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公開番号
2024127420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036565
出願日
2023-03-09
発明の名称
容器構成部材および容器
出願人
三甲株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
B65D
51/26 20060101AFI20240912BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本来の収容物とともに環境材を収容することができ、使用できる環境材のサイズ、形状についての自由度が大きい容器およびその容器の一部分を構成する容器構成部材を提供すること。
【解決手段】容器構成部材3は、容器の内部空間の少なくとも一面を区画し区切り板と対面する平板部30と、区切り板の挿入を許容する入り口形状部と、入り口形状部から挿入された区切り板の幅方向端部を規制する幅規制面34と、幅規制面34から突出する形状であり区切り板の平板部30からの距離の変化を規制する複数の規制凸部とを有し、複数の規制凸部には、区切り板の挿入経路を挟んで平板部30と反対側の離脱規制凸部35と、挿入経路より平板部30側の接近規制凸部36とが含まれ、離脱規制凸部35と接近規制凸部36との少なくとも一方が、区切り板の移動方向に沿って複数箇所に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の少なくとも一部分を構成し、容器の内部空間を環境材を収容する環境材空間と収容物を収容する収容物空間とに区切る区切り板とともに使用される容器構成部材であって、 容器の内部空間の少なくとも一面を区画し前記区切り板と対面する平板部と、
前記区切り板の挿入を許容する入り口形状部と、
前記入り口形状部から挿入された前記区切り板の幅方向端部を規制する幅規制面と、
前記幅規制面から突出する形状であり前記区切り板の前記平板部からの距離の変化を規制する複数の規制凸部とを有し、
前記複数の規制凸部には、
前記入り口形状部から挿入された前記区切り板の挿入経路を挟んで前記平板部と反対側の離脱規制凸部と、
前記挿入経路より前記平板部側の接近規制凸部とが含まれ、
前記離脱規制凸部と前記接近規制凸部との少なくとも一方が、前記入り口形状部から挿入された前記区切り板の移動方向に沿って複数箇所に設けられている容器構成部材。
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【請求項2】
請求項1に記載の容器構成部材であって、
前記区切り板の移動方向に対して前記離脱規制凸部と前記接近規制凸部とのうち一方が存在し他方が存在しない片持ち区間が存在する容器構成部材。
【請求項3】
請求項2に記載の容器構成部材であって、
前記複数の規制凸部のうち前記入り口形状部から見て最初に配置されているものである第1規制凸部は、前記入り口形状部に繋がって形成されており、
前記第1規制凸部の奥側端部が、前記入り口形状部よりも前記区切り板の移動方向に対して奥側に位置しており、
前記第1規制凸部と、前記複数の規制凸部のうち前記挿入経路に対して前記第1規制凸部と同じ側でありかつ前記入り口形状部から見て前記第1規制凸部の次に位置するものとの間に間隔があり、
前記第1規制凸部のうち少なくとも前記入り口形状部寄りの一部分が前記片持ち区間である容器構成部材。
【請求項4】
請求項2に記載の容器構成部材であって、
前記複数の規制凸部のうち前記入り口形状部から見て最初に配置されているものである第1規制凸部と、前記複数の規制凸部のうち前記入り口形状部から見て2番目に配置されているものである第2規制凸部とが、前記挿入経路を挟んで反対側に配置されており、
前記第2規制凸部の前記入り口形状部側の端部に、前記入り口形状部に向かって前記挿入経路から離れる向きに傾斜した対向傾斜部が形成されている容器構成部材。
【請求項5】
請求項3または請求項4に記載の容器構成部材であって、
前記複数の規制凸部のうち前記挿入経路に対して前記第1規制凸部と同じ側であり、かつ前記入り口形状部から見て前記第1規制凸部の次に位置するものである後続規制凸部の前記入り口形状部側の端部に、前記入り口形状部に向かって前記挿入経路から離れる向きに傾斜した後続傾斜部が形成されている容器構成部材。
【請求項6】
請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の容器構成部材であって、
平面視にて、前記入り口形状部側の辺と、その対辺と、それらを結ぶ2本の側辺とを有する形状であり、
前記離脱規制凸部と前記接近規制凸部とがいずれも、両前記側辺に沿って複数箇所に設けられており、さらに、
前記離脱規制凸部と前記接近規制凸部とのうち一方が、前記対辺と両前記側辺とのコーナー部にわたって、平面視で見て前記対辺側の部分の幅が前記対辺側ほど狭くなるように湾曲状に設けられており、
