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公開番号
2024127562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036795
出願日
2023-03-09
発明の名称
モータ装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H02K
11/215 20160101AFI20240912BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組み立て性を低下させることなく、基板のハウジングに対する位置精度を向上させることが可能なモータ装置を提供する。
【解決手段】センサ基板50は、互いに交差する方向に延びる第1長辺部52aおよび第1短辺部53aを有し、ブラケット40は、第1長辺部52aに当接する2つの第1,第2位置決め突起45a,45bと、第1短辺部53aに当接する1つの第3位置決め突起45cと、を備える。これにより、組み立て性を低下させることなく、センサ基板50のブラケット40に対する位置精度を向上させることができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容されるステータと、
前記ステータに対して回転するロータと、
前記ハウジングに収容され、多角形の平板状に形成された基板と、
を備えたモータ装置であって、
前記基板は、
互いに交差する方向に延びる第1辺部および第2辺部を有し、
前記ハウジングは、
前記第1辺部に当接する2つの第1当接突起と、
前記第2辺部に当接する1つの第2当接突起と、
を備える、
モータ装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記基板は、
互いに対向配置された一対の長辺部と、
互いに対向配置された一対の短辺部と、
を有し、
前記一対の長辺部のうちの一方の長辺部が前記第1辺部であり、
前記一対の短辺部のうちの一方の短辺部が前記第2辺部である、
モータ装置。
【請求項3】
前記第1辺部の長手方向両側に、前記第1当接突起がそれぞれ配置される、
請求項2に記載のモータ装置。
【請求項4】
前記基板の厚み方向と交差する方向において、前記第1当接突起および前記第2当接突起の断面形状が円形である、
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項5】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記基板は、前記ロータの回転状態を検出する回転センサを備える、
モータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータと、ステータに対して回転するロータと、基板とを備えたモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ステータコアと、ステータコアに対して回転するロータと、インバータ基板とを備えたモータユニットが記載されている。インバータ基板には位置決め孔部が設けられ、インバータ基板を収容するハウジングにはピン部が設けられている。そして、インバータ基板は、位置決め孔部にピン部を挿入することでハウジングの規定位置に位置決めされ、かつネジ部材によりハウジングに対して固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-058109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたモータユニットでは、インバータ基板のハウジングに対する位置精度の向上と、モータユニットの組み立て性の向上とを両立させることが難しかった。
【0005】
つまり、インバータ基板のハウジングに対する位置精度を向上させるには、位置決め孔部に対するピン部の遊びを少なくする必要があるが、この場合には、位置決め孔部にピン部を挿入し難くなり、モータユニットの組み立て性が低下するという問題を生じる。
【0006】
これに対し、モータユニットの組み立て性を向上させるには、位置決め孔部に対するピン部の遊びを多くする必要があるが、この場合には、インバータ基板のハウジングに対する位置精度が低下するという問題を生じる。
【0007】
本発明の目的は、組み立て性を低下させることなく、基板のハウジングに対する位置精度を向上させることが可能なモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様のモータ装置では、ハウジングと、前記ハウジングに収容されるステータと、前記ステータに対して回転するロータと、前記ハウジングに収容され、多角形の平板状に形成された基板と、を備えたモータ装置であって、前記基板は、互いに交差する方向に延びる第1辺部および第2辺部を有し、前記ハウジングは、前記第1辺部に当接する2つの第1当接突起と、前記第2辺部に当接する1つの第2当接突起と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、組み立て性を低下させることなく、基板のハウジングに対する位置精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
モータ装置をブラケット側から見た斜視図である。
モータ装置をケース側から見た斜視図である。
モータ装置の内部構造を示す断面図である。
ケースの内側を覗く斜視図である。
ブラケットの内側を覗く斜視図である。
ブラケットをケース側から見た平面図である。
ブラケットに装着されるセンサ基板の斜視図である。
ブラケットの組み立て手順を説明する斜視図である。
センサ基板のブラケットへの位置決め手順を説明する平面図である。
センサ基板のブラケットへの固定手順を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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