TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024127350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036459
出願日2023-03-09
発明の名称電気接続箱及びその取付構造
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社,ダイハツ工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/14 20060101AFI20240912BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】取付対象に対して安定して取付けできるとともに、その取付け態様の自由度を向上できる電気接続箱及びその取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】通電することで発熱するECU回路11を内部に収容したユニット本体20と、金属製のコラムハウジング100にユニット本体20を取付けて支持するブラケット60とが備えられた電子制御ユニット10がブラケット60を介してコラムハウジング100に取付けられてECU取付構造1を構成し、ユニット本体20は、ECU回路11を搭載する金属製のベース体50と、ECU回路11を囲繞するように、ベース体50に装着されるカバー30とを有し、ベース体50に、ブラケット60を取付けるブラケット取付部55が設けられ、電子制御ユニット10は、コラムハウジング100に対してカバー30よりベース体50が離間する向きで取付けられた。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
通電することで発熱する回路構成体を内部に収容した収容ケースと、金属製の取付対象に前記収容ケースを取付けて支持する支持部材とが備えられた電気接続箱が前記支持部材を介して前記取付対象に取付けられ、
前記収容ケースは、
前記回路構成体を搭載する金属製のベース体と、
前記回路構成体を囲繞するように、前記ベース体に装着されるカバー体とを有し、
前記ベース体に、前記支持部材を取付ける取付部が設けられ、
前記電気接続箱は、前記取付対象に対して前記カバー体より前記ベース体が離間する向きで取付けられた
電気接続箱の取付構造。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記支持部材は、
複数の脚部と、
前記脚部同士を跨ぎ、前記取付対象に対して固定する固定部とが備えられた
請求項1に記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項3】
前記取付部は、前記脚部の本数に対応して複数設けられるとともに、前記ベース体において前記カバー体が装着される箇所より張り出して形成された
請求項2に記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項4】
前記支持部材は、中実な金属製部材で形成された
請求項2に記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項5】
前記固定部は、前記取付対象に当接する当接面を有する
請求項4に記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項6】
前記当接面は、平滑化する平滑化処理が施された
請求項5に記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項7】
前記当接面は、複数の前記脚部の延出方向に沿う延出方向面に対して傾斜する
請求項5に記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項8】
前記回路構成体は、接続された電装品の制御を行う電子制御回路である
請求項1乃至請求項7のうちいずれかに記載の電気接続箱の取付構造。
【請求項9】
通電することで発熱する回路構成体と、
前記回路構成体を内部に収容する収容ケースと、
金属製の取付対象に前記収容ケースを取付けて支持する支持部材とが備えられ、
前記収容ケースは、
前記回路構成体を搭載する金属製のベース体と、
前記回路構成体を囲繞するように、前記ベース体に装着されるカバー体とを有し、
前記ベース体に、前記支持部材を取付ける取付部が設けられた
電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、電子制御回路のように、通電によって発熱する部品が内部に収容された電気接続箱及びその取付構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等には多くの電装機器が装備されており、電子制御ユニット、リレーボックスあるいはジャンクションボックスなどの電気接続箱が設けられている。このような電気接続箱において、ケースの内部に収容した、電子部品、リレー等の回路構成体は、通電することで発熱し、回路構成体が過熱状態となると正常に作動しなくなるおそれがある。そのため、ケースの外部に熱を放出する必要があり、特許文献1に記載するように、ケースの一部を金属製のベース部で構成し、ベース部から放熱するように構成していた。
