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公開番号2024123955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031804
出願日2023-03-02
発明の名称管理サーバ
出願人大阪瓦斯株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類H04M 11/00 20060101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約【課題】住宅設備機器において遠隔操作に応じた運転が行われているか否かを把握することができる管理サーバを提供する。
【解決手段】管理サーバ1は、携帯端末2から住宅設備機器3に対する操作要求を示す操作要求情報を受け付ける操作要求情報受付部11と、操作要求情報受付部11が受け付けた操作要求情報を記憶する記憶部13と、住宅設備機器3に対する運転指令の確認要求を示す確認要求情報を、予め設定された時間毎に住宅設備機器3から取得する確認要求情報取得部14と、確認要求情報が取得された場合に、住宅設備機器3に対して、記憶部13に記憶されている操作要求情報に基づく運転指令を出力する運転指令出力部15と、操作要求情報を受け付けてから住宅設備機器3が運転指令に応じて運転を開始するまでの間における進捗情報を携帯端末2に出力する進捗情報出力部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークを介して携帯端末により遠隔操作が可能な住宅設備機器の運転を管理する管理サーバであって、
前記携帯端末から前記住宅設備機器に対する操作要求を示す操作要求情報を受け付ける操作要求情報受付部と、
前記操作要求情報受付部が受け付けた前記操作要求情報を記憶する記憶部と、
前記住宅設備機器に対する運転指令の確認要求を示す確認要求情報を、予め設定された時間毎に前記住宅設備機器から取得する確認要求情報取得部と、
前記確認要求情報が取得された場合に、前記住宅設備機器に対して、前記記憶部に記憶されている前記操作要求情報に基づく前記運転指令を出力する運転指令出力部と、
前記操作要求情報を受け付けてから前記住宅設備機器が前記運転指令に応じて運転を開始するまでの間における進捗情報を前記携帯端末に出力する進捗情報出力部と、
を備える管理サーバ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記進捗情報出力部は、前記携帯端末から、前記操作要求に応じた前記住宅設備機器の状況伺いがあった場合に前記進捗情報を出力する請求項1に記載の管理サーバ。
【請求項3】
前記操作要求情報受付部が前記操作要求情報を受け付けた場合に、前記操作要求情報に割り当てた管理IDと前記操作要求情報を受け付けた受付時刻とを含む受付情報を前記携帯端末に出力する受付情報出力部を更に備え、
前記状況伺いは、前記管理IDを含んでいる請求項2に記載の管理サーバ。
【請求項4】
前記予め設定された時間毎に、前記住宅設備機器から現在の状況を示す現在状況情報を取得する現在状況情報取得部を更に備え、
前記進捗情報出力部は、前記現在状況情報に基づいて前記進捗情報を出力する請求項1から3のいずれか一項に記載の管理サーバ。
【請求項5】
前記進捗情報は、前記操作要求情報を受け付けたことを示す情報、前記操作要求に応じた前記運転指令を前記住宅設備機器が受け取ったことを示す情報、及び前記操作要求に応じた前記運転指令を前記住宅設備機器が受け付けたことを示す情報のうちのいずれか一つが含まれる請求項4に記載の管理サーバ。
【請求項6】
前記進捗情報は、前記住宅設備機器と前記予め設定された時間毎に行われる通信の周期を示す周期情報が含まれる請求項5に記載の管理サーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末を介して遠隔操作が可能な住宅設備機器と当該住宅設備機器の運転状態とを管理する管理サーバに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、住宅において各種の住宅設備機器が利用されている。このような住宅設備機器として、例えばお湯張り機能や床暖房機能等を備える給湯暖房装置がある。この種の給湯暖房装置には、インターネットを介して外部の管理サーバ等に接続され、例えば管理サーバを介して携帯端末(スマートフォン等)により遠隔操作を行って使用量を確認できるように構成されているものがある。このような技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には、外部サーバと、当該外部サーバとネットワークを介して相互に通信して機器状態を示す機器状態値を外部サーバに送信するIoT機器と、外部サーバとネットワークを介して相互に同期通信し、外部サーバから送信される機器状態を表示するアプリケーションソフトウェアを有する情報端末とを備えた通信システムが記載されている。外部サーバは、機器状態値を受信した場合に、機器状態値が変化した旨を通知する状態値変化通知を情報端末に送信し、情報端末は、状態値変化通知を受信した場合に、外部サーバに機器状態値を要求するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-175115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の通信システムでは、IoT機器がポーリングによって通信を行っているので、情報端末において遠隔操作が行われた際に、直ちにIoT機器の運転状況が変わらない場合がある。このため、情報端末側で、IoT機器の運転状態の取得を所定時間、保留するように構成されている。したがって、遠隔操作を行ったユーザは、IoT機器が当該遠隔操作に応じて適切に運転されているか否かを把握することができない。
【0006】
そこで、住宅設備機器に対して遠隔操作を行ったユーザが、住宅設備機器において当該遠隔操作に応じた運転が行われているか否かを把握することができる管理サーバが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る管理サーバの特徴構成は、
ネットワークを介して携帯端末により遠隔操作が可能な住宅設備機器の運転を管理する管理サーバであって、
前記携帯端末から前記住宅設備機器に対する操作要求を示す操作要求情報を受け付ける操作要求情報受付部と、
前記操作要求情報受付部が受け付けた前記操作要求情報を記憶する記憶部と、
前記住宅設備機器に対する運転指令の確認要求を示す確認要求情報を、予め設定された時間毎に前記住宅設備機器から取得する確認要求情報取得部と、
前記確認要求情報が取得された場合に、前記住宅設備機器に対して、前記記憶部に記憶されている前記操作要求情報に基づく前記運転指令を出力する運転指令出力部と、
前記操作要求情報を受け付けてから前記住宅設備機器が前記運転指令に応じて運転を開始するまでの間における進捗情報を前記携帯端末に出力する進捗情報出力部と、
を備えている点にある。
【0008】
このような特徴構成とすれば、管理サーバが操作要求情報を受け付けてから、住宅設備機器が操作要求情報に対応する運転指令に応じて運転を開始するまでの間における進捗情報を携帯端末に送ることができるので、携帯端末側で現在の状況を把握することが可能となる。したがって、住宅設備機器に対して遠隔操作を行ったユーザが、住宅設備機器において当該遠隔操作に応じた運転が行われているか否かを把握することが可能となる。
【0009】
また、前記進捗情報出力部は、前記携帯端末から、前記操作要求に応じた前記住宅設備機器の状況伺いがあった場合に前記進捗情報を出力すると好適である。
【0010】
このような構成とすれば、携帯端末のユーザが進捗を知りたいタイミングにおける、最新の状況を携帯端末に送ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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