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公開番号2024128086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024112168,2021156301
出願日2024-07-12,2021-09-27
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240912BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】筐体内部への不正なアクセスを防止するとともにスピーカの音質および音圧を適正に確保することができる遊技機を提供。
【解決手段】下部スピーカ58の背面側が背面カバー60に覆われ、背面カバー60の筒状部62には、その周方向に並ぶ複数の開口64と、複数の開口64と背面カバー60の内部空間とを連通させる連通路65と、が設けられている。連通路65は、少なくとも2回屈曲したクランク状に形成されていることで、下部スピーカ58を通して筐体内部に針金等を用いて不正にアクセスしようとしても、連通路65を針金等が通過することができず、不正行為を未然に防ぐことができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、前記筐体の前面側に設けられる前面扉と、を備え、前記前面扉にスピーカが設けられた遊技機であって、
前記前面扉は、前記筐体に開閉可能に支持される扉本体を有し、
前記スピーカは、前記扉本体の内面側に固定されるとともに、当該スピーカの背面側が背面カバーに覆われ、
前記背面カバーは、前記扉本体の内面部に固定されるベース部と、前記ベース部から前記筐体の内方に延びる筒状部と、を少なくとも有し、
前記筒状部には、その周方向に並ぶとともに前記扉本体の内部に開口した複数の開口と、前記複数の開口と前記背面カバーの内部空間とを連通させる連通路と、が設けられ、
前記連通路は、少なくとも2回屈曲したクランク状に形成され、
前記筒状部は、周方向に交互に配置される第一壁部と第二壁部とを有し、前記第一壁部と前記第二壁部との間に前記連通路が設けられ、前記第一壁部と前記第二壁部とが互いに異なる断面形状を有し、
前記連通路は、前記第一壁部に対して線対称のクランク状に形成され、周方向に並んで複数設けられ、前記背面カバーは、前記筒状部から前記筐体の内方に延びて前記スピーカの後端部を囲む延長筒部を有し、
前記延長筒部は、前記筒状部よりも外径が小さい小径筒部と、前記小径筒部の後端部から径方向内方に折れ曲がって前記スピーカの後端部に沿うフランジ部と、を有して形成されている
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットマシンやパチンコ機等に代表される遊技機に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。例えば、スロットマシンやパチンコ機は、遊技機の前面扉から前方に様々な遊技音を発出するためのスピーカを備えている(例えば、特許文献1参照)。スピーカは、前面扉本体に複数の孔を設けたスピーカグリルの内側に設けられており、このスピーカを針金等で貫通して筐体内部へ不正なアクセスが危惧されるため、そのような不正なアクセスを防止するために、スピーカの背面側に背面カバーが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-51472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の背面カバーは、背面カバー内部と筐体内部とを連通する開口が小さく、スピーカの音質や音圧が確保しにくいという問題がある。一方で開口を大きくすると、その開口を通して不正なアクセスを招きやすくなり、不正行為防止の観点から問題がある。
【0005】
本発明の目的は、筐体内部への不正なアクセスを防止するとともにスピーカの音質および音圧を適正に確保することができる遊技機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、請求項1に記載の発明は、
筐体と、前記筐体の前面側に設けられる前面扉と、を備え、前記前面扉にスピーカが設けられた遊技機であって、
前記前面扉は、前記筐体に開閉可能に支持される扉本体を有し、
前記スピーカは、前記扉本体の内面側に固定されるとともに、当該スピーカの背面側が背面カバーに覆われ、
前記背面カバーは、前記扉本体の内面部に固定されるベース部と、前記ベース部から前記筐体の内方に延びる筒状部と、を少なくとも有し、
