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公開番号2024121001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024107556,2020019474
出願日2024-07-03,2020-02-07
発明の名称生産計画作成方法および生産計画作成システムならびに生産計画作成プログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H05K 13/00 20060101AFI20240829BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】現在の部品実装ラインの状況から次の生産計画を作成することができる生産計画作成方法および生産計画作成システムならびに生産計画作成プログラムを提供する。
【解決手段】生産計画作成方法は、部品実装ラインが備えた部品実装装置の現在の構成を取得し(ST12)、これから生産する対象生産品種の情報を取得する(ST13)。そして、対象生産品種と、部品実装装置の現在の構成において生産可能な生産品種の類似率を算出し(ST15)、類似率に基づいて対象生産品種を部品実装ラインに割り当てた生産計画を作成する(ST16)。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
部品供給装置が供給する部品を基板に実装する部品実装装置を備えた部品実装ラインにより複数の生産品種の実装基板を生産する生産計画を作成する生産計画作成方法であって、
前記生産計画は、複数の部品実装ラインに複数の生産品種を割り当てるものであり、
複数の部品実装ラインが備えた部品実装装置の現在の構成を取得する工程と、
これから生産する生産品種の情報を取得する工程と、
前記これから生産する生産品種と、前記部品実装装置の現在の構成において生産可能な生産品種の類似率を算出する工程と、
前記類似率に基づいて、前記これから生産する生産品種を複数の前記部品実装ラインのいずれかに割り当てた生産計画を作成する工程と、を含む、生産計画作成方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記生産計画を作成する工程において、前記生産品種を生産するにあたり前記部品実装装置の構成を現在の構成から所定の変更可能な範囲内で変更する条件で、前記生産品種を前記部品実装ラインに割り当てる、請求項1に記載の生産計画作成方法。
【請求項3】
前記変更可能な範囲を、前記部品実装装置に配置されている前記部品供給装置の数に基づいて設定する工程を、さらに含む、請求項2に記載の生産計画作成方法。
【請求項4】
前記変更可能な範囲を、前記部品実装装置の構成を変更する作業者の人数に基づいて設定する工程を、さらに含む、請求項2に記載の生産計画作成方法。
【請求項5】
前記変更可能な範囲を、前記部品実装装置の構成を変更する時間に基づいて設定する工程を、さらに含む、請求項2に記載の生産計画作成方法。
【請求項6】
前記変更可能な範囲を、前記部品実装ラインにおいて生産可能な生産品種に基づいて設定する工程を、さらに含む、請求項2に記載の生産計画作成方法。
【請求項7】
作成された前記生産計画に基づいて、前記生産品種の生産完了予測時刻を算出する工程と、
前記生産完了予測時刻が生産納期を遅延する場合に、前記生産品種の生産順序を変更する工程と、をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の生産計画作成方法。
【請求項8】
前記生産完了予測時刻が生産納期を遅延する場合に、前記生産品種の前記部品実装ラインへの割り当てを変更する工程を、さらに含む、請求項7に記載の生産計画作成方法。
【請求項9】
前記部品実装ラインにおいて、前記部品実装装置の構成を次の生産品種用に変更する切り替え時間を算出する工程を、さらに含み、
前記生産品種の生産完了予測時刻は、前記切り替え時間を含めて算出される、請求項7または8に記載の生産計画作成方法。
【請求項10】
部品供給装置が供給する部品を基板に実装する部品実装装置を備えた複数の部品実装ラインにより複数の生産品種の実装基板を生産する生産計画を作成する生産計画作成システムであって、
部品実装ラインが備えた部品実装装置の現在の構成と、これから生産する生産品種の情報に基づいて、前記これから生産する生産品種と、前記部品実装装置の現在の構成において生産可能な生産品種の類似率を算出する類似率算出部と、
前記類似率に基づいて、前記これから生産する生産品種を複数の前記部品実装ラインのいずれかに割り当てた生産計画を作成する生産計画作成部と、を備える、生産計画作成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、部品実装ラインにより複数の品種の実装基板を生産する生産計画を作成する生産計画作成方法および生産計画作成システムならびに生産計画作成プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
