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公開番号
2024120213
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023026857
出願日
2023-02-24
発明の名称
藻場造成着生床
出願人
西松建設株式会社
,
岡部株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
33/00 20060101AFI20240829BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】耐久性の高い藻場造成着生床を提供する。
【解決手段】藻場造成着生床1において、海藻類を育成・保護するためのカゴ部10と、海底に設置される土台部30と、を支柱21によって連結する。そして、土台部30は、少なくとも下端部が海底地盤に埋設される土台本体31と、土台本体31を貫通して海底地盤に埋設され下端部が土台本体31よりも深く設置される複数の杭32と、を備えることが好ましい。さらに、土台本体31の形状は、底面の面積が上面の面積よりも大きい錐台形状であることが好ましい。また、杭32は、下端部が上端部よりも土台本体31の中心線から離れた位置にある状態で設置されることが好ましい。また、カゴ部10は、海藻類の種苗が着生する着生部材40を内部に収容した収容カゴ11と、収容カゴ11を内部に収容した外側カゴ12と、を備えること、さらに、収容カゴ11は、外側カゴ12よりも目が粗いことが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
海藻類を育成・保護するためのカゴ部と、
海底に設置される土台部と、
前記カゴ部と前記土台部とを連結する支柱と、を備えることを特徴とする藻場造成着生床。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の藻場造成着生床において、
前記土台部は、
少なくとも下端部が海底地盤に埋設される土台本体と、
前記土台本体を貫通して海底地盤に埋設され、下端部が前記土台本体よりも深く設置される複数の杭と、を備えることを特徴とする藻場造成着生床。
【請求項3】
請求項2に記載の藻場造成着生床において、
前記土台本体の形状は、底面の面積が、上面の面積よりも大きい錐台形状であることを特徴とする藻場造成着生床。
【請求項4】
請求項2に記載の藻場造成着生床において、
前記杭は、当該杭の下端部が、当該杭の上端部よりも、前記土台本体の中心を通る仮想の鉛直線から離れた位置にある状態で設置されることを特徴とする藻場造成着生床。
【請求項5】
請求項1に記載の藻場造成着生床において、
前記カゴ部は、
海藻類の種苗が着生する着生部材を内部に収容した収容カゴと、
前記収容カゴを内部に収容した外側カゴと、を備えることを特徴とする藻場造成着生床。
【請求項6】
請求項5に記載の藻場造成着生床において、
前記収容カゴは、前記外側カゴよりも目が粗いことを特徴とする藻場造成着生床。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、藻場造成着生床に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
藻場は、海水の浄化や、水生生物の多様性の維持等、大きな役割を果たしている。海藻類は岩礁を基盤として付着することが多く、砂地で生育する海藻類の種類は限られている。
例えば、特許文献1に記載の珊瑚生育試験用カプセルを用いれば、任意の種類の海藻類が繁茂する藻場を砂地に造成することが可能である。具体的には、特許文献1に記載の珊瑚生育試験用カプセルは、当該カプセルの海面側が鎖によって浮子と連結されており、その浮子が紐等によって海面に浮かぶ標識用ブイと連結されている。また、当該カプセルの海底側が鎖によって海底に載置された鉄塊と連結しており、当該カプセル内に珊瑚の小片が収容されている。この珊瑚の小片の代わりに海藻類の種苗を収容したカプセルを、海底が砂地である海域に設置することで、任意の種類の海藻類が繁茂する藻場を砂地に造成することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭56-8632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、引用文献1のカプセルは、海面側が鎖によって浮子に連結されており、海底側も鎖によって鉄塊と連結されているので、波や流れで揺動する。カプセルが揺動すると、カプセル内の海藻類がカプセル外へと流出するおそれがある。また、カプセルが大きく揺動したり揺動を繰り返したりすると、当該カプセル自体が破損する、当該カプセルを浮子や鉄塊と接続する鎖が切れて当該カプセルが流失する、等のおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、耐久性の高い藻場造成着生床を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、
藻場造成着生床において、
海藻類を育成・保護するためのカゴ部と、
海底に設置される土台部と、
前記カゴ部と前記土台部とを連結する支柱と、を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る発明は、
請求項1に記載の藻場造成着生床において、
前記土台部は、
少なくとも下端部が海底地盤に埋設される土台本体と、
前記土台本体を貫通して海底地盤に埋設され、下端部が前記土台本体よりも深く設置される複数の杭と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項3に係る発明は、
請求項2に記載の藻場造成着生床において、
前記土台本体の形状は、底面の面積が、上面の面積よりも大きい錐台形状であることを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、
請求項2に記載の藻場造成着生床において、
前記杭は、当該杭の下端部が、当該杭の上端部よりも、前記土台本体の中心を通る仮想の鉛直線から離れた位置にある状態で設置されることを特徴とする。
【0009】
請求項5に係る発明は、
請求項1に記載の藻場造成着生床において、
前記カゴ部は、
海藻類の種苗が着生する着生部材を内部に収容した収容カゴと、
前記収容カゴを内部に収容した外側カゴと、を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項6に係る発明は、
請求項5に記載の藻場造成着生床において、
前記収容カゴは、前記外側カゴよりも目が粗いことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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