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公開番号2024121041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023027889
出願日2023-02-27
発明の名称可搬型機器の電池収納構造
出願人テルモ株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類H01M 50/296 20210101AFI20240830BHJP(基本的電気素子)
要約【解決手段】可搬型機器12の電池収納構造10であって、電池14を収納可能な電池収納部16を有した筐体18と、筐体18の第1側面20に開口して電池収納部16に電池14を挿入するための第1開口部22と、筐体18の内部において電池収納部16に向かい合って配置され電池14に電気的に接続される接続端子28と、接続端子28と電池14とが接続された状態で、接続端子28が電池14に追従するように接続端子28を移動可能に保持する保持構造30とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可搬型機器の電池収納構造であって、
電池を収納可能な電池収納部を有した筐体と、
前記筐体の第1側面に開口して前記電池収納部に前記電池を挿入するための第1開口部と、
前記筐体の内部において前記電池収納部に向かい合って配置され前記電池に電気的に接続される接続端子と、
前記接続端子と前記電池とが接続された状態で、前記接続端子が前記電池に追従するように前記接続端子を移動可能に保持する保持構造と、
を備える、可搬型機器の電池収納構造。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
請求項1記載の電池収納構造において、
前記筐体は、複数の前記第1開口部と、
前記複数の前記第1開口部に隣接して連通する複数の前記電池収納部と、
複数の前記接続端子を保持する前記保持構造と、
前記筐体の第2側面に開口し前記保持構造が嵌合される第2開口部と、
を備える、可搬型機器の電池収納構造。
【請求項3】
請求項1記載の電池収納構造において、
前記保持構造が複数設けられ、前記複数の保持構造の各々には、前記接続端子が設けられる、可搬型機器の電池収納構造。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の電池収納構造において、
前記保持構造を前記電池に向けて付勢する弾発部材を備える、可搬型機器の電池収納構造。
【請求項5】
請求項4記載の電池収納構造において、
前記電池収納部から離れる方向への前記保持構造の移動を所定位置で規制する移動規制部を備える、可搬型機器の電池収納構造。
【請求項6】
請求項5記載の電池収納構造において、
前記移動規制部は、前記保持構造に設けられ、前記保持構造において前記接続端子が配置される側とは反対側に配置される、可搬型機器の電池収納構造。
【請求項7】
請求項5記載の電池収納構造において、
前記移動規制部は、前記保持構造の移動方向に沿って形成され前記弾発部材が内部に収容される収容部を有する、可搬型機器の電池収納構造。
【請求項8】
請求項1記載の電池収納構造において、
前記保持構造は、基板と、
前記基板を保持する基板保持部材と、
を備え、
前記接続端子と前記基板とが固定される、可搬型機器の電池収納構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可搬型機器に用いられ筐体内に電池を収納するための可搬型機器の電池収納構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、可搬型の医療機器が開示されている。医療機器は、筐体と、筐体に収容されるカートリッジ、複数のセンサ、電力制御装置、ディスプレイ及びバッテリとを備える。バッテリの電力によって、電力制御部を駆動すると共に診療情報をディスプレイに表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-510498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の医療機器では、移動時に付与される振動又は衝撃によってバッテリが筐体内で揺動し、バッテリの端子と医療機器の端子との相対移動が繰り返されることで、接触端子の摩耗が促進され、バッテリの端子と医療機器の端子との接触が不良となるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の態様は、可搬型機器の電池収納構造であって、電池を収納可能な電池収納部を有した筐体と、前記筐体の第1側面に開口して前記電池収納部に前記電池を挿入するための第1開口部と、前記筐体の内部において前記電池収納部に向かい合って配置され前記電池に電気的に接続される接続端子と、前記接続端子と前記電池とが接続された状態で、前記接続端子が前記電池に追従するように前記接続端子を移動可能に保持する保持構造と、を備える、可搬型機器の電池収納構造である。
【0007】
この電池収納構造によれば、可搬型機器の移動に伴って電池収納構造に振動が付与されたとき、保持構造によって接続端子が移動可能に保持されるため、接続端子と電池との相対移動が抑制され、それに伴って接続端子の摩耗が抑制される。
【0008】
(2)上記の(1)記載の電池収納構造において、前記筐体は、複数の前記第1開口部と、前記複数の前記第1開口部に隣接して連通する複数の前記電池収納部と、複数の前記接続端子を保持する前記保持構造と、前記筐体の第2側面に開口し前記保持構造が嵌合される第2開口部と、を備えてもよい。
【0009】
この構成により、複数の電池を1つの基板に接続することで、複数の接続端子の間の距離を一定に保つことができる。
【0010】
(3)上記の(1)記載の電池収納構造において、前記保持構造が複数設けられ、前記複数の保持構造の各々には、前記接続端子が設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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