前記離脱規制凸部と前記接近規制凸部とのうち他方が、前記対辺における前記離脱規制凸部と前記接近規制凸部とのうち一方のものであって前記コーナー部に設けられているものと重ならない位置に設けられている容器構成部材。
【請求項7】
一面が開口面である箱体と、前記箱体の開口面を閉じる蓋体とを有する容器であって、
前記蓋体は請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の容器構成部材であり、
前記箱体には、前記蓋体により開口面を閉じた状態で前記蓋体とともに前記区切り板を挟む挟み面が設けられている容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示技術は、容器構成部材および容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、保冷材その他の庫内環境を望みの状況に維持する環境材を、本来の収容物とともに収容することができる容器が提案されている。特許文献1はその例である。同文献の容器では、蓋体の裏面に棚部材を備えている。棚部材に、蓄熱材(環境材)を着脱自在に支持できるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平1-91860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記した従来の技術では、使用できる環境材のサイズ、形状についての制約が大きかった。棚部材にちょうどフィットするサイズ・形状のものでなければ使えないからである。このため、汎用品の環境材を使用できないことがあった。
【0005】
本開示技術の課題とするところは、本来の収容物とともに環境材を収容することができ、使用できる環境材のサイズ、形状についての自由度が大きい容器およびその容器の一部分を構成する容器構成部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示技術の一態様における容器構成部材は、容器の少なくとも一部分を構成し、容器の内部空間を環境材を収容する環境材空間と収容物を収容する収容物空間とに区切る区切り板とともに使用される部材であって、容器の内部空間の少なくとも一面を区画し区切り板と対面する平板部と、区切り板の挿入を許容する入り口形状部と、入り口形状部から挿入された区切り板の幅方向端部を規制する幅規制面と、幅規制面から突出する形状であり区切り板の平板部からの距離の変化を規制する複数の規制凸部とを有し、複数の規制凸部には、入り口形状部から挿入された区切り板の挿入経路を挟んで平板部と反対側の離脱規制凸部と、挿入経路より平板部側の接近規制凸部とが含まれ、離脱規制凸部と接近規制凸部との少なくとも一方が、入り口形状部から挿入された区切り板の移動方向に沿って複数箇所に設けられているものである。
【0007】
上記態様における容器構成部材では、入り口形状部から区切り板を挿入することができる。挿入された区切り板は、幅規制面に幅方向端部が規制されるように保持される。保持される区切り板は、幅規制面から突出して設けられている離脱規制凸部および接近規制凸部の間の挿入経路内に位置する。これにより、保持されている区切り板の平板部からの距離の変化が規制される。区切り板と平板部との間には、容器の内部空間の環境を調整する環境材を収容することができる。
【0008】
上記態様における容器構成部材では、区切り板の移動方向に対して離脱規制凸部と接近規制凸部とのうち一方が存在し他方が存在しない片持ち区間が存在することとすることができる。このようになっていると、区切り板の着脱のためのスライド移動の摺動抵抗が少ない。
【0009】
片持ち区間が存在する態様における容器構成部材ではさらに、複数の規制凸部のうち入り口形状部から見て最初に配置されているものである第1規制凸部は、入り口形状部に繋がって形成されており、第1規制凸部の奥側端部が、入り口形状部よりも区切り板の移動方向に対して奥側に位置しており、第1規制凸部と、複数の規制凸部のうち挿入経路に対して第1規制凸部と同じ側でありかつ入り口形状部から見て第1規制凸部の次に位置するものとの間に間隔があり、第1規制凸部のうち少なくとも入り口形状部寄りの一部分が片持ち区間であることとすることができる。このようになっていると、区切り板を装着しようとするときに、区切り板の姿勢を適切な角度にしやすい。
【0010】
片持ち区間が存在する態様における容器構成部材ではあるいは、複数の規制凸部のうち入り口形状部から見て最初に配置されているものである第1規制凸部と、複数の規制凸部のうち入り口形状部から見て2番目に配置されているものである第2規制凸部とが、挿入経路を挟んで反対側に配置されており、第2規制凸部の入り口形状部側の端部に、入り口形状部に向かって挿入経路から離れる向きに傾斜した対向傾斜部が形成されているものとすることができる。このようになっていると、入り口形状部側から挿入を開始した区切り板の先端が第1規制凸部の次の第2規制凸部へ向かう際に、対向傾斜部により自然に区切り板の角度が規制され、適切な姿勢となる。
(【0011】以降は省略されています)
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