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公開番号2024121018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024108310,2023145634
出願日2024-07-04,2017-07-20
発明の名称医用処理装置
出願人キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類A61B 8/14 20060101AFI20240829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】心臓における構造物の解析結果を、俯瞰的に示すこと。
【解決手段】実施形態に係る医用処理装置は、ボディマーク取得部と、解析結果取得部と、表示制御部とを有する。ボディマーク取得部は、心臓における左心室、左心房、右心室、右心房のうちの2以上の構造物の位置関係を模式的に示すボディマークを取得する。解析結果取得部は、被検体の心臓における前記2以上の構造物に関する医用画像または前記構造物を解析した解析結果を取得する。表示制御部は、前記医用画像により示される前記2以上の構造物の位置または解析された前記構造物の位置を識別する位置識別情報が付加された前記ボディマークを、前記医用画像または前記解析結果とともにディスプレイに表示させる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
心臓における左心室、左心房、右心室、右心房のうちの2以上の構造物の位置関係を模式的に示すボディマークを取得するボディマーク取得部と、
被検体の心臓における前記2以上の構造物に関する医用画像または前記構造物を解析した解析結果を取得する取得部と、
前記医用画像により示される前記2以上の構造物の位置または解析された前記構造物の位置を識別する位置識別情報が付加された前記ボディマークを、前記医用画像または前記解析結果とともにディスプレイに表示させる表示制御部と、
具備する医用処理装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記心臓の断面画像を前記医用画像として取得し、
前記表示制御部は、前記断面画像により示される前記心臓の構造物の位置を識別する前記位置識別情報が付加された前記ボディマークを前記断面画像とともに前記ディスプレイに表示させる、
請求項1に記載の医用処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記心臓の複数の断面画像を前記医用画像として取得し、
前記表示制御部は、前記複数の断面画像によりそれぞれ示される前記心臓の構造物の位置を識別する複数の前記位置識別情報が付加された前記ボディマークを前記複数の断面画像とともに前記ディスプレイに表示させる、
請求項1に記載の医用処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、心尖4腔断面像、心尖部左室長軸断面像および心尖部2腔断面画像を前記断面画像として取得する、
請求項3に記載の医用処理装置。
【請求項5】
前記取得部は、前記構造物に関する壁運動の解析結果を取得し、
前記表示制御部は、前記ボディマークを前記壁運動の解析結果とともに前記ディスプレイに表示させる、
請求項1に記載の医用処理装置。
【請求項6】
前記壁運動の解析結果は、前記構造物における解析パラメータの値に基づく時間変化曲線およびポーラマップの少なくとも一方である、
請求項5に記載の医用処理装置。
【請求項7】
前記解析結果は、前記医用画像から前記構造物の輪郭を抽出することで得られる、
請求項1に記載の医用処理装置。
【請求項8】
前記表示制御部は、前記ボディマークを前記解析結果よりも小さく表示する、
請求項1に記載の医用処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、医用処理装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、心臓における複数の構造物(例えば、左心室と右心室)それぞれを対象として、機能解析を行ないたいという要求が高まっている。しかし、従来の心機能解析では、心臓における単一の構造物に注目し、その構造物に関する解析結果のみを表示することが一般的であった。つまり、心臓における複数の構造物それぞれに関する医用情報を表示する際のユーザビリティについては、十分な検討がなされていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-006935号公報
特開2009-077961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
目的は、心臓における構造物の解析結果を、俯瞰的に示すことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る医用処理装置は、ボディマーク取得部と、解析結果取得部と、表示制御部とを有する。ボディマーク取得部は、心臓における左心室、左心房、右心室、右心房のうちの2以上の構造物の位置関係を模式的に示すボディマークを取得する。解析結果取得部は、被検体の心臓における前記2以上の構造物に関する医用画像または前記構造物を解析した解析結果を取得する。表示制御部は、前記医用画像により示される前記2以上の構造物の位置または解析された前記構造物の位置を識別する位置識別情報が付加された前記ボディマークを、前記医用画像または前記解析結果とともにディスプレイに表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック構成図である。
図2は、本実施形態における各種機能に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3は、本実施形態におけるボディマークの一例を示す図である。
図4は、本実施形態におけるボディマークの一例を示す図である。
図5は、本実施形態において、医用情報およびボディマークの表示例を示す図である。
図6は、本実施形態の第1の変形例において、各種機能に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図7は、本実施形態の第1の変形例におけるボディマークの一例を示す図である。
図8は、本実施形態の第1の変形例において、医用情報およびボディマークの表示例を示す図である。
図9は、本実施形態の第2の変形例において、各種機能に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10は、本実施形態の第2の変形例において、複数の分割領域各々に配置された医用情報(3次元表示)とボディマークとの表示例を示す図である。
図11は、本実施形態の第2の変形例において、2腔の薬物負荷前後の比較のための解析結果のレイアウトとボディマークの配置との一例を示す図である。
図12は、本実施形態の第2の変形例において、複数の分割領域各々に配置された医用情報と、表示領域の中央部分に配置されたボディマークとの表示例を示す図である。
図13は、本実施形態の第2の変形例において、複数の分割領域各々に配置された医用情報と、表示領域の端部領域に配置されたボディマークとの表示例を示す図である。
図14は、本実施形態の第2の変形例において、複数の分割領域各々に配置された医用情報と、複数の分割領域各々に配置されたボディマークとの表示例を示す図である。
図15は、本実施形態の第2の変形例において、複数の分割領域各々に配置された医用情報と、複数の分割領域各々に配置されたボディマークとの表示例を示す図である。
図16は、本実施形態の第3の変形例において、一つの心腔に関する複数の断面画像と一つの3次元画像とともに、断面が重畳されたボディマークを表示した表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる超音波診断装置を説明する。なお、以下の説明において、略同一の構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0008】
図1は、本実施形態に係る超音波診断装置1の構成を示すブロック構成図である。図1に示すように、超音波診断装置1は、超音波プローブ11と、入力インタフェース回路(入力部)13と、ディスプレイ(表示部)15と、心電計17と、装置本体19とを有する。
【0009】
超音波プローブ11は、複数の圧電振動子、圧電振動子の超音波放射面側に設けられる整合層、圧電振動子の背面側に設けられるバッキング材等を有する。複数の圧電振動子各々は、後述する送受信回路23から供給される駆動信号に応答して超音波を発生する。超音波プローブ11は、例えば、互いに直交するアジマス方向およびエレベーション方向に沿って複数の圧電振動子を配列した2次元アレイプローブである。2次元アレイプローブは、例えば、2次元セクタプローブである。なお、超音波プローブ11は、3次元スキャンが可能な2次元アレイプローブに限定されず、メカニカル4次元プローブであってもよい。また、超音波プローブ11が2次元スキャン可能な1次元アレイプローブである場合、エレベーション方向に超音波プローブ11を揺動させる操作者の操作により、3次元的なエコー信号が取得される。
【0010】
入力インタフェース回路13は、操作者からの各種指示・命令・情報・選択・設定を本超音波診断装置1に取り込む。入力インタフェース回路13は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、および表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチパネルディスプレイ等によって実現される。入力インタフェース回路13は、操作者から受け取った入力操作を電気信号に変換する。なお、本明細書において入力インタフェース回路13は、マウス、キーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限らない。例えば、本超音波診断装置1とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、受け取った電気信号を装置本体19へ出力するような電気信号の処理回路も入力インタフェース回路13の例に含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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