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公開番号
2024120985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2024107262,2021206159
出願日
2024-07-03,2021-12-20
発明の名称
回路基板、発光装置及びそれらの製造方法
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20240829BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ポスト部と配線基板の回路パターンとの接触を防止することができる回路基板、発光装置及びそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】回路基板100の製造方法は、凸状のポスト部11が形成された第1基板10と、第1面211側に回路パターン22を配置し第2面212側に接着部材24aを配置する基材21に開口部25が形成された第2基板20と、を準備する工程と、ポスト部11の上面が開口部25から露出し、ポスト部11を除く第1基板10の上面と基材21の第2面212とが向かい合うように第1基板10と第2基板20とを接着部材24を用いて貼り合わせる工程と、を含み、平面視で、第2基板20は、回路パターン22よりも基材21が開口部25側に突出して露出する基材露出部215を有し、貼り合わせる工程において、ポスト部11と第2基板20との間に加圧及び加熱により溶融させた接着部材24bを配置する。
【選択図】図1B
特許請求の範囲
【請求項1】
上面側に凸状のポスト部が形成された第1基板と、
第1面側に一対の電極を含む回路パターンを配置して、前記第1面の反対側の第2面側に基材を配置して、前記基材の前記回路パターンが配置される側の反対側に金属層を配置して、厚さ方向に貫通する開口部が形成された第2基板と、
前記金属層の前記基材側の面と反対側の面に配置される接着部材と、を備え、
前記ポスト部の上面が前記開口部から露出し、前記ポスト部を除く前記第1基板の上面と前記第2基板における前記基材の第2面とが向かい合うように配置され、
前記ポスト部と前記第2基板との間に前記接着部材が配置される回路基板(但し、前記回路パターンと前記金属層とが、両面配線基板となっている形態を除く)。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
平面視で、前記第2基板は、前記金属層よりも前記基材が前記開口部側に突出して露出する基材露出部を有する請求項1に記載の回路基板。
【請求項3】
平面視で、前記基材露出部は、前記回路パターンよりも前記基材が前記開口部側に突出して露出する、請求項2に記載の回路基板。
【請求項4】
平面視で、前記回路パターンから前記開口部側に突出して露出する前記基材露出部の幅は、50μm以上200μm以下である、請求項3に記載の回路基板。
【請求項5】
平面視で、前記ポスト部の側面と、前記ポスト部の側面に対向する前記基材の側面との距離は、50μm以上300μm以下である、請求項4に記載の回路基板。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の回路基板と、
前記回路基板に載置された発光部品と、を含み、
前記発光部品は、
発光素子と、
前記発光素子が配置されるパッケージと、を有し、
前記パッケージの下面が、前記ポスト部の上面、及び、前記回路パターンの上面に配置される、発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回路基板、発光装置及びそれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、実装した電子部品の放熱性を改良した回路基板が知られている。例えば、特許文献1には、金属製のベース板部と、ベース板部上に絶縁層を介して形成された回路パターンと、ベース板部に設けられ、回路パターンに電気的に接続される電子部品が直接的に接合される電子部品搭載部と、を備えた回路基板が開示されている。また、例えば、特許文献2には、表面側に複数の凸部を有する金属板と、凸部に対応する部分に複数の第二開口を有する配線基板と、金属板と配線基板との間に介在し、熱硬化性樹脂の硬化物を含む絶縁層と、を含む配線基板積層体が開示されている。これらのような積層基板の製造においては、ポスト部を形成した銅板と、銅箔の回路パターンが形成された配線基板と、を貼り合わせて回路基板とする方法が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-91814号公報
特開2017-50539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ポスト部と配線基板の回路パターンとの接触を防止することができる回路基板、発光装置及びそれらの製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態に係る回路基板の製造方法は、上面側に凸状のポスト部が形成された第1基板と、第1面側に一対の電極を含む回路パターンを配置して、前記第1面の反対側の第2面側に接着部材を配置する基材を厚さ方向に貫通する開口部が形成された第2基板と、を準備する工程と、前記ポスト部の上面が前記開口部から露出し、前記ポスト部を除く前記第1基板の上面と前記第2基板における前記基材の第2面とが向かい合うように前記第1基板と前記第2基板とを加圧及び加熱して前記接着部材を用いて貼り合わせる工程と、を含み、平面視で、前記第2基板は、前記回路パターンよりも前記基材が前記開口部側に突出して露出する基材露出部を有し、前記貼り合わせる工程において、前記ポスト部と前記第2基板との間に前記加圧及び加熱により溶融させた前記接着部材を配置する。