【0003】
このように構成した電気接続箱は、特許文献1に記載するように、取付対象である車体や車体搭載部品に対して剛性が高いベース部を固定して、車両に搭載していた。そのため、車両への搭載態様、つまり取付対象に対する取付け態様が制限され、取付け態様の自由度が低かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-198551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、取付対象に対して安定して取付けできるとともに、その取付け態様の自由度を向上できる電気接続箱及びその取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、通電することで発熱する回路構成体を内部に収容した収容ケースと、金属製の取付対象に前記収容ケースを取付けて支持する支持部材とが備えられた電気接続箱が前記支持部材を介して前記取付対象に取付けられ、前記収容ケースは、前記回路構成体を搭載する金属製のベース体と、前記回路構成体を囲繞するように、前記ベース体に装着されるカバー体とを有し、前記ベース体に、前記支持部材を取付ける取付部が設けられ、前記電気接続箱は、前記取付対象に対して前記カバー体より前記ベース体が離間する向きで取付けられた電気接続箱の取付構造であることを特徴とする。
【0007】
またこの発明は、通電することで発熱する回路構成体と、前記回路構成体を内部に収容する収容ケースと、金属製の取付対象に前記収容ケースを取付けて支持する支持部材とが備えられ、前記収容ケースは、前記回路構成体を搭載する金属製のベース体と、前記回路構成体を囲繞するように、前記ベース体に装着されるカバー体とを有し、前記ベース体に、前記支持部材を取付ける取付部が設けられた電気接続箱であることを特徴とする。
【0008】
上記回路構成体は、電子制御回路を構成する電子部品、リレーやヒューズなど、所定の回路を構成する、通電することによって発熱する部品等や基板等を含む。したがって、電気接続箱は、電子制御ユニット、リレーボックスあるいはジャンクションボックスなどが含まれる。
上記取付対象は、コラムハウジングなどの車体搭載部品や車両パネル等の電気接続箱を配置する配置箇所の近傍の固定可能な箇所である。
【0009】
これらの発明により、取付対象に対して前記電気接続箱を安定して取付けできるとともに、その取付け態様の自由度を向上することができる。
詳述すると、前記カバー体とで前記収容ケースを構成する金属製のベース体に、金属製の取付対象に前記収容ケースを取付けて支持する支持部材を取付ける取付部が設けられているため、前記支持部材を介して前記取付対象に前記電気接続箱をしっかりと安定して取付けることができる。
【0010】
また、支持部材の形状を所望の形状で形成することで、様々な取付け態様で前記取付対象に前記電気接続箱を取付けることができる。つまり、支持部材を介して前記取付対象に前記電気接続箱を取付ける取付構造は、前記ベース体を直接取付ける取付構造に比べて、取付け態様の自由度を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
原動機
29日前
個人
ファラデー発電改良型
15日前
個人
磁気浮上モーター
3日前
キヤノン電子株式会社
モータ
8日前
ニデック株式会社
モータ
19日前
株式会社ミクロブ
駆動装置
1日前
キヤノン株式会社
制御装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
9日前
本田技研工業株式会社
回転電機
16日前
本田技研工業株式会社
回転電機
16日前
サンデン株式会社
電力変換装置
26日前
オムロン株式会社
フィルタ装置
1日前
株式会社ダイヘン
溶接機
25日前
サンデン株式会社
電力変換装置
26日前
ダイハツ工業株式会社
冷却装置
16日前
サンデン株式会社
電力変換装置
1日前
中国電力株式会社
仮送電ケーブル
26日前
ニデック株式会社
ステータ
16日前
ニデック株式会社
ステータ
16日前
個人
引掛け金具付きソーラーパネル用架台
9日前
個人
多目的 プロペラコアモーター
2日前
オムロン株式会社
自律作業システム
1か月前
三菱電機株式会社
通信システム
29日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
25日前
株式会社ダイヘン
電力システム
16日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
25日前
住友電装株式会社
電線固定部材
25日前
株式会社ダイヘン
電力供給装置
26日前
アイシン高丘株式会社
ロータシャフト
4日前
日産自動車株式会社
インバータ
19日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
4日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1日前
トヨタ紡織株式会社
磁石挿入装置
1か月前
株式会社デンソー
回転電機
1か月前
株式会社東芝
電力変換装置
16日前
株式会社デンソー
回転電機
1か月前
続きを見る