生産設備を備える複数の生産ラインにより基板に部品を実装した実装基板などの製品を生産する際は、複数の品種が所定の生産納期に所定の生産量を生産できるように各生産ラインへの品種の割り当てと生産順序を含む生産計画が作成される。また、各生産ラインでは、生産する品種に合わせた生産設備の構成などを含む生産データが作成される。生産データを作成する際は、品種の変更で生産設備の構成を変更する段取り替えが少なくなるように生産設備の構成などが作成される。
【0003】
ところで、生産ラインでは、生産計画が作成されて生産する品種が決まらないと生産データを作成することができないが、反対に生産データが決まらないと品種の生産に要する正確な時間を算出することができずに精度の高い生産計画を作成することができない。すなわち、生産計画と生産データは循環参照の関係にあり、予測精度と生産効率が高い生産計画と生産データを同時に作成するには、スキルの高い熟練作成者が長い作成時間をかけて作成する必要がある。特許文献1には、生産計画と生産データ(加工工程計画)を同時に作成するにあたり、作業者の作成作業を支援するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2013/137159号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、生産計画を作成するにあたり、現在製品を生産している複数の生産ラインについて、次に生産する複数の品種の生産計画と生産データを作成することがある。しかしながら、特許文献1に記載のシステムを含む従来技術では、現在の生産状況が考慮されておらず、作成される生産計画と生産データの質は作業者のスキルに依存し、また、生産する品種の数が増加すると作成作業に要する時間が指数関数的に増加するという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、現在の部品実装ラインの状況から次の生産計画を作成することができる生産計画作成方法および生産計画作成システムならびに生産計画作成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の生産計画作成方法は、部品供給装置が供給する部品を基板に実装する部品実装装置を備えた部品実装ラインにより複数の生産品種の実装基板を生産する生産計画を作成する生産計画作成方法であって、前記生産計画は、複数の部品実装ラインに複数の生産品種を割り当てるものであり、複数の部品実装ラインが備えた部品実装装置の現在の構成を取得する工程と、これから生産する生産品種の情報を取得する工程と、前記これから生産する生産品種と、前記部品実装装置の現在の構成において生産可能な生産品種の類似率を算出する工程と、前記類似率に基づいて、前記これから生産する生産品種を複数の前記部品実装ラインのいずれかに割り当てた生産計画を作成する工程と、を含む。
【0008】
本発明の生産計画作成システムは、部品供給装置が供給する部品を基板に実装する部品実装装置を備えた複数の部品実装ラインにより複数の生産品種の実装基板を生産する生産計画を作成する生産計画作成システムであって、部品実装ラインが備えた部品実装装置の現在の構成と、これから生産する生産品種の情報に基づいて、前記これから生産する生産品種と、前記部品実装装置の現在の構成において生産可能な生産品種の類似率を算出する類似率算出部と、前記類似率に基づいて、前記これから生産する生産品種を複数の前記部品実装ラインのいずれかに割り当てた生産計画を作成する生産計画作成部と、を備える。
【0009】
本発明の生産計画作成プログラムは、部品供給装置が供給する部品を基板に実装する部品実装装置を備えた複数の部品実装ラインにより複数の生産品種の実装基板を生産する生産計画の作成をコンピュータに実行させる生産計画作成プログラムであって、部品実装ラインが備えた部品実装装置の現在の構成を取得するステップと、これから生産する生産品種の情報を取得するステップと、前記これから生産する生産品種と、前記部品実装装置の現在の構成において生産可能な生産品種の類似率を算出するステップと、前記類似率に基づいて、前記これから生産する生産品種を複数の前記部品実装ラインのいずれかに割り当てた生産計画を作成するステップと、を含む、生産計画作成プログラム。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、現在の部品実装ラインの状況から次の生産計画を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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