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公開番号2024120898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024044711
出願日2024-03-21
発明の名称衛生用紙を封入したボックス
出願人個人
代理人
主分類B65D 83/08 20060101AFI20240829BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】サステナブルな自然環境に配慮した衛生用紙ボックスを提供する。
【解決手段】既ティシュボックスの内側に積層された樹脂シートを省き、さらに、箱のリサイクル促進の仕組みを有し、樹脂シートの焼却による環境汚染に配慮したサステナブルなボックス1の製品を提供する。衛生用紙を封入した天面3の取り出し口7を覆う粘着剤または治具の固定部により固定されたシール39を引き剥がすと製造時に予め打ち抜かれ取り除かれた取り出し口7が現れるボックス1である。ボックス1から1枚のティッシュが取り出されて、続く次のティシュが取り出せるための取り出し口7の位置に止まらせて、取り出し性を向上させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
衛生用紙の、シートの積層体が封入されたボックスであって、
前記ボックスの天面には前記シートを取り出すための予め打ち抜かれ取り除かれた取り出し口が形成され、前記取り出し口の全体を覆い固定できるシールを備え、
前記天面の前記取り出し口は、長手方向に有するA面の波線とB面の波線が向かい合う一定の幅を有し、前記天面のセンターラインの長手方向に延びる曲線部と、前記曲線部の両端に位置する左の指穴と右の指穴を有する開口する領域であり、
さらに、前記A面の波線と前記B面の波線と前記左の指穴と前記右の指穴が、いずれも前記センターラインと交差しており、前記曲線部の垂直な方向の幅は、前記左の指穴および前記右の指穴の縦の幅よりも小さく構成されており、
前記天面の面と接する前記シールの面の互いが固定できる固定部を有し、
前記開口する領域の全周が連続した切り欠き線で予め打ち抜かれ取り除かれたことを特長とするボックス。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記天面の前記取り出し口を挟んで向かい合うA面およびB面は、前記左の指穴および前記右の指穴に接し、前記左の指穴への接点から前記右の指穴への接点まで、前記天面の長手方向に直線状に延びる折り罫線を有し、前記取り出し口に隣接する部分を前記折り罫線を軸にして上方または下方に折り曲げ可能な請求項1に記載のボックス。
【請求項3】
前記固定部は、粘着剤または治具の打ち込みにより前記天面に前記シールが固定されてなる請求項1に記載のボックス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生用紙を封入したボックスの取り出し口に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ティッシュペーパーが封入されたボックスの取り出し口の構成は、概ね、箱の天面に設けられたミシン目の切り込み線を指で破き取り除き、取り出し口に設けられた箱の出口の周辺の内側の樹脂のシート56が覆い貼り付けられて、1枚のティッシュが取り出されて、続く次のティシュが取り出せるための取り出し口の位置に止まらせて、取り出し性を向上させるための製品仕様が設定されている。
【0003】
特開第2004-315084号公報は、明細書の段落[0027]に「 本発明の取出口を形成するために、箱の上下少なくとも一方の面に、中央部、長手方向に伸びる切込線を有している。この切込線は、直線状の切れ目(スリット)でもよいが、部分的につながりを有するミシン目状の切れ目でもよいし、~」を開示している。
【0004】
特開第2004-059150号公報の段落[0003]の発明が解決しようとする課題に「これには、次ぎの様な欠点があった。 イ) ~、ロ)、ハ) ポリエチレンフィルムを貼っているので、ティシュペーパー等の使用後の空き箱 は、製紙原料として再使用される事が無く、その殆どが焼却されていた為、二酸化炭素等 を始めとする有害物質を排出する大気汚染の要因の一つに成っていた。」を開示している。
【0005】
公開実用平成4―80878号公報の明細書の[考案が解決しようとする課題]に「従来のティッシュペーパー収納ケースには、~引き抜き部が箱内に落ち込まない構造のティッシュペーパー収納ケースを提供する。」を開示している。
【0006】
特許第3853746号公報の明細書の段落[0008]に「~取出口は、上面に当該上面が切り開かれるように設けられた二つの羽部により形成されて~取出口を介して外部からチリや埃が当該家庭用薄葉紙収納箱内に侵入して、~他方の羽部の付け根部に対向する 付け根対向部に、丸みがつけられている。」を開示されている。
【0007】
特願2023-027106号の明細書の段落[0015]に「本発明の、~取り出し口の全体を塞ぐシールを備え、~シールは、粘着剤層によって天面に接着されており、開口する領域が~予め打ち抜かれたことを特長とするティッシュボックスで課題を解決する。」と開示している。
【0008】
特開2008―290776号公報の「請求項1」に「上面に開口部を有する紙箱と、スリットを有する樹脂製フィルムと、このスリットを被覆する被覆シートと備え、~剥離可能に接着されている、~」と段落「0020」に「~被覆シート3は、~好適には、開口部1Aに対面する部位又は開口部に対面する 範囲を含みそれよりも若干広い範囲について、樹脂製フィルムに対して非接着に構成する~被覆シート3を樹脂製フィルム2から剥離する 際に、~スリット2Aの形状が好適に保持される。」が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開第2004-315084号公報
特開第2004-059150号公報
公開実用平成4―80878号公報
特許第3853746号公報
特願2023-027106
特開2008―290776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来技術のティッシュボックスは、ティシュが取り出し口から1枚毎スムーズに引き出せるための樹脂シートがボックスの内側に備えられているが、内側に構成される樹脂シートが使用後に剥がされ分別されるかが不明だから、使用の前に必然的に樹脂シートが省かれゴミ分別を明確にし、あるいは、当初から省かれて、取り出し口が素早く設けられて、焼却するまたはリサイクルするか明確化の、本製品が意識化するサステナブルな自然環境に配慮した製品仕様が必要である。
(【0011】以降は省略されています)

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