TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024129295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038403
出願日2023-03-13
発明の名称天板付什器
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 3/08 20060101AFI20240919BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】操作性やレイアウト性を向上させることができる天板付什器を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る天板付什器は、床面上を走行する走行部を有する支持構造体と、使用位置及び不使用位置の間で左右方向に沿う第1軸線回りに回転可能に支持構造体に支持された天板ユニットと、ロック状態及びロック解除状態間を移動可能に天板ユニットに支持された天板切替機構と、第1保持状態及び第2保持状態間を移動可能に天板ユニットに支持された走行部切替機構と、初期位置を挟んで第1側及び第2側に移動可能に前記天板ユニットに支持された操作部と、操作部の初期位置から第1側への移動に伴い天板切替機構をロック状態からロック解除状態に移行させる一方、操作部の初期位置から第2側への移動に伴い走行部切替機構を第1保持状態から第2保持状態に移行させる伝達機構と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
床面上を走行する走行部を有し、前記走行部が前記床面上を走行不能な走行不能状態、及び前記走行部が前記床面上を走行可能な走行可能状態間で切替可能であって、前記床面に設置された支持構造体と、
前記支持構造体に支持された天板を有し、前記天板の作業面が上方を向く使用位置、及び前記作業面が前後方向の一方側を向く不使用位置の間で左右方向に沿う第1軸線回りに回転可能に前記支持構造体に支持された天板ユニットと、
前記支持構造体に係合して前記支持構造体に対する前記天板ユニットの前記不使用位置への前記第1軸線回りの回転を規制するロック状態、及び前記支持構造体との係合が解除されて前記支持構造体に対する前記天板ユニットの前記第1軸線回りの回転を許容するロック解除状態間を移動可能に前記天板ユニットに支持された天板切替機構と、
前記走行部を前記走行不能状態に保持する第1保持状態及び前記走行部を前記走行可能状態に保持する第2保持状態間を移動可能に前記天板ユニットに支持された走行部切替機構と、
初期位置を挟んで第1側及び前記第1側とは反対側である第2側に移動可能に前記天板ユニットに支持された操作部と、
前記操作部の前記初期位置から前記第1側への移動に伴い前記天板切替機構を前記ロック状態から前記ロック解除状態に移行させる一方、前記操作部の前記初期位置から前記第2側への移動に伴い前記走行部切替機構を前記第1保持状態から前記第2保持状態に移行させる伝達機構と、を備えている天板付什器。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記伝達機構は、
前記天板切替機構に連係する第1伝達部と、
前記走行部切替機構に連係する第2伝達部と、を備え、
前記第1伝達部及び前記第2伝達部それぞれが、前記操作部に接続されている請求項1に記載の天板付什器。
【請求項3】
前記第1伝達部及び前記第2伝達部が、連係部材として一体に形成されている請求項2に記載の天板付什器。
【請求項4】
前記伝達機構は、
前記連係部材と、
前記天板のうち前記作業面とは反対側を向く裏面に沿って延びるとともに、前記連係部材及び前記操作部間を接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、前記初期位置に対する前記第1側又は前記第2側への前記操作部の移動に伴い、前記裏面に沿って移動可能である請求項3に記載の天板付什器。
【請求項5】
前記操作部は、前記操作部が前記初期位置よりも前記第1側又は前記初期位置よりも前記第2側に設定された規制位置にあるときに、前記規制位置に保持可能に構成されている請求項4に記載の天板付什器。
【請求項6】
前記連係部材は、左右方向に沿う第2軸線回りに互いに相対回転可能に前記天板ユニットに支持され、
前記操作部は、前記第2軸線よりも上方に位置するとともに、左右方向に沿う第3軸線回りに回転可能に前記天板ユニットに支持され、
前記接続部のうち、第1側端部は前記第3軸線に沿う第4軸線回りに回転可能に前記連係部材に支持され、第2側端部は前記第3軸線に沿う第5軸線回りに回転可能に前記操作部に支持され、
前記操作部は、前記初期位置において前記第3軸線と前記第4軸線とを結ぶ仮想線に対して左右方向から見て一方側に前記第5軸線が位置し、前記規制位置において前記仮想線に対して左右方向から見て他方側に前記第5軸線が位置している請求項5に記載の天板付什器。
【請求項7】
前記天板には、前記使用位置において、下方に突出する突出部が形成され、
前記操作部は、前記突出部に支持されている請求項1から請求項6の何れか1項に記載の天板付什器。
【請求項8】
前記突出部は、前記天板と別体で設けられている請求項7に記載の天板付什器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板付什器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
