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公開番号2024125850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033955
出願日2023-03-06
発明の名称ナースコールシステム
出願人アイホン株式会社
代理人個人
主分類A61G 12/00 20060101AFI20240911BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 カメラの設置を簡易な操作で実施できるナースコールシステムを提供する
【解決手段】 患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置された子機2と、患者からの呼び出しに応答するための親機4と、病室前に設置されて子機2による呼び出しを報知すると共に患者情報を表示する廊下灯3と、患者を撮像するためのカメラ6と、機器間の通信を制御する制御機5とを備え、廊下灯3は子機2を接続するための4つの子機端子2a、及びカメラ6を接続するための2つのカメラ端子6aを有している。カメラ端子6aは同一の廊下灯3の何れかの子機端子2aと関連付けられており、当該関連付け情報を制御機5が記憶し、カメラ6がカメラ端子6aに接続されると、カメラ端子6aに関連付けられている子機端子2aを制御機5が把握し、接続されたカメラ6と子機2の関連付けが成される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、病室毎に設置されて前記ナースコール子機による呼び出しを報知すると共に患者情報を表示する廊下灯と、患者を撮像するためのカメラと、機器間の通信を制御する制御機とを備えてなるナースコールシステムであって、
前記廊下灯は、前記ナースコール子機を接続するための複数の子機端子、及び前記カメラを接続するための少なくとも1つのカメラ端子を有すると共に、
前記カメラ端子は同一の廊下灯の何れかの前記子機端子と関連付けられており、当該関連付け情報を前記制御機が記憶し、
前記カメラが前記カメラ端子に接続されると、接続された前記カメラに関連付けられている前記子機端子を前記制御機が把握し、接続された前記カメラと前記ナースコール子機の関連付けが成されることを特徴とするナースコールシステム。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記制御機は、前記カメラ端子にカメラが接続されたら、前記ナースコール親機に対して、接続されたカメラの情報を前記カメラ端子に関連付けられている前記ナースコール子機の情報と共に通知し、
前記通知を受けた前記ナースコール親機は、患者情報一覧が表示された表示部の前記通知に対応する患者のエスカッションに、カメラが接続された旨を表示することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はナースコールシステムに関し、特にベッド上の患者を撮像するカメラを備えて、患者の状態をナースステーション等で確認できる機能を備えたナースコールシステムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
患者の転倒防止等の安全対策のために、ベッド上の患者を撮像するカメラを設置して、その撮像映像から離床等の特定の動作を検知したら、看護師に通知するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
このような患者の見守りに使用されるカメラは、全てのベッドに対して設置されるものでは無く、一部の患者に対して使用されるため、患者の入退院に合わせて設置/取り外し、更には移設が行われた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-78532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、患者の離床等を検知する見守りカメラは、特定の患者に対して使用されるため、頻繁に設置/取り外しが行われる。しかしながら、同一ベッドへの設置/取り外しであれば、比較的簡易な作業で行うことができたが、場所移動を伴う作業はナースコール親機でのベッドの割り付け設定等を行う必要があり、これが面倒で手間が掛かっていた。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、カメラの設置を簡易な操作で実施できるナースコールシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、本発明に係るナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、病室毎に設置されてナースコール子機による呼び出しを報知すると共に患者情報を表示する廊下灯と、患者を撮像するためのカメラと、機器間の通信を制御する制御機とを備えてなるナースコールシステムであって、廊下灯は、ナースコール子機を接続するための複数の子機端子、及びカメラを接続するための少なくとも1つのカメラ端子を有すると共に、カメラ端子は同一の廊下灯の何れかの子機端子と関連付けられており、当該関連付け情報を制御機が記憶し、カメラがカメラ端子に接続されると、接続されたカメラに関連付けられている子機端子を制御機が把握し、接続されたカメラとナースコール子機の関連付けが成されることを特徴とする。
この構成によれば、カメラを廊下灯に接続すると、接続された端子に関連付けられている子機端子を制御機が認識する。即ち、関連付けられているナースコール子機を制御機が自動認識する。よって、別途カメラとベッドを関連付ける設定操作を必要とせず、簡易な操作でカメラを設置できる。
【0007】
本発明の別の態様は、上記構成において、制御機は、カメラ端子にカメラが接続されたら、ナースコール親機に対して、接続されたカメラの情報をカメラ端子に関連付けられているナースコール子機の情報と共に通知し、通知を受けたナースコール親機は、患者情報一覧が表示された表示部の通知に対応する患者のエスカッションに、カメラが接続された旨を表示することを特徴とする。
この構成によれば、カメラが設置されると、患者情報一覧をエスカッション表示しているナースコール親機の表示部にそれが表示されるため、カメラが接続されたことを看護師が認識できるし、表示から撮像対象の患者を確認できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カカメラを廊下灯に接続すると、接続された端子に関連付けられている子機端子から対応するナースコール子機を制御機が自動認識する。よって、別途カメラとベッドを関連付ける設定操作を必要とせず、簡易な操作でカメラを設置できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。
廊下灯のブロック図である
廊下灯に設けられた接続端子の説明図である。
制御機のブロック図である。
患者情報一覧を表示したナースコール親機の説明図である。
カメラを認識したエスカッション表示の説明図であり、(a)はカメラを認識する前、(b)はカメラ認識後である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。
ナースコールシステム1は、ナースコール子機2(以下、「子機」と称する。)、廊下灯3、ナースコール親機4(以下、「親機」と称する。)、制御機5、カメラ6、携帯端末7、構内交換機8、基地局9等を備えている。
子機2、カメラ6は病室毎に廊下灯3に接続され、廊下灯3、親機4、制御機5、構内交換機8は病院内に配設されたLAN幹線L1を介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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