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公開番号2024129479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038709
出願日2023-03-13
発明の名称ソフトウェアの更新装置、ソフトウェアの更新プログラム、ソフトウェアの更新方法、及びソフトウェアの更新システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 8/65 20180101AFI20240919BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの都合の悪いときにソフトウェアの更新が行われることを抑制する。
【解決手段】ソフトウェアの更新装置は、ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することを実行する。更新装置は、取得したスケジュール情報に基づき、将来において予定イベントが入らない空白期間を予測することを実行する。更新装置は、情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、空白期間内で決定することを実行する。更新装置は、更新予定日時にソフトウェアの更新を行うことを実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することと、
取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、
情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、
前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、
を実行する
ソフトウェアの更新装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記更新予定日時を決定した場合に、当該更新予定日時に関する情報を外部に送信すること、
を実行する
請求項1に記載のソフトウェアの更新装置。
【請求項3】
前記更新予定日時を決定した場合に、当該更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことを承諾するか否かの確認を行うことと、
前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことについて承諾が得られたことを条件に、前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、
を実行する
請求項1又は請求項2に記載のソフトウェアの更新装置。
【請求項4】
前記更新は、前記ソフトウェアのアクティベートを含んでいる
請求項1又は請求項2に記載のソフトウェアの更新装置。
【請求項5】
前記情報処理装置は、車両に搭載されており、
前記ユーザが前記車両を利用しない期間である非利用期間を予測することと、
前記非利用期間内であって前記ユーザの予定が入らない期間を、前記空白期間として予測することと、
を実行する
請求項1又は請求項2に記載のソフトウェアの更新装置。
【請求項6】
更新装置に、
ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することと、
取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、
情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、
前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、
を実行させる
ソフトウェアの更新プログラム。
【請求項7】
更新装置が、
ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することと、
取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、
情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、
前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、
を実行する
ソフトウェアの更新方法。
【請求項8】
ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を記憶しているスケジュール管理装置と、
前記スケジュール管理装置と通信可能な車両に搭載された更新装置と、
を備え、
前記更新装置は、
前記スケジュール情報を前記スケジュール管理装置から取得することと、
取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、
前記車両に搭載された情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、
前記更新予定日時を決定した場合に、前記更新予定日時に関する情報を前記スケジュール管理装置に送信することと、
前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、
を実行し、
前記スケジュール管理装置は、
前記更新予定日時に関する情報を前記更新装置から取得することと、
前記更新予定日時に関する情報に応じて前記スケジュール情報を更新することと、
を実行する
ソフトウェアの更新システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ソフトウェアの更新装置、ソフトウェアの更新プログラム、ソフトウェアの更新方法、及びソフトウェアの更新システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の制御システムは、個人端末と、複数の機器と、制御装置とを備えている。制御装置は、様々なタイミングで機器の動作パターンを取得する。ここで、動作パターンは、例えば、第1機器のオンオフなどの動作状況、第2機器のオンオフなどの動作状況といったように、複数の機器の動作状況の組み合わせを示すものである。そして、制御装置は、様々なタイミングで取得した複数の動作パターンを記憶する。また、制御装置は、ユーザの個人端末から、ユーザのスケジュール情報を取得する。ここで、スケジュール情報は、ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含んでいる。さらに、制御装置は、スケジュール情報に含まれる予定イベント毎に、当該予定イベントの時間帯において機器を動作させる動作パターンを決定する。このとき、制御装置は、当該制御装置が記憶した動作パターンの中からユーザに動作パターンを選択させることにより、予定イベントの時間帯において機器を動作させる動作パターンを決定する。そして、制御装置は、予定イベントの時間帯において、決定した動作パターンにより複数の機器を動作させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-158186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような制御システムにおいて、例えば各機器のソフトウェアを更新したい場合がある。一般に、ソフトウェアの更新中は、各機器の機能の一部又は全部が使用できなくなる。そのため、やみくもにソフトウェアの更新を実行してしまうと、ユーザが各機器を使用したいタイミング、各機器が動作するべきタイミングに、ソフトウェアの更新タイミングが重なってしまうおそれがある。この場合、ユーザは、ソフトウェアの更新が終了するまで各機器の使用を待たなければならないので、不便である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのソフトウェアの更新装置は、ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することと、取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、を実行する。
【0006】
上記課題を解決するためのソフトウェアの更新プログラムは、更新装置に、ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することと、取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、を実行させる。
【0007】
上記課題を解決するためのソフトウェアの更新方法は、更新装置が、ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を取得することと、取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、を実行する。
【0008】
上記課題を解決するためのソフトウェアの更新システムは、ユーザの予定イベントの有無、及び当該予定イベントの時間帯に関する情報を含むスケジュール情報を記憶しているスケジュール管理装置と、前記スケジュール管理装置と通信可能な車両に搭載された更新装置と、を備え、前記更新装置は、前記スケジュール情報を前記スケジュール管理装置から取得することと、取得した前記スケジュール情報に基づき、将来において前記予定イベントが入らない空白期間を予測することと、前記車両に搭載された情報処理装置に対するソフトウェアの更新を行う日時である更新予定日時を、前記空白期間内で決定することと、前記更新予定日時を決定した場合に、前記更新予定日時に関する情報を前記スケジュール管理装置に送信することと、前記更新予定日時に前記ソフトウェアの更新を行うことと、を実行し、前記スケジュール管理装置は、前記更新予定日時に関する情報を前記更新装置から取得することと、前記更新予定日時に関する情報に応じて前記スケジュール情報を更新することと、を実行する。
【発明の効果】
【0009】
上記構成によれば、ユーザの予定が入らないであろう空白期間内に更新予定日時が決定されるので、ユーザの都合の悪いときにソフトウェアの更新が行われることは抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
更新システムの概略構成図である。
第1制御、第2制御、及び第3制御を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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