成する表示設定ファイル生成部と、表示設定ファイルに基づいて、表示部に生産設備情報を表示させる表示処理部と、を備える情報処理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
表示部による表示処理を設定するための表示設定ファイルに含まれる項目と、対象を生産する生産設備に関する生産設備情報に含まれる項目と、の対応付けが規定されたマッピングファイルを参照して、取得された前記生産設備情報に基づいて表示設定ファイルを生成する表示設定ファイル生成部と、
前記表示設定ファイルに基づいて、前記表示部に前記生産設備情報を表示させる表示処理部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記表示設定ファイルに含まれる項目のうちから第１項目の選択を受け付ける第１選択受付部と、
前記生産設備情報に含まれる項目のうちから第２項目の選択を受け付ける第２選択受付部と、
前記第１項目と前記第２項目との対応付けを含む前記マッピングファイルを生成するマッピングファイル生成部と、
を更に備える、請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記表示処理部は、前記第１選択受付部が前記第１項目の選択を受け付けた場合、前記表示部に、前記生産設備情報に含まれる少なくとも１つの項目を表示させ、
前記第２選択受付部は、前記表示部に表示された前記少なくとも１つの項目のうちから、前記第２項目の選択を受け付ける、
請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記生産設備情報に含まれる項目は階層化されており、
前記表示処理部は、前記表示部に、前記生産設備情報に含まれる項目のうち、選択された項目の直下の階層に含まれる項目を表示させる、
請求項３に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記表示設定ファイルに含まれる１つの項目と前記生産設備情報に含まれる１つの項目との間の経路を指定する操作を受け付ける経路指定操作受付部、を更に備え、
前記第１選択受付部は、前記経路に係る前記表示設定ファイルに含まれる前記１つの項目を前記第１項目として、前記第１項目の選択を受け付け、
前記第２選択受付部は、前記経路に係る前記生産設備情報に含まれる前記１つの項目を前記第２項目として、前記第２項目の選択を受け付ける、
請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記生産設備情報に含まれる項目は階層化されており、
前記表示処理部は、前記表示部に、前記生産設備情報に含まれる項目のうち、選択された項目の直下の階層に含まれる項目を表示させる、
請求項５に記載の情報処理システム。
【請求項７】
コンピュータに、
対象を生産する生産設備に関する生産設備情報を取得することと、
表示部による表示処理を設定するための表示設定ファイルに含まれる項目と、前記生産設備情報に含まれる項目と、の対応付けが規定されたマッピングファイルを参照して、取得された前記生産設備情報に基づいて表示設定ファイルを生成することと、
前記表示設定ファイルに基づいて、前記表示部に前記生産設備情報を表示させることと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、多くの生産現場では、業務の標準化や生産効率の向上、品質・稼働の安定化などの目的から、生産ラインの稼働データ、センサデータなどを可視化することが求められている。例えば、特許文献１には、複数のオブジェクトによって構成されるＨＭＩ（ヒューマンマシンインターフェース）プロジェクトの編集を行うＨＭＩ編集部と、ＨＭＩプロジェクトの編集画面を表示する表示部と、を備えるＨＭＩ開発支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１６０１７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１のＨＭＩ開発支援装置では、ユーザ自らが、可視化する情報の名称や単位、データの格納場所などを示す設定ファイルを記述する必要があり、その負担が大きかった。特に、システム毎に変数の名称や単位にゆらぎがある場合、生産ラインや製造パターンの変更により再度、設定ファイルを一から記述する必要が生じ、その負担が顕著となる。
【０００５】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、生産設備に関する情報を容易に表示することの可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、表示部による表示処理を設定するための表示設定ファイルに含まれる項目と、対象を生産する生産設備に関する生産設備情報に含まれる項目と、の対応付けが規定されたマッピングファイルを参照して、取得された生産設備情報に基づいて表示設定ファイルを生成する表示設定ファイル生成部と、表示設定ファイルに基づいて、表示部に生産設備情報を表示させる表示処理部と、を備える情報処理システム。
【０００７】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、対象を生産する生産設備に関する生産設備情報を取得することと、表示部による表示処理を設定するための表示設定ファイルに含まれる項目と、生産設備情報に含まれる項目と、の対応付けが規定されたマッピングファイルを参照して、取得された生産設備情報に基づいて表示設定ファイルを生成することと、表示設定ファイルに基づいて、表示部に生産設備情報を表示させることと、を実行させる。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、生産設備に関する情報を容易に表示することの可能なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
生産システムの構成の一例を示す図である。
生産ライン情報Ｄ１０１のデータ構成の一例を示す図である。
表示設定ファイルＤ１０５のデータ構造の一例を示す図である。
マッピングファイルＤ１０４のデータ構造の一例を示す図である。
生産システムの処理手順の一例を示すフロー図である。
マッピングファイル生成画面Ｔ１の一例を示す図である。
マッピングファイル生成画面Ｔ２の一例を示す図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態（以下、「本実施形態」という）について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。本実施形態において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、一つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が２つ以上の物理的手段や装置により実現されてもよく、二つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が１つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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