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公開番号2024125955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023034114
出願日2023-03-06
発明の名称家具、及び、フレーム材の製造方法
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類A47B 13/00 20060101AFI20240911BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】製造工数の増加を抑制しつつフック部を有したフレーム材を配設する設計の自由度に優れた家具等を提供する。
【解決手段】フレーム材である中間フレーム材Cを含んで構成された家具であって、中間フレーム材Cが、筒状をなすフレーム基材c1と、フレーム基材c1の筒内空間と外部空間との間を当該中間フレーム基材Cの延出方向に対して交差する方向に連通し得るように穿設された貫通孔Hと、貫通孔Hを臨む箇所にフレーム基材c1によって形成されたフック部Fとを備えているものとした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
フレーム材を含んで構成された家具であって、
前記フレーム材が、筒状をなすフレーム基材と、このフレーム基材の筒内空間と外部空間との間を当該フレーム基材の延出方向に対して交差する方向に連通し得るように穿設された貫通孔と、この貫通孔を臨む箇所に前記フレーム基材によって形成されたフック部とを備えている家具。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記貫通孔が、前記フック部に対応する凹部を有した形状のものである請求項1記載の家具。
【請求項3】
前記フレーム基材が、円筒状をなした金属製のものである請求項1記載の家具。
【請求項4】
天板を有したテーブル本体と、このテーブル本体に支持された枠状フレーム体とを備えたものであり、
前記枠状フレーム体が、前記フレーム材を含み構成されている請求項1記載の家具。
【請求項5】
前記枠状フレーム体が、略横長矩形状をなす前記天板の中央部に配設されるものである請求項4記載の家具。
【請求項6】
前記枠状フレーム体が、上下方向に延びてなり下端部が前記天板に連結された左右の支持フレーム部と、これら左右の支持フレーム部間に架設された横架フレーム部とを備えたものであり、
前記横架フレーム部が、単一又は複数の前記フック部を有したものである請求項5記載の家具。
【請求項7】
前記フック部が、上部が先端部をなすとともに下部が基端部をなすように形成された突片状のものである請求項6記載の家具。
【請求項8】
前記枠状フレーム体に吊り下げ支持されるシート状又はボード状の仕切体を備えたものであり、
前記仕切体に、前記フック部に係合し得る係合孔が設けられている請求項7記載の家具。
【請求項9】
家具に使用されるフレーム材の製造方法であって、
筒状をなすフレーム基材を準備するフレーム基材準備工程と、
前記フレーム基材の筒内空間と外部空間との間を当該フレーム基材の延出方向に対して交差する方向に連通させるように当該フレーム基材に貫通孔を穿設するとともに当該貫通孔の穿設に伴わせて前記貫通孔を臨む位置に前記フレーム基材によって形成されたフック部を形成するフック部形成工程と、
を備えているフレーム材の製造方法。
【請求項10】
前記フック部形成工程が、前記フレーム基材に対して金型を用いて前記貫通孔を打ち抜き形成することにより、前記フック部を形成するものである請求項9記載のフレーム材の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、家具、及び、家具に使用されるフレーム材の製造方法に関する。
続きを表示(約 840 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、円筒状のフレーム材を含んで構成された間仕切が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
フレーム材には、種々の物品を吊り下げ支持し得るフック部材が取り付けられたものがある。
【0004】
ところが、従来のものは、フレーム材とは別体のフック部材を、フレーム材の外面に対して溶接したり接着剤や止着具等を用いて取り付けたりするものであった。
【0005】
そのため、従来のものは、フック部材が嵩張りやすい箇所に設けられるだけでなく、部品点数の増加や製造工数の増加を抑制するための設計が難しいものとなっていた。
【0006】
なお、以上の事情は、間仕切に限られるものではなく、フレーム材を含んで構成された家具全般においても同様である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-17819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、製造工数の増加を抑制しつつフック部を有したフレーム材を配設する設計の自由度に優れた家具、及び、家具に使用されるフレーム材の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【0010】
請求項1に記載の発明は、フレーム材を含んで構成された家具であって、前記フレーム材が、筒状をなすフレーム基材と、このフレーム基材の筒内空間と外部空間との間を当該フレーム基材の延出方向に対して交差する方向に連通し得るように穿設された貫通孔と、この貫通孔を臨む箇所に前記フレーム基材によって形成されたフック部とを備えている家具である。
(【0011】以降は省略されています)

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