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公開番号2024117809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-29
出願番号2024098883,2021533122
出願日2024-06-19,2020-07-17
発明の名称作業機械、作業機械による作業を支援する支援装置、及び、作業機械を管理するシステム
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/24 20060101AFI20240822BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】上部旋回体の前方の領域に関する情報を操作者に提示して操作者によるショベル等の作業機械の操作をより効果的に支援できるようにすること。
【解決手段】ショベル100の表示装置40は、周囲監視装置によって検出されたダンプトラック60に対するガイダンスを表示する。具体的には、表示装置40は、ショベル100の周辺に位置するダンプトラック60に対して、アタッチメントATの旋回半径方向に関する位置を表すガイダンスとしての図形GP10～GP14を表示する。図形GP12は、ダンプトラック60の荷台61の表面におけるアタッチメントATの先端部の鉛直下方の位置に対応するように且つアタッチメントATの幅方向に伸びるように表示される。
【選択図】図6A
特許請求の範囲【請求項１】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
周囲監視装置と、
表示装置と、を有し、
前記表示装置は、前記周囲監視装置によって検出された対象物に対して、前記アタッチメント又は前記アタッチメントによって持ち上げられている物の旋回半径方向に関する位置を表すガイダンスとしての図形を表示するように構成され、
前記図形は、前記対象物の表面における前記アタッチメントの先端部の鉛直下方の位置、又は、地面における前記アタッチメントによって持ち上げられている物の鉛直下方の位置に対応するように且つ前記アタッチメントの幅方向に伸びるように表示される、
作業機械。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記表示装置は、前記対象物の高さに対応したガイダンスを表示するように構成されている、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項３】
前記対象物に基づいて基準点を設定し、
前記表示装置は、前記基準点から旋回半径方向への距離に関するガイダンスを表示するように構成されている、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項４】
前記作業機械の周辺に位置する前記対象物は、ダンプトラックであり、
前記図形は、バケットの現在の状態、及び、前記バケットを開いたときの前記バケットの状態のそれぞれに対応するように表示される、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項５】
前記作業機械の周辺に位置する前記対象物は、前記作業機械によって設置された設置物であり、
前記図形は、前記設置物に関する位置と前記アタッチメントによって持ち上げられている物との旋回半径方向に関する位置関係を表すように構成されている、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項６】
前記表示装置は、前記アタッチメントの一部分のみを表示する、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項７】
前記周囲監視装置によって、前記対象物又は前記アタッチメントによって持ち上げられている物の幅が検出され、該幅に基づいたガイダンスを行う、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項８】
前記周囲監視装置によって、前記対象物の位置が検知され、前記対象物の基準点から所定の距離における位置がガイダンス表示