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公開番号
2024118724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023025163
出願日
2023-02-21
発明の名称
磁性体薄板の製造方法
出願人
国立大学法人 東京大学
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H02K
15/02 20060101AFI20240826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】磁性体薄板の反りを抑制しつつ、磁性体薄板の強度を向上可能な磁性体薄板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本開示に係る磁性体薄板の製造方法は、ロータコアを形成する磁性体薄板1の製造方法である。本開示に係る磁性体薄板の製造方法は、磁性体薄板1が備えるブリッジ部Bの幅方向両端部B2を上下方向から押圧し、ブリッジ部Bの幅方向中央部B1を増肉加工する工程と、ブリッジ部Bの一方の面を押圧して、磁性体薄板1からブリッジ部Bを突起させる工程と、突起させたブリッジ部Bの他方の面を押圧して、磁性体薄板1を平面状に加工する工程と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ロータコアを形成する磁性体薄板の製造方法であって、
前記磁性体薄板が備えるブリッジ部の幅方向両端部を上下方向から押圧し、前記ブリッジ部の幅方向中央部を増肉加工する工程と、
前記ブリッジ部の一方の面を押圧して、前記磁性体薄板から前記ブリッジ部を突起させる工程と、
突起させた前記ブリッジ部の他方の面を押圧して、前記磁性体薄板を平面状に加工する工程と、を備える、
磁性体薄板の製造方法。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記ブリッジ部の幅方向中央部を増肉加工する工程において、前記ブリッジ部の幅方向両端部を押圧するパンチの角部が、傾斜構造を有する、
請求項1に記載の磁性体薄板の製造方法。
【請求項3】
前記ブリッジ部の幅方向中央部を増肉加工する工程において形成された増肉部の、前記ブリッジ部の長手方向両端部における幅が、前記ブリッジ部の長手方向中央部における幅と比して、広くなっている、
請求項1又は2に記載の磁性体薄板の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、磁性体薄板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ロータコアの構造が開示されている。特許文献1に開示されたロータコアの構造においては、ロータコアを形成する磁性体薄板のブリッジ部に、ブリッジ押下部が形成されており、ブリッジ部の長手方向の延長線上に、ブリッジ押下部の窪み方向とは逆方向に突出させた突起部が形成されている。
特許文献1のロータコアの構造においては、上記の突起部によって、磁性体薄板の径方向に延びようとする力を吸収し、磁性体薄板の反りを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-085776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたロータコアの構造においては、磁性体薄板が突起部を有しているため、突起部の屈曲等に由来して、磁性体薄板の強度が低下するという課題があった。つまり、特許文献1に開示されたロータコアの構造においては、磁性体薄板の反りを抑制しつつ、磁性体薄板の強度を向上できないという課題があった。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、磁性体薄板の反りを抑制しつつ、磁性体薄板の強度を向上可能な磁性体薄板の製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る磁性体薄板の製造方法は、
ロータコアを形成する磁性体薄板の製造方法であって、
前記磁性体薄板が備えるブリッジ部の幅方向両端部を上下方向から押圧し、前記ブリッジ部の幅方向中央部を増肉加工する工程と、
前記ブリッジ部の一方の面を押圧して、前記磁性体薄板から前記ブリッジ部を突起させる工程と、
突起させた前記ブリッジ部の他方の面を押圧して、前記磁性体薄板を平面状に加工する工程と、を備える、
磁性体薄板の製造方法である。
【0007】
このような構成によると、本開示に係る磁性体薄板の製造方法は、ブリッジ部を突起させる工程において、ブリッジ部が磁性体薄板の径方向に延びようとする力を解消できる。その結果として、本開示に係る磁性体薄板の製造方法は、磁性体薄板の反りを抑制しつつ、磁性体薄板の強度を向上できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によって、磁性体薄板の反りを抑制しつつ、磁性体薄板の強度を向上可能な磁性体薄板の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る磁性体薄板の構成を示す平面図である。
第1の実施形態に係る磁性体薄板の構成を示す平面図である。
第1の実施形態に係る磁性体薄板の製造方法を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る磁性体薄板の製造方法を説明する為の断面図である。
第1の実施形態に係る磁性体薄板の製造方法を説明する為の断面図である。
第1の実施形態に係る磁性体薄板の製造方法を説明する為の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
<磁性体薄板の構成>
以下、図面を参照しながら、本開示に係る第1の実施形態について詳細に説明する。
まず始めに、本実施形態に係る磁性体薄板の製造方法を用いて製造される、磁性体薄板の構成について詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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