TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024122691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030366
出願日
2023-02-28
発明の名称
穀物乾燥機における籾排出の検出方法
出願人
株式会社サタケ
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
F26B
17/14 20060101AFI20240902BHJP(乾燥)
要約
【課題】従来よりも精度よく効率的に籾の排出状態を検出することが可能な、穀物乾燥機における籾排出の検出方法を提供すること。
【解決手段】穀物乾燥機1の起動とともに籾排出口15に設けられた籾排出検出センサ20をゼロ点調整するステップと、前記籾排出検出センサ20の計測データに基づいて張込を検出するステップと、前記張込時における前記籾排出検出センサ20の計測値に所定値を加算して排出判定閾値を設定するステップと、前記籾排出検出センサ20の計測値が前記排出判定閾値を超えた場合に籾の排出を検出するステップと、籾の排出を検出した後に前記籾排出検出センサ20の計測値が前記排出判定閾値以下となった場合に籾の排出が終了したことを検出するステップと、を有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
穀物乾燥機の起動とともに籾排出口に設けられた籾排出検出センサをゼロ点調整するステップと、
前記籾排出検出センサの計測データに基づいて張込を検出するステップと、
前記張込時における前記籾排出検出センサの計測値に所定値を加算して排出判定閾値を設定するステップと、
前記籾排出検出センサの計測値が前記排出判定閾値を超えた場合に籾の排出を検出するステップと、
籾の排出を検出した後に前記籾排出検出センサの計測値が前記排出判定閾値以下となった場合に籾の排出が終了したことを検出するステップと、を有する
ことを特徴とする穀物乾燥機における籾排出の検出方法。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記籾排出検出センサは、振動センサ又は音センサである
請求項1に記載の穀物乾燥機における籾排出の検出方法。
【請求項3】
前記籾排出検出センサは、振動センサ及び音センサを備え、
前記穀物乾燥機の起動とともに籾排出口に設けられた前記振動センサをゼロ点調整するステップと、
前記振動センサの計測データに基づいて張込を検出するステップと、
前記張込時における前記音センサの計測値に所定値を加算して排出判定閾値を設定するステップと、
前記音センサの計測値が前記排出判定閾値を超えた場合に籾の排出を検出するステップと、
籾の排出を検出した後に前記音センサの計測値が前記排出判定閾値以下となった場合に籾の排出が終了したことを検出するステップと、を有する
請求項1に記載の穀物乾燥機における籾排出の検出方法。
【請求項4】
前記音センサによる計測と併せて前記振動センサによる計測を行い、予め設定した任意の振動増減幅を参照するステップを有し、
前記音センサの計測値が前記排出判定閾値を超えている場合であっても、前記振動増減幅を参照して籾の排出の開始及び/又は終了を検出することが可能である
請求項3に記載の穀物乾燥機における籾排出の検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、穀物乾燥機における籾の排出状態を検出することが可能な、穀物乾燥機における籾排出の検出方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来技術として、特許文献1には、穀物乾燥機において籾の排出をその排出時に生じる振動の大きさで検出することが開示されており、籾の排出を、昇降機上方の籾排出口の壁面に取り付けたセンサによって検出するものである。すなわち、籾の排出時には籾が昇降機の籾排出口の壁面に衝突して振動が生じるため、その振動を検出することで籾の排出を検出するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-141194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、穀物乾燥機は籾の排出時以外に、張込時や乾燥時においても機内循環により昇降機等から振動が発生する。また、その振動の大きさも穀物乾燥機の型式や仕様によって異なり、籾の排出による振動を正確に判別することが困難となる可能性がある。
【0005】
