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公開番号2024123179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-10
出願番号2024101194,2021043693
出願日2024-06-24,2017-09-26
発明の名称電気かみそり
出願人ブラウン ゲーエムベーハー
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B26B 19/38 20060101AFI20240903BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】ユーザへの情報の表示を改善するための電気かみそりの提供。
【解決手段】本発明は、少なくとも1つのカッターユニットと、当該少なくとも1つのカッターユニットを駆動するための駆動ユニットと、情報を表示するための表示デバイスとを備える電気かみそりに関するものであり、当該駆動ユニットは、作動状態にあるとき、種々の動作モードで動作可能であり、駆動ユニットを異なる動作モードへと切り替えるためのモード入力要素が設けられ、モード入力要素は、タッチスクリーン入力要素、タッチキー、タッチボタン、及び/又は指のジェスチャーを検出するためのジェスチャー検出器の少なくとも1つを備え、駆動ユニットが作動状態にあるときに、モード入力要素は、駆動ユニットを複数の動作モードの一つへと切り替え、または表示デバイスを複数の表示モードの一つへと切り替えるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのカッターユニット(4)と、前記少なくとも1つのカッターユニット(4)を駆動するための駆動ユニット(5)と、かみそり情報を表示するための表示デバイス(6)と、前記駆動ユニット(5)のオン/オフ状態を変更するように構成された電源オン/オフボタン(17)と、モード入力要素(7)とを備え、前記駆動ユニット(5)は、作動状態にあるとき、複数の動作モードで動作可能であり、前記モード入力要素(7)が、前記少なくとも1つのカッターユニット(4)の操作が切り替えられるように前記駆動ユニット(5)を異なる動作モードへと切り替えるために設けられる、電気かみそりであって、
前記モード入力要素(7)は、タッチスクリーン入力要素、タッチキー、タッチボタン、及び/又は指のジェスチャーを検出するためのジェスチャー検出器の少なくとも1つを備え、
前記駆動ユニット(5)が作動状態にあるときに、前記モード入力要素(7)は、前記駆動ユニット(5)を複数の前記動作モードの一つへと切り替え、または前記表示デバイス(6)を複数の表示モードの一つへと切り替えるように構成されることを特徴とする、電気かみそり。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
指のジェスチャーを検出するための前記ジェスチャー検出器は、様々な表示モードを指のジェスチャーによってブラウズすることが可能になるように、指ワイピングを検出する
ように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の電気かみそり。
【請求項3】
前記ジェスチャー検出器は、前方切り替え及び後方切り替えをもたらすように構成され、前記指ワイピングの方向は前記後方切り替えと前記前方切り替えとを区別するように構成されることを特徴とする、請求項2に記載の電気かみそり。
【請求項4】
前記ジェスチャー検出器は、
前記前方切り替えに関連付けられる左から右への指の移動、および前記後方切り替えに関連付けられる右から左への指の移動を検出するように構成されることを特徴とする、請求項3に記載の電気かみそり。
【請求項5】
前記タッチキー、又は前記タッチボタンは、第1のモードから第2のモードに、および前記第2のモードから前記第1のモードに切り替えることが可能となるように前方スイッチ及び後方スイッチ機能をもたらすように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の電気かみそり。
【請求項6】
前記タッチキーは、1クリックと2クリックとを区別するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の電気かみそり。
【請求項7】
前記駆動ユニット(5)の前記動作モードは、
-前記カッターユニット(4)が低速で駆動される低速モード、
-前記カッターユニット(4)が高速で駆動される高速モード、
-長毛カッター(8)が前記駆動ユニット(5)によって駆動される長毛切断モード、及び
-前記少なくとも1つのカッターユニット(4)のみが前記駆動ユニット(5)によって駆動される短毛剃毛モード、
-前記電気かみそりに装着可能なスキントリートメントユニットが前記駆動ユニット(5)によって駆動されるブラシ装着モード、
-ひげトリマーユニットが前記駆動ユニット(5)によって駆動されるひげトリマー装着モード、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の電気かみそり。
【請求項8】
前記表示モードは、
-蓄電池の充電状態が表示される充電情報モード、
-最後の洗浄実行の後に実施された剃毛時間及び/又は剃毛実行回数が表示される剃毛時間及び/又は剃毛実行数情報モード、
-前記かみそりの洗浄状態が表示される洗浄情報モード、並びに
-前記カッターユニット(4)の摩耗が表示されるカッターユニット摩耗情報モード、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の電気かみそり。
【請求項9】
前記表示デバイス(6)は、異なるセットの情報がタイマー(9)の制御下で次々に表示される自動切換えモードで動作可能となるように構成される、請求項1~8のいずれか一項に記載の電気かみそり。
【請求項10】