【0006】
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法は、実施形態に開示される回路基板の製造方法で回路基板を製造する工程と、前記回路基板の前記ポスト部に発光部品を載置する工程と、を含む。
【0007】
本開示の実施形態に係る回路基板は、上面側に凸状のポスト部が形成された第1基板と、第1面側に一対の電極を含む回路パターンを配置して、前記第1面の反対側の第2面側に接着部材を配置する基材を厚さ方向に貫通する開口部が形成された第2基板と、を備え、前記ポスト部の上面が前記開口部から露出し、前記ポスト部を除く前記第1基板の上面と前記第2基板における前記基材の第2面とが向かい合うように配置され、平面視で、前記第2基板は、前記回路パターンよりも前記基材が前記開口部側に突出して露出する基材露出部を有し、前記ポスト部と前記第2基板との間に前記接着部材が配置される。
【0008】
本開示の実施形態に係る発光装置は、実施形態に開示される回路基板と、前記回路基板の前記ポスト部に載置された発光部品と、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る実施形態によれば、ポスト部と配線基板の回路パターンとの接触を防止することができる回路基板、発光装置及びそれらの製造方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る回路基板の一例を模式的に示す平面図である。
図1Aにおいて、接着部材を取り除いて示す平面図である。
開口部と基材露出部との関係を模式的に示す斜視図である。
図1AのID-ID線における模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の一例を模式的に示す平面図である。
図2AのIIB-IIB線における模式断面図である。
実施形態に係る回路基板の製造方法を示すフローチャートである。
実施形態に係る回路基板の製造方法において、ポスト部を形成する前の平板の第1基板を模式的に示す平面図である。
図4AのIVB-IVB線における模式断面図である。
実施形態に係る回路基板の製造方法において、ポスト部を形成した第1基板を模式的に示す平面図である。
図5AのVB-VB線における模式断面図である。
実施形態に係る回路基板の製造方法において、両面銅貼積層板を模式的に示す平面図である。
図6AのVIB-VIB線における模式断面図である。
実施形態に係る回路基板の製造方法において、回路パターンを形成すると共に接着部材を配置した第2基板を模式的に示す平面図である。
図7AのVIIB-VIIB線における模式断面図である。
実施形態に係る回路基板の製造方法において、開口部を形成した第2基板を模式的に示す平面図である。
図8AのVIIIB-VIIIB線における模式断面図である。
実施形態に係る回路基板の製造方法において、第1基板と第2基板とを貼り合わせた状態を模式的に示す平面図である。
図9AのIXB-IXB線における模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法を示すフローチャートである。
実施形態に係る発光装置の製造方法において、レジストを形成した状態を模式的に示す平面図である。
図11AのXIB-XIB線における模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法において、めっき層を形成した状態を模式的に示す平面図である。
図12AのXIIB-XIIB線における模式断面図である。
実施形態に係る発光装置の製造方法において、回路基板上に発光部品を載置した状態を模式的に示す平面図である。
図13AのXIIIB-XIIIB線における模式断面図である。
変形例1に係る回路基板の一例を模式的に示す平面図である。
図14Aにおいて、接着部材を取り除いて示す平面図である。
図14AのXIVC-XIVC線における模式断面図である。
変形例1に係る発光装置の一例を模式的に示す断面図である。
変形例2に係る回路基板の一例を模式的に示す平面図である。
図15Aにおいて、接着部材を取り除いて示す平面図である。
図15AのXVC-XVC線における模式断面図である。
変形例2に係る発光装置の一例を模式的に示す断面図である。
変形例3に係る回路基板の一例を模式的に示す平面図である。
図16Aにおいて、接着部材を取り除いて示す平面図である。
図16AのXVIC-XVIC線における模式断面図である。
変形例3に係る発光装置の一例を模式的に示す断面図である。
変形例4に係る回路基板の一例を模式的に示す平面図である。
図17Aにおいて、接着部材を取り除いて示す平面図である。
図17AのXVIIC-XVIIC線における模式断面図である。
変形例4に係る発光装置の一例を模式的に示す断面図である。
変形例5に係る発光装置の一例を模式的に示す断面図である。
応用例に係る発光装置の一例を模式的に示す斜視図である。
応用例に係る発光装置の配線基板の構成の一例を模式的に示す平面図である。
図19BのXIXC-XIXC線における模式断面図である。
発光部品の構成の一例を模式的に示す分解斜視図である。
発光部品のパッケージ内の構成を模式的に示す平面図である。
図20BのXXC-XXC線における模式断面図である。
発光部品の下面の構成を模式的に示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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