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公開番号2024127622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036899
出願日2023-03-09
発明の名称医療従事者支援プログラム、患者支援プログラム、及びサーバ
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G16H 10/60 20180101AFI20240912BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】患者と医療従事者との組合せに紐付けて発行された有効期限付きの連携コードの期限管理を可能にする。
【解決手段】医療従事者支援プログラムは、複数の患者について、各患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されたかどうかについての問合せをサーバに送信することと、前記問合せに対する回答を前記サーバから受信することと、前記回答を参照して、前記複数の患者のうち、いずれの患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されたかに関する情報、及び前記複数の患者のうち、1人以上の患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されていない場合は、当該1人以上の患者に紐付く連携コードの有効期限が切れていないかどうかに関する情報を含む連携状況情報を、各患者を識別する識別情報とともに出力機器を介して出力することとを含む動作をコンピュータに実行させる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
患者と医療従事者との組合せに紐付けて発行された有効期限付きの連携コードを当該有効期限までに当該患者の端末から受信すると、当該患者に紐付けてストレージに保管している患者情報へのアクセスの権限を当該医療従事者に付与するサーバと通信可能なコンピュータに、
複数の患者について、各患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されたかどうかについての問合せを前記サーバに送信することと、
前記問合せに対する回答を前記サーバから受信することと、
前記回答を参照して、前記複数の患者のうち、いずれの患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されたかに関する情報、及び前記複数の患者のうち、1人以上の患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されていない場合は、当該1人以上の患者に紐付く連携コードの有効期限が切れていないかどうかに関する情報を含む連携状況情報を、各患者を識別する識別情報とともに出力機器を介して出力することと
を含む動作を実行させる医療従事者支援プログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記連携状況情報は、前記複数の患者のうち、少なくとも1人の患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されておらず、かつ当該少なくとも1人の患者に紐付く連携コードの有効期限が切れていない場合は、当該少なくとも1人の患者に紐付く連携コードの有効期限までの期間の長さを示す情報を含む請求項1に記載の医療従事者支援プログラム。
【請求項3】
前記動作は、
前記複数の患者について、各患者に紐付く連携コードを発行することを更に含む請求項1に記載の医療従事者支援プログラム。
【請求項4】
前記発行することは、前記複数の患者について、各患者に紐付く連携コードを前記サーバに送信するとともに、各患者に紐付く連携コードをディスプレイに表示又はプリンタで印刷することを含む請求項3に記載の医療従事者支援プログラム。
【請求項5】
前記動作は、
前記複数の患者のうち、少なくとも1人の患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与された場合は、当該少なくとも1人の患者に紐付く患者情報を要求する操作を、入力機器を介して受け付けると、当該少なくとも1人の患者に紐付く患者情報を前記サーバから取得し、取得した患者情報を、前記出力機器を介して出力することを更に含む請求項1に記載の医療従事者支援プログラム。
【請求項6】
患者と医療従事者との組合せに紐付けて発行された有効期限付きの連携コードを当該有効期限までに当該患者の端末から受信すると、当該患者に紐付けてストレージに保管している患者情報へのアクセスの権限を当該医療従事者に付与するサーバと通信可能なコンピュータに、
前記連携コードを入力する操作を、入力機器を介して受け付けることと、
前記連携コードを前記サーバに送信することと、
前記患者情報へのアクセスの権限が前記医療従事者に付与されたかどうかについての通知を前記サーバから受信することと、
前記通知を、前記医療従事者を識別する識別情報とともに出力機器を介して出力することと
を含む動作を実行させる患者支援プログラム。
【請求項7】
前記連携コードを入力する操作は、前記連携コードが前記患者の介護者の端末に表示されているときに前記連携コードを読み取る操作である請求項6に記載の患者支援プログラム。
【請求項8】
前記動作は、
