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公開番号2024120997
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024107436,2023501983
出願日2024-07-03,2021-02-26
発明の名称アクチュエーター
出願人パイオニア株式会社,パイオニアスマートセンシングイノベーションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 26/08 20060101AFI20240829BHJP(光学)
要約【課題】ミラーを二軸駆動するアクチュエーターを小型化することが一例として挙げられる。
【解決手段】アクチュエーター(10)は、ミラー(20)、第1の電磁石(30)、および第2の電磁石(40)を備える。ミラー(20)には、永久磁石(21)が設けられている。ミラー(20)は、基準面(101)に対し、第1の軸(201)と第1の軸(201)に非平行な第2の軸(202)とを揺動軸として揺動可能である。第1の電磁石(30)は、ミラー(20)を、第1の軸(201)に対して揺動させる。第2の電磁石(40)は、ミラー(20)を、第2の軸(202)に対して揺動させる。そして、アクチュエーター(10)において、以下の(A)および(B)の少なくともいずれかが成り立つ。(A)基準面(101)に垂直な方向から見て、第1の電磁石(30)は第1の軸(201)に対して線対称ではない。(B)基準面(101)に垂直な方向から見て、第2の電磁石(40)は第2の軸(202)に対して線対称ではない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
永久磁石が設けられ、基準面に対し、第1の軸と前記第1の軸に非平行な第2の軸とを揺動軸として揺動可能なミラーと、
前記ミラーを、前記第1の軸に対して揺動させる第1の電磁石と、
前記ミラーを、前記第2の軸に対して揺動させる第2の電磁石とを備え、
前記第2の電磁石は、前記第1の電磁石よりも小さい
アクチュエーター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエーターに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
光で所定の領域を走査して測定する測定装置等では、光の出射方向を可変とするために可動ミラーが用いられる。
【0003】
特許文献1には、ミラーに固定された永久磁石と、電磁石とを相互作用させて、ミラーに駆動トルクを生じさせる光走査装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-69676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ミラーを駆動するアクチュエーターの小型化が、それを含む測定装置等の全体の小型化のために重要である。一方、ミラーを二軸に対して駆動しようとすると、二組の電磁石が必要となり、アクチュエーターが大型化するという問題があった。
【0006】
本発明が解決しようとする課題としては、ミラーを二軸駆動するアクチュエーターを小型化することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、
永久磁石が設けられ、基準面に対し、第1の軸と前記第1の軸に非平行な第2の軸とを揺動軸として揺動可能なミラーと、
前記ミラーを、前記第1の軸に対して揺動させる第1の電磁石と、
前記ミラーを、前記第2の軸に対して揺動させる第2の電磁石とを備え、
(A)前記基準面に垂直な方向から見て、前記第1の電磁石は前記第1の軸に対して線対称ではない、および(B)前記基準面に垂直な方向から見て、前記第2の電磁石は前記第2の軸に対して線対称ではない、の少なくともいずれかが成り立つ
アクチュエーターである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係るアクチュエーターの構成を例示する図である。
第1の実施形態に係るアクチュエーターの構成を例示する図である。
ミラー、外側フレーム、および内側フレームを含む構造体を例示する平面図である。
第1の電磁石および第2の電磁石の構造を例示する斜視図である。
電磁石の配置の比較例を示す図である。
電磁石の配置の比較例を示す図である。
第2の電磁石のヨークの断面形状の変形例を示す図である。
コイルの巻き方の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状を例示する図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第2の実施形態に係る第2の電磁石の形状の変形例を示す図である。
第3の実施形態に係るアクチュエーターの構成を例示する図である。
第4の実施形態に係る第1の電磁石の構造を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1および図2は、第1の実施形態に係るアクチュエーター10の構成を例示する図である。図1はアクチュエーター10の平面図であり、図2は、アクチュエーター10の側面図である。各図には互いに直交する3軸としてx軸、y軸、およびz軸をあわせて示している。本実施形態において、x軸は第1の軸201に平行であり、y軸は第2の軸202に平行である。また、図3は、ミラー20、外側フレーム50、および内側フレーム60を含む構造体12を例示する平面図である。図4は、第1の電磁石30および第2の電磁石40の構造を例示する斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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