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公開番号
2024121979
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029253
出願日
2023-02-28
発明の名称
ぱちんこ遊技機
出願人
サミー株式会社
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20240902BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】興趣性の高い演出を有するぱちんこ遊技機を提供する。
【解決手段】大当りの実行権利を獲得したことを報知する演出または大当りとなる期待度が高い演出として祝福バイブ演出や演出レバーの操作を要求する操作入力演出を実行する。初代カスタム機能は、大当り遊技や時短モード状態における演出の傾向を変更する機能であり、祝福バイブ演出や演出レバー操作を要求する操作入力演出が実行されたまたは実行されている期間であって演出操作ユニットが動作して入力操作が容易でない期間を含む期間に演出ボタンの操作を行うことで直後の大当り遊技から演出の実行態様を変更可能である。
【選択図】図50
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技の進行を制御し、所定の条件が成立した場合に特別遊技を実行する主制御手段と、
演出を制御する演出制御手段と、
前記演出制御手段の制御によって動作する演出手段と、
前記演出手段は、
演出に関する表示を行う演出表示手段と、
発光演出を行う演出ランプと、
音声出力を行うスピーカと、
前記演出手段に接続されて遊技者の操作入力に関する情報を前記演出制御手段に入力可能な演出入力手段と、
前記演出入力手段に備えられ、前記演出入力手段を所定動作させる動作手段とを有し、
前記演出には、前記演出入力手段の操作入力により前記演出手段にて行う前記演出の実行態様に変化を与える操作入力演出を有し、
前記演出において、所定の演出が実行される場合に前記動作手段により前記演出入力手段を初期状態とは異なる動作状態に制御可能であり、
前記演出制御手段は、前記演出入力手段の所定の操作入力により前記演出手段にてその後に行う前記演出の実行態様の傾向をカスタマイズする演出カスタマイズ機能を有し、
前記演出カスタマイズ機能の設定に係る前記所定の操作入力は、前記動作手段により前記演出入力手段が前記動作状態にある場合であっても受付可能とする場合があることを特徴とするぱちんこ遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ぱちんこ遊技機に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のぱちんこ遊技機では、遊技者が演出ボタン等の演出操作手段を操作して演出の進行に関与する演出を実行するぱちんこ機であって、演出の進行として演出表示のみでなく振動やランプ発光などを伴う演出を実行するぱちんこ遊技機が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-205711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような従来のぱちんこ遊技機のように、遊技者が演出操作手段の操作を行うことにより演出態様に変化を与える演出に関し、演出表示装置以外の他デバイスにおける演出態様を工夫することで興趣の高い演出を提供するが求められている。
【0005】
本願発明は上記課題に鑑みたもので、興趣性が高い演出を行うぱちんこ遊技機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係るぱちんこ遊技機は、遊技の進行を制御し、所定の条件が成立した場合に特別遊技を実行する主制御手段と、演出を制御する演出制御手段と、演出制御手段の制御によって動作する演出手段と、演出手段は、演出に関する表示を行う演出表示手段と、発光演出を行う演出ランプと、音声出力を行うスピーカと、演出手段に接続されて遊技者の操作入力に関する情報を演出制御手段に入力可能な演出入力手段と、演出入力手段に備えられ、演出入力手段を所定動作させる動作手段とを有し、演出には、演出入力手段の操作入力により演出手段にて行う演出の実行態様に変化を与える操作入力演出を有し、演出において、所定の演出が実行される場合に動作手段により演出入力手段を初期状態とは異なる動作状態に制御可能であり、演出制御手段は、演出入力手段の所定の操作入力により演出手段にてその後に行う演出の実行態様の傾向をカスタマイズする演出カスタマイズ機能を有し、演出カスタマイズ機能の設定に係る所定の操作入力は、動作手段により演出入力手段が動作状態にある場合であっても受付可能とする場合がある。
【0007】
なお、以上の発明に係る構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したもの、発明を実施するための形態に記載された実施形態や変形例に係る構成もまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の遊技機によれば、興趣性の高い演出を有するぱちんこ遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
前提とするぱちんこ遊技機の正面図である。
上記ぱちんこ遊技機の枠部材を開放した状態の正面方向の斜視図である。
上記ぱちんこ遊技機の枠部材を開放した状態の背面方向の斜視図である。
前提とするぱちんこ遊技機に取り付けられた遊技盤を示す斜視図である。
前提とするぱちんこ遊技機の機能ブロック図である。
前提とするぱちんこ遊技機の遊技状態の遷移を示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の主制御基板の電源投入処理を示す図である。
上記電源投入処理中の遊技停止状態設定処理を示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の主制御基板の割込み処理を示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の当否抽選テーブルを示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の当り図柄抽選テーブルを示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の低ベース状態中における変動パターン抽選テーブルを示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の高ベース状態中における変動パターン抽選テーブルを示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の限定的な期間に参照される特殊変動パターン抽選テーブルを示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の演出制御基板の電源投入処理を示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の演出制御基板の割込み処理を示す図である。