前記筒状部には、その周方向に並ぶとともに前記扉本体の内部に開口した複数の開口と、前記複数の開口と前記背面カバーの内部空間とを連通させる連通路と、が設けられ、
前記連通路は、少なくとも2回屈曲したクランク状に形成され、
前記筒状部は、周方向に交互に配置される第一壁部と第二壁部とを有し、前記第一壁部と前記第二壁部との間に前記連通路が設けられ、前記第一壁部と前記第二壁部とが互いに異なる断面形状を有し、
前記連通路は、前記第一壁部に対して線対称のクランク状に形成され、周方向に並んで複数設けられ、前記背面カバーは、前記筒状部から前記筐体の内方に延びて前記スピーカの後端部を囲む延長筒部を有し、
前記延長筒部は、前記筒状部よりも外径が小さい小径筒部と、前記小径筒部の後端部から径方向内方に折れ曲がって前記スピーカの後端部に沿うフランジ部と、を有して形成されている
ことを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0007】
このような本発明に係る遊技機によれば、スピーカの背面側を覆う背面カバーは、ベース部と筒状部とを有し、筒状部に設けられた複数の開口と背面カバーの内部空間とを連通させる連通路が設けられ、連通路が少なくとも2回屈曲したクランク状に形成されていることで、スピーカを通して筐体内部に針金等を用いて不正にアクセスしようとしても、2回以上屈曲した連通路を針金等が通過することができず、不正行為を未然に防ぐことができる。また、複数の開口および連通路によって背面カバーの内部空間と扉本体の内部空間とが連通されているので、スピーカの音質および音圧を適正に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態におけるスロットマシンの前面扉の背面図である。
スロットマシンの前面扉の下部ユニットの背面図である。
下部ユニットの縦断面図であり、図2の矢視A-A断面図である。
下部ユニットを背面側から見た分解斜視図である。
下部ユニットを背面側から見た分解斜視図である。
下部ユニット一部を拡大して示す縦断面図である。
スピーカの背面カバーの斜視図である。
スピーカの背面カバーの正面図である。
第2の実施形態におけるスロットマシンの前面扉の背面図である。
スロットマシンの前面扉の上部ユニットの正面図である。
前面扉の上部ユニットの縦断面図である。
前面扉に設けられる側部ランプの分解斜視図である。
側部ランプのサイドランプの分解斜視図である。
サイドランプの正面図である。
サイドランプの横断面図であり、図14の矢視A-A断面図である。
図15の一部を拡大したサイドランプの横断面図である。
側部ランプの正面図である。
側部ランプの横断面図であり、図17の矢視B-B断面図である。
図18の一部を拡大した側部ランプの表示部の横断面図である。
(A)、(B)は、本発明の変形例に係るサイドランプの導光板の一部を示す断面図である。
実施形態の変形例に係る表示部の一部を示す断面図である。
第3の実施形態におけるスロットマシンの前面扉の背面図である。
スロットマシンの前面扉の上部ユニットの正面図である。
前面扉の上部ユニットの縦断面図であり、図23の矢視A-A断面図である。
上部ユニットを背面側から見た縦断面図であり、図24の矢視C断面図である。
上部ユニットの見上げの横断面図であり、図23~25の矢視B-B断面図である。
上部ユニット本体(扉本体)の上面図である。
上部ランプの着脱ユニットの底面図である。
上部ランプの分解斜視図である。
上部ランプの固定演出部の正面図である。
上部ランプの一部を拡大した縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第1の実施形態について、添付図面を参照して説明する。以下では、本発明を遊技機の一種である回胴式遊技機、具体的にはスロットマシン10に適用した場合の一実施形態について説明する。図1は、スロットマシン10の前面扉の背面図である。
【0010】
〔遊技機の全体構造〕
スロットマシン10は、その外殻を形成する筐体を備えている。筐体は、木製のパネルを組み合わせて、全体として前面を開放した箱状に形成されており、遊技ホールへの設置の際にいわゆる島設備に対し釘を打ち付ける等して取り付けられる。なお、筐体は、木製のパネルによって構成されるものに限らず、合成樹脂製パネルまたは金属製パネルによって構成されてもよいし、合成樹脂材料または金属材料によって一体の箱状に形成されたものでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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