前記患者の身体、バイタルサイン、又は症状に関する情報を入力する操作を、前記入力機器を介して受け付けると、前記患者情報として、入力された情報を前記サーバに送信することを更に含む請求項6に記載の患者支援プログラム。
【請求項9】
前記動作は、
前記患者の身体に関する測定の結果を、当該測定を行う測定機器から受信すると、前記患者情報として、受信した結果を前記サーバに送信することを更に含む請求項6に記載の患者支援プログラム。
【請求項10】
患者の端末及び医療従事者の端末と通信を行う通信部と、
前記患者に紐付けてストレージに保管している患者情報へのアクセスの権限が前記医療従事者に付与されたかどうかについての問合せを、前記通信部を介して前記医療従事者の端末から受信すると、前記権限が付与されたかどうかについての回答を、前記通信部を介して前記医療従事者の端末に送信し、前記患者と前記医療従事者との組合せに紐付けて発行された有効期限付きの連携コードを当該有効期限までに前記通信部を介して前記患者の端末から受信すると、前記権限を前記医療従事者に付与するとともに、前記権限が前記医療従事者に付与されたことについての通知を、前記通信部を介して前記患者の端末に送信する制御部と
を備えるサーバ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、医療従事者支援プログラム、患者支援プログラム、及びサーバに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、患者端末、サーバ、及び医療従事者端末を備えるシステムが開示されている。このシステムにおいて、患者端末は、医療従事者に開示する患者情報の選択を受け付ける。患者端末は、選択された患者情報の開示を要求する要求情報をサーバに送信する。サーバは、患者端末から送信された要求情報に基づいて、選択された患者情報の開示を許可する許可情報を患者端末に提供する。医療従事者端末は、患者端末に提供された許可情報の入力を受け付ける。医療従事者端末は、入力された許可情報をサーバに送信する。サーバは、医療従事者端末から送信された許可情報に基づいて、選択された患者情報の開示を許可する。医療従事者端末は、選択された患者情報を取得して出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-196846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシステムのような許可情報の代わりに、有効期限付きの連携コードを患者と医療従事者との組合せに紐付けて発行し、医療従事者端末の患者一覧画面で「連携中」マークを表示することが考えられる。「連携中」マークは、連携コードが有効期限までに患者端末からサーバに送信され、対応する患者情報へのアクセスの権限が医療従事者に付与された、ということを示すマークである。
【0005】
従来のシステムのように許可情報を医療従事者端末からサーバに送信する代わりに、有効期限付きの連携コードを患者端末からサーバに送信するようにした場合、患者が連携コードを有効期限までに送信するのを忘れ、連携コードが無効になってしまう、ということが頻繁に起こり得る。そこで、医療従事者が適切なタイミングで連携コードの送信を患者に促すことができるように、医療従事者端末の患者一覧画面で「連携中」マークを表示するだけではなく、連携コードの期限管理もできるようにすることが望ましい。
【0006】
本開示の目的は、患者と医療従事者との組合せに紐付けて発行された有効期限付きの連携コードの期限管理を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の幾つかの態様を以下に示す。
【0008】
[1]
患者と医療従事者との組合せに紐付けて発行された有効期限付きの連携コードを当該有効期限までに当該患者の端末から受信すると、当該患者に紐付けてストレージに保管している患者情報へのアクセスの権限を当該医療従事者に付与するサーバと通信可能なコンピュータに、
複数の患者について、各患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されたかどうかについての問合せを前記サーバに送信することと、
前記問合せに対する回答を前記サーバから受信することと、
前記回答を参照して、前記複数の患者のうち、いずれの患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されたかに関する情報、及び前記複数の患者のうち、1人以上の患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されていない場合は、当該1人以上の患者に紐付く連携コードの有効期限が切れていないかどうかに関する情報を含む連携状況情報を、各患者を識別する識別情報とともに出力機器を介して出力することと
を含む動作を実行させる医療従事者支援プログラム。
【0009】
[2]
前記連携状況情報は、前記複数の患者のうち、少なくとも1人の患者に紐付く患者情報へのアクセスの権限が付与されておらず、かつ当該少なくとも1人の患者に紐付く連携コードの有効期限が切れていない場合は、当該少なくとも1人の患者に紐付く連携コードの有効期限までの期間の長さを示す情報を含む[1]に記載の医療従事者支援プログラム。
【0010】
[3]
前記動作は、
前記複数の患者について、各患者に紐付く連携コードを発行することを更に含む[1]又は[2]に記載の医療従事者支援プログラム。
(【0011】以降は省略されています)

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