前提とするぱちんこ遊技機の通常遊技中(低確率/低ベース中)の図柄変動表示(装飾図柄の停止表示中)の遊技演出を表した図である。
前提とするぱちんこ遊技機の大当りとなる期待度が高いリーチ演出が行われている状況の遊技演出を表した図である。
前提とするぱちんこ遊技機において大当り遊技を実行している状態の遊技演出を表した図である。
前提とするぱちんこ遊技機の特定遊技状態中(高確率または低確率/高ベース)である電チューサポート機能の作動中の遊技演出を表した図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの正面視図(球皿より上側)を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの待機中(待機デモ演出)の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の変動開始タイミングを示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の初回の擬似変動でセリフ予告が実行されている様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の初回の擬似変動でセリフ予告が進行した様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の初回の擬似変動でリーチ演出が実行されている様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の初回の擬似変動でリーチ演出にて特殊図柄の停止煽りが実行されている様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の初回の擬似変動で擬似変動(擬似連)演出の実行が確定的となったことを報知している様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の2回目の擬似変動が開始された様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の2回目の擬似変動にてウィンドウステップアップ予告を実行している様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示の2回目の擬似変動にてウィンドウステップアップ予告をの結果である予告アニメーションを表示している様子示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示にて高期待度リーチであるコンビバトルリーチ演出が実行されている様子を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示にて高期待度リーチであるコンビバトルリーチ演出の連打パターンの表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示にて高期待度リーチであるコンビバトルリーチ演出の一撃パターンの表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示にて高期待度リーチであるコンビバトルリーチ演出の成功(大当り)態様の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示にて高期待度リーチであるコンビバトルリーチ演出の失敗(はずれ)態様の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの遊技者操作演出を行う変動表示にて高期待度リーチであるコンビバトルリーチ演出の復活演出の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの演出例2の変動演出の流れを示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの演出例2の裏ボタン演出におけるランプの発光態様の例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの演出例2のスペシャルフラッシュ予告におけるランプの発光態様の例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの演出例2の虹色発光におけるランプの発光態様の例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの演出例3の時短モード状態の演出表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pのオートボタン(自動操作)機能の設定時におけるセリフ予告の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pのオートボタン(自動操作)機能の設定時におけるセリフ予告において、演出ボタンを操作した場合の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pのブロック破壊リーチ演出の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの連撃ボタンアクション予告の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの連撃ボタンアクション予告の演出ボタン操作時の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの一撃チャンス演出の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの一撃チャンス演出の演出レバー操作後の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pの特殊な状況における演出カスタマイズ機能の使用例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pのボタン操作後アイコン表示演出の低期待度時の表示例を示す図である。
第1実施例のぱちんこ遊技機Pのボタン操作後アイコン表示演出の高期待度時の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(前提技術)
以下、本発明の前提とするぱちんこ遊技機(以下「前提技術」)について図面を用いて説明する。前提技術に係るぱちんこ遊技機の代表例として、ぱちんこ遊技機を図1および図3に示すとともに、このぱちんこ遊技機に設けられる遊技盤を図4に示しており、まず、これらの図を参照して、ぱちんこ遊技機の機械構成について説明する。なお、以降の説明においては、便宜上、図2の各矢印で示す方向をそれぞれ、前後方向、左右方向、上下方向と称して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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