天板付什器として、床面上を走行可能なキャスタを有する支持構造体と、作業面が上方を向く使用位置及び作業面が前方を向く不使用位置間で支持構造体に回転可能に支持された天板と、を備えた構成が知られている。例えば、下記特許文献1には、キャスタのロック位置及びアンロック位置間の切り替え(キャスタ切替動作)と、天板の使用位置及び不使用位置間の切り替え(フラップ動作)と、を一つのレバーで行える構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2989581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術にあっては、レバーを一方向に操作することで、キャスタをロック位置からアンロック位置に切り替えるとともに、天板を使用位置から不使用位置に切り替えられる構成である。そのため、キャスタ及び天板の位置を切り替えるにあたって、レバーの一方向への操作量が大きくなり易い。そのため、従来の天板付什器では、レバー周辺のレイアウト性を向上させる点で改善の余地があった。また、キャスタ切替動作及びフラップ動作の何れかのみを行う際に、操作が煩雑であるという課題があった。
【0005】
本発明は、操作性やレイアウト性を向上させることができる天板付什器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
(1)本開示の一態様に係る天板付什器は、床面上を走行する走行部を有し、前記走行部が前記床面上を走行不能な走行不能状態、及び前記走行部が前記床面上を走行可能な走行可能状態間で切替可能であって、前記床面に設置された支持構造体と、前記支持構造体に支持された天板を有し、前記天板の作業面が上方を向く使用位置、及び前記作業面が前後方向の一方側を向く不使用位置の間で左右方向に沿う第1軸線回りに回転可能に前記支持構造体に支持された天板ユニットと、前記支持構造体に係合して前記支持構造体に対する前記天板ユニットの前記不使用位置への前記第1軸線回りの回転を規制するロック状態、及び前記支持構造体との係合が解除されて前記支持構造体に対する前記天板ユニットの前記第1軸線回りの回転を許容するロック解除状態間を移動可能に前記天板ユニットに支持された天板切替機構と、前記走行部を前記走行不能状態に保持する第1保持状態及び前記走行部を前記走行可能状態に保持する第2保持状態間を移動可能に前記天板ユニットに支持された走行部切替機構と、初期位置を挟んで第1側及び前記第1側とは反対側である第2側に移動可能に前記天板ユニットに支持された操作部と、前記操作部の前記初期位置から前記第1側への移動に伴い前記天板切替機構を前記ロック状態から前記ロック解除状態に移行させる一方、前記操作部の前記初期位置から前記第2側への移動に伴い前記走行部切替機構を前記第1保持状態から前記第2保持状態に移行させる伝達機構と、を備えている。
【0007】
本態様によれば、操作部の初期位置に対する移動の向きに応じて、天板のフラップ動作と、走行部の切替動作と、を切り替えることができる。これにより、従来のようにレバーの一方向の移動によって天板のフラップ動作及び走行部の切替動作を行う場合に比べて、各動作を行うにあたっての操作量を小さく抑えることができる。そのため、伝達機構や天板切替機構の周辺でのレイアウト性を向上させることができる。また、天板のフラップ動作及び走行部の切替動作を連係機構の移動の向きで切り替えることで、操作方法を簡単に判断できる。その結果、誤操作の発生を抑制して、操作性の向上の向上を図ることができる。
【0008】
(2)上記(1)の態様に係る天板付什器において、前記伝達機構は、前記天板切替機構に連係する第1伝達部と、前記走行部切替機構に連係する第2伝達部と、を備え、前記第1伝達部及び前記第2伝達部それぞれが、前記操作部に接続されていることが好ましい。
本態様によれば、操作部の初期位置に対する移動の向きに応じて各伝達部のうち対応する伝達部が動作することで、天板のフラップ動作及び走行部の切替動作を切り替えることができる。
【0009】
(3)上記(2)の態様に係る天板付什器において、前記第1伝達部及び前記第2伝達部が、連係部材として一体に形成されていることが好ましい。
本態様によれば、第1伝達部及び第2伝達部を別体で形成する場合に比べて部品点数の削減やレイアウト性の向上を図ることができる。
【0010】
(4)上記(3)の態様に係る天板付什器において、前記伝達機構は、前記連係部材と、前記天板のうち前記作業面とは反対側を向く裏面に沿って延びるとともに、前記連係部材及び前記操作部間を接続する接続部と、を備え、前記接続部は、前記初期位置に対する前記第1側又は前記第2側への前記操作部の移動に伴い、前記裏面に沿って移動可能であることが好ましい。
本態様によれば、連係部材と操作部との間を接続部によって接続することで、天板の裏面上における操作部の位置の自由度を高めることができる。これにより、レイアウト性の更なる向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社オカムラ
搬送台車
5日前
株式会社オカムラ
天板付什器
2日前
株式会社オカムラ
倉庫システム
5日前
株式会社オカムラ
倉庫システム
5日前
株式会社オカムラ
倉庫システム
5日前
株式会社オカムラ
倉庫システム
5日前
株式会社オカムラ
保管システム
9日前
株式会社オカムラ
保管庫制御装置及びプログラム
9日前
個人
6か月前
個人
鍋蓋
1か月前
個人
椅子
4か月前
個人
焼き網
3か月前
個人
モップ
10か月前
個人
棚の支柱
10か月前
個人
泡立て器
9か月前
個人
乾燥器具
11日前
個人
ふさかけ
11か月前
個人
調理道具
9か月前
個人
スプーン
6か月前
個人
9か月前
個人
絵馬守り
11か月前
個人
絵馬
5か月前
個人
エコ掃除機
2か月前
個人
寝具補助具
6か月前
個人
折り畳み台
9か月前
個人
手動挟持具
9か月前
個人
健康学習台
8か月前
個人
皮引き俎板
5か月前
個人
商品トレー
6か月前
個人
コップの取手
5か月前
個人
焚火台
11か月前
個人
調理用具用蓋
9か月前
個人
食器皿セット
6か月前
個人
便座の取っ手
12か月前
個人
加熱調理器具
9か月前
個人
宅配ボックス
5か月前
続きを見る