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公開番号2024128805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023038025
出願日2023-03-10
発明の名称電動車
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 1/00 20060101AFI20240913BHJP(車両一般)
要約【課題】安全性を向上可能な電動車を提供する。
【解決手段】電動車は、車両の前後方向に互いに離間するとともにそれぞれが前記車両の幅方向に延びる二つのビームを有する、フレームと、ケースと、前記ケースに設けられるとともに電流が流れるコネクタと、を有し、前記フレームに取り付けられる、モータユニットと、を備え、前記モータユニットは、前記フレームの下方に位置して当該フレームに覆われ、前記コネクタは、前記二つのビームの間に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の前後方向に互いに離間するとともにそれぞれが前記車両の幅方向に延びる二つのビームを有する、フレームと、
ケースと、前記ケースに設けられるとともに電流が流れるコネクタと、を有し、前記フレームに取り付けられる、モータユニットと、
を備え、
前記モータユニットは、前記フレームの下方に位置して当該フレームに覆われ、
前記コネクタは、前記二つのビームの間に位置する、
電動車。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記車両の前後方向において、前記車両の前後方向に沿う第1方向の前記フレームの端は、前記第1方向の前記モータユニットの端から、前記第1方向に離間している、
請求項1に記載の電動車。
【請求項3】
電動コンプレッサをさらに備え、
前記車両の前後方向において、前記フレームの前方の端は、前記モータユニットの前方の端よりも、前方に位置し、
前記車両の前後方向において、前記モータユニットの前方の端は、前記電動コンプレッサの前方の端よりも、前方に位置する、
請求項1に記載の電動車。
【請求項4】
前記ケースは、前記コネクタが設けられるとともに少なくとも部分的に前記二つのビームの間に位置する介在部を有し、
前記介在部は、前記車両の前後方向における当該介在部の前方の端に位置するとともに前記二つのビームのうち一方に向く第1斜面と、前記車両の前後方向における当該介在部の後方の端に位置するとともに前記二つのビームのうち他方に向く第2斜面と、を有し、
前記第1斜面及び前記第2斜面は、前記車両の上方に向かって先細る、
請求項1~3のうちいずれか1項に記載の電動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、モータユニットと、モータユニットに電力を供給するケーブルと、モータユニットが取り付けられるフレームと、を備える電動車が知られている。モータユニットとケーブルとの接続部には、高電圧の電気が流れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-3935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電動車では、モータユニットは、フレームと一体化している。そのため、例えば、車両が前方から衝撃を受けた場合、モータユニットとフレームとは、車両後方に移動する。この時、高電圧の電気が流れるモータユニットとケーブルとの接続部が、他の搭載部品と接触する虞がある。
【0005】
本発明の目的は、安全性を向上可能な電動車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するために、本発明に係る電動車は、車両の前後方向に互いに離間するとともにそれぞれが前記車両の幅方向に延びる二つのビームを有する、フレームと、ケースと、前記ケースに設けられるとともに電流が流れるコネクタと、を有し、前記フレームに取り付けられる、モータユニットと、を備え、前記モータユニットは、前記フレームの下方に位置して当該フレームに覆われ、前記コネクタは、前記二つのビームの間に位置する。
【0007】
この構成によれば、例えば、車両が前後方向から衝撃を受けた場合、フレームの二つのビームは、衝撃を受けるとともにコネクタを保護する。そのため、コネクタは、前後方向からの衝撃によって損傷してしまうことを抑制できる。従って、本実施形態では、電動車の安全性を向上させることが可能である。
【0008】
また、本発明に係る電動車では、車両の前後方向において、前記車両の前後方向に沿う第1方向のフレームの端は、前記第1方向のモータユニットの端から、前記第1方向に離間している。
【0009】
この構成によれば、例えば、車両が前方又は後方の物体に衝突した場合、モータユニットよりも先にフレームが衝撃を受ける。この場合、モータユニットは、フレームに取り付けられているため、フレームと一体的に移動する。すなわち、本実施形態の電動車では、モータユニットとフレームとが相対的に移動してフレームがコネクタを損傷してしまうこと、を抑制できる。
【0010】
また、本発明に係る電動車は、電動コンプレッサをさらに備え、車両の前後方向において、フレームの前方の端は、モータユニットの前方の端よりも、前方に位置し、前記車両の前後方向において、前記モータユニットの前方の端は、前記電動コンプレッサの前方の端よりも、前方に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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