加えて、穀物乾燥調製施設のように、一つの建屋の中で複数の穀物乾燥機が同時に稼働するような場所では、検出対象となる穀物乾燥機以外の別の穀物乾燥機から生じる振動の影響によって、籾の排出による振動を正確に判別することが困難となる可能性がある。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑み、従来よりも精度よく効率的に籾の排出状態を検出することが可能な、穀物乾燥機における籾排出の検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)に係る発明は、穀物乾燥機の起動とともに籾排出口に設けられた籾排出検出センサをゼロ点調整するステップと、前記籾排出検出センサの計測データに基づいて張込を検出するステップと、前記張込時における前記籾排出検出センサの計測値に所定値を加算して排出判定閾値を設定するステップと、前記籾排出検出センサの計測値が前記排出判定閾値を超えた場合に籾の排出を検出するステップと、籾の排出を検出した後に前記籾排出検出センサの計測値が前記排出判定閾値以下となった場合に籾の排出が終了したことを検出するステップと、を有することを特徴とする穀物乾燥機における籾排出の検出方法である。
【0008】
(2)に係る発明はさらに、前記籾排出検出センサは、振動センサ又は音センサである上記(1)に記載の穀物乾燥機における籾排出の検出方法である。
【0009】
(3)に係る発明はさらに、前記籾排出検出センサは、振動センサ及び音センサを備え、前記穀物乾燥機の起動とともに籾排出口に設けられた前記振動センサをゼロ点調整するステップと、前記振動センサの計測データに基づいて張込を検出するステップと、前記張込時における前記音センサの計測値に所定値を加算して排出判定閾値を設定するステップと、前記音センサの計測値が前記排出判定閾値を超えた場合に籾の排出を検出するステップと、籾の排出を検出した後に前記音センサの計測値が前記排出判定閾値以下となった場合に籾の排出が終了したことを検出するステップと、を有する上記(1)に記載の穀物乾燥機における籾排出の検出方法である。
【0010】
(4)に係る発明はさらに、前記音センサによる計測と併せて前記振動センサによる計測を行い、予め設定した任意の振動増減幅を参照するステップを有し、前記音センサの計測値が前記排出判定閾値を超えている場合であっても、前記振動増減幅を参照して籾の排出の開始及び/又は終了を検出することが可能である上記(3)に記載の穀物乾燥機における籾排出の検出方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社サタケ
電動機の端子箱
13日前
個人
乾燥装置
7か月前
個人
乾燥装置
7か月前
個人
乾燥装置
1か月前
個人
脱脂乾燥システム
2か月前
株式会社クレブ
乾燥装置
4か月前
株式会社ki-ya
木材乾燥機
6か月前
DIC株式会社
乾燥装置
1か月前
DIC株式会社
乾燥装置
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥装置
29日前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥装置
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥装置
1か月前
株式会社EST電設工業
乾燥装置
7か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥システム
6か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥システム
4か月前
東レエンジニアリング株式会社
溶剤回収システム
5か月前
株式会社大川原製作所
乾燥機
3か月前
セイコーエプソン株式会社
加熱装置
1か月前
クリーン・テクノロジー株式会社
乾燥装置
19日前
日本電気硝子株式会社
ガラス繊維巻回体の製造方法
4か月前
株式会社東芝
乾燥装置及び乾燥方法
2か月前
株式会社カワタ
ガス浄化装置および粉粒体処理装置
1か月前
中央化工機株式会社
振動処理装置及び含液粉体の処理方法
2か月前
株式会社カワタ
粉粒体排出機構および粉粒体処理装置
1か月前
株式会社ネオナイト
バイオマス乾燥装置
4か月前
日本碍子株式会社
乾燥装置
3か月前
日本碍子株式会社
乾燥装置
3か月前
グンゼ株式会社
水切り装置
7か月前
井関農機株式会社
穀粒乾燥機
26日前
井関農機株式会社
穀粒乾燥機
2か月前
冨士電線株式会社
液体除去装置
1か月前
井関農機株式会社
穀粒乾燥機
2か月前
株式会社SCREENホールディングス
減圧乾燥装置
4か月前
個人
薪生産用木材乾燥装置
6か月前
中央機工株式会社
発電装置、及び乾燥方法
2か月前
大島農機株式会社
穀物類・種子等の乾燥機の作業用設備
6か月前
続きを見る
他の特許を見る