前記自動切換えモードを作動させるための作動器(10)が設けられる、請求項9に記載の電気かみそり。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つのカッターユニットと、当該少なくとも1つのカッターユニットを駆動するための駆動ユニットと、情報を表示するための表示デバイスとを備える電気かみそりに関するものであり、当該駆動ユニットは、作動状態にあるとき、種々の動作モードで動作可能であり、駆動ユニットを異なる動作モードへと切り替えるためのモード入力要素が設けられる。本発明はまた、そのような電気かみそりを制御するための方法に関する。本発明は更に、長毛カッター、短毛カッター、及びスキンケアユニットなどの種々のタイプのツール要素が取り付けられ得る多目的パーソナルケア器具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
電気かみそりは通常、カッター要素が剪断フォイルの下方で往復運動する振動方式で、電気駆動ユニットによって駆動される1つ以上のカッター要素を有し、そのようなカッター要素又はアンダーカッターは細長い形状を有してもよく、またその縦軸に沿って往復運動してもよい。他の型式の電気シェーバーでは、振動様式又は連続様式で駆動され得る回転式カッター要素を用いている。当該電気駆動ユニットは、電気モータ又は電動リニアモータを含んでもよく、駆動ユニットは、モータの駆動モーションをカッター要素に伝達するための細長駆動トランスミッタなどの要素を有する駆動トレーンを含んでもよく、モータは、かみそりのハンドル部分内に、あるいは代替形態ではかみそりヘッド内に受容されてもよい。
【0003】
そのような駆動ユニットは、時には異なる動作モードで動作可能であり、例えば、急速モード又は高速モードにおいては、剃毛効率を向上させるためにカッター速度又は振動周波数が変更されてもよく、他方で、緩速モード又は低速モードにおいては電力消費量が低減されてもよい。かみそりのフィット性に応じて、他の動作モードが提供されてもよく、また、駆動ユニットが少なくとも1つのカッターユニットを駆動することに加えてあるいはそれに代わって、長毛カッターを駆動し得る長毛切断モード、又は、スプレーノズルなどの潤滑アプリケータが作動され得る流体適用モード、又は、気流を発生させて冷却若しくは洗浄を達成するために駆動ユニットによってベンチレータが駆動され得る通気モードを含んでもよい。
【0004】
これらの異なる動作モードの間で選択する選択肢をユーザに与えるため、かみそりは、かみそりの駆動ユニット及び/又は制御ユニットを所望の動作モードへと切り替えるそれぞれのモードコマンドをユーザが入力することが可能となるように、タッチボタン、トグルスイッチ又はジェスチャーセンサーなどのモード入力要素を設けられてもよい。例えば、米国特許出願公開第2015/0246454A号の文献には、複数の動作モードで動作可能な電気かみそりが示されており、ここでは、駆動ユニットを異なる動作モードに切り替えるためのモード入力要素が設けられている。時には、異なるモード間での切り替えは自動的に実現されてもよく、例えば、上述した低速モードは、バッテリー充電レベルが低くなったときに自動的に選定されてもよい。
【0005】
どの動作モードが選択されているかというユーザフィードバックを与えるために、そのようなかみそりは、そのような動作モードに関する情報を表示するための表示デバイスを有してもよい。例えば、選択されたカッター速度が指示されてもよく、あるいは、上述した流体アプリケータ又は気流発生器などの機能的付属品の作動が表示されてもよい。
【0006】
動作モードに関するそのような情報を表示することに加えてあるいはそれに代わって、他の情報がそのような表示デバイスによって表示されてもよい。例えば、かみそりのバッテリー又は蓄電池の充電状態が指示されてもよく、あるいは剃毛時間が表示されてもよく、そのような付加的な情報はまた、かみそり又はその駆動ユニットが非作動状態にあるときに表示されてもよい。例えば、ディスプレイの活動状態をかみそりのスイッチオフから数秒後の期間に延長し、それによって、例えば、電池の充電レベルがかみそりのスイッチオフから数秒後にわたって表示され、その後に、情報が表示されないアイドルモードへとフェードアウトするようにすることが提案されてきた。国際公開第98/25736A号の文献では、特定のかみそり情報をかみそりの充電/洗浄ステーション上に表示することが提案されており、この充電/洗浄ステーションは、そのようなデータを表示するためのディスプレイを設けられ、かみそりからユーザデータを受信するためにかみそりと通信するものである。また、かみそりの電源ボタンが短時間、触れられると、休止しているディスプレイが起動され得ることも提案されてきた。
【0007】
時には、そのようなかみそりは、スキントリートメントユニット又は長毛カッターユニット又はひげトリマーなどの付加的なパーソナルケアツールを設けられてもよい。そのようなスキントリートメントユニットは、例えば、ピーリングツール、マッサージブラシ又は血液循環を向上させるための振動要素などのツール要素を備えてもよい。そのようなスキンケアツールは、デバイスのヘッド部分に固定式で又は取外し可能に装着され得る。例えば、国際公開第2009/027928A号の文献には、様々なタイプのツールを駆動トランスミッタと結合するための結合手段を設けられたヘッドを有するパーソナルケア器具が開示されており、そのようなツールには、振動式安全かみそり、ヘアトリミングデバイス及びコームアタッチメントが含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
米国特許出願公開第2015/0246454A号
国際公開第98/25736A号
国際公開第2009/027928A号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の基礎をなす目的は、従来技術の不利点の少なくとも1つを回避しかつ/又は既存の解決策を更に発展させる、改善された電気かみそりを提供することである。本発明の基礎をなすより具体的な目的は、ユーザへの情報の表示を改善することである。
【0010】
本発明の基礎をなす更なる目的は、かみそりの容易な取扱いを犠牲にすることなく、ユーザに表示される情報の制御を改善することである。より具体的に言えば、かみそりの情報機能の一目瞭然で直感的な取扱い及び使用が達成されるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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