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公開番号2024126585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035052
出願日2023-03-07
発明の名称送液ポンプ
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 5/142 20060101AFI20240912BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】小型化又は簡素化が可能な送液ポンプを提供する。
【解決手段】本開示に係る送液ポンプは、弾性曲げ変形することで液体収容空間の容積が増加し、復元変形することで前記液体収容空間の容積が減少する管状のポンプ本体部と、液体吸引路を区画している管状の吸引口部と、液体排出路を区画している管状の排出口部と、前記液体収容空間の容積を増減させる容積調整部と、前記吸引口部を圧閉又は折り曲げる吸引調整部と、前記排出口部を圧閉又は折り曲げる排出調整部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
液体収容空間を区画しており、弾性曲げ変形することで前記液体収容空間の容積が増加し、復元力による復元変形することで前記液体収容空間の容積が減少する、管状のポンプ本体部と、
前記液体収容空間に連なる液体吸引路を区画している管状の吸引口部と、
前記液体収容空間に連なる液体排出路を区画している管状の排出口部と、
前記ポンプ本体部を弾性曲げ変形及び復元変形させて前記液体収容空間の容積を増減させる容積調整部と、
前記液体収容空間の容積が増加する際に開放状態とされている前記液体吸引路が、前記液体収容空間の容積が減少する際に閉塞状態となるように、前記吸引口部を圧閉又は折り曲げる吸引調整部と、
前記液体収容空間の容積が減少する際に開放状態とされている前記液体排出路を、前記液体収容空間の容積が増加する際に閉塞状態となるように、前記排出口部を圧閉又は折り曲げる排出調整部と、を備える、送液ポンプ。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記容積調整部、前記吸引調整部及び前記排出調整部を駆動する駆動部を備える、請求項1に記載の送液ポンプ。
【請求項3】
前記ポンプ本体部の中心軸線方向と直交する断面視において、前記液体収容空間はスリット状であり、
前記容積調整部は、前記ポンプ本体部の前記断面視におけるスリット状の前記液体収容空間が拡がるように、前記ポンプ本体部を弾性曲げ変形させる、請求項1又は2に記載の送液ポンプ。
【請求項4】
前記吸引口部の中心軸線方向と直交する断面視において、前記液体吸引路はスリット状であり、
前記吸引調整部は、前記吸引口部の前記断面視におけるスリット状の前記液体吸引路の幅方向が圧閉方向又は折り曲げ方向となるように、前記吸引口部を圧閉又は折り曲げる、請求項1又は2に記載の送液ポンプ。
【請求項5】
前記排出口部の中心軸線方向と直交する断面視において、前記液体排出路はスリット状であり、
前記排出調整部は、前記排出口部の前記断面視におけるスリット状の前記液体排出路の幅方向が圧閉方向又は折り曲げ方向となるように、前記排出口部を圧閉又は折り曲げる、請求項1又は2に記載の送液ポンプ。
【請求項6】
前記ポンプ本体部、前記吸引口部及び前記排出口部は、一体形成されている管状体により構成されている、請求項1又は2に記載の送液ポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は送液ポンプに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、送液ポンプを小型化又は軽量化する技術が知られている。例えば、特許文献1には、電池を電源として患者に薬液を注入するための携帯型の送液ポンプが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-200543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年、例えば、生体表面に装着されて患者自らで投与調整可能なPCA(Patient Controlled Analgesia)ポンプ、ウェアラブルインジェクタなど、送液ポンプの更なる小型化又は簡素化が求められている。そのために、特許文献1に記載されているような携帯型の送液ポンプにおいても、依然として小型化又は簡素化の余地がある。
【0005】
本開示は、小型化又は簡素化が可能な送液ポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様としての送液ポンプは、
(1)
液体収容空間を区画しており、弾性曲げ変形することで前記液体収容空間の容積が増加し、復元力による復元変形することで前記液体収容空間の容積が減少する、管状のポンプ本体部と、
前記液体収容空間に連なる液体吸引路を区画している管状の吸引口部と、
前記液体収容空間に連なる液体排出路を区画している管状の排出口部と、
前記ポンプ本体部を弾性曲げ変形及び復元変形させて前記液体収容空間の容積を増減させる容積調整部と、
前記液体収容空間の容積が増加する際に開放状態とされている前記液体吸引路が、前記液体収容空間の容積が減少する際に閉塞状態となるように、前記吸引口部を圧閉又は折り曲げる吸引調整部と、
前記液体収容空間の容積が減少する際に開放状態とされている前記液体排出路を、前記液体収容空間の容積が増加する際に閉塞状態となるように、前記排出口部を圧閉又は折り曲げる排出調整部と、を備える、送液ポンプ、である。
【0007】
本開示の1つの実施形態としての送液ポンプは、
(2)
前記容積調整部、前記吸引調整部及び前記排出調整部を駆動する駆動部を備える、上記(1)に記載の送液ポンプ、である。
【0008】
本開示の1つの実施形態としての送液ポンプは、
(3)
前記ポンプ本体部の中心軸線方向と直交する断面視において、前記液体収容空間はスリット状であり、
前記容積調整部は、前記ポンプ本体部の前記断面視におけるスリット状の前記液体収容空間が拡がるように、前記ポンプ本体部を弾性曲げ変形させる、上記(1)又は(2)に記載の送液ポンプ、である。
【0009】
本開示の1つの実施形態としての送液ポンプは、
(4)
前記吸引口部の中心軸線方向と直交する断面視において、前記液体吸引路はスリット状であり、
前記吸引調整部は、前記吸引口部の前記断面視におけるスリット状の前記液体吸引路の幅方向が圧閉方向又は折り曲げ方向となるように、前記吸引口部を圧閉又は折り曲げる、上記(1)から(3)のいずれか1つに記載の送液ポンプ、である。
【0010】
本開示の1つの実施形態としての送液ポンプは、
(5)
前記排出口部の中心軸線方向と直交する断面視において、前記液体排出路はスリット状であり、
前記排出調整部は、前記排出口部の前記断面視におけるスリット状の前記液体排出路の幅方向が圧閉方向又は折り曲げ方向となるように、前記排出口部を圧閉又は折り曲げる、上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の送液ポンプ、である。
(【0011】以降は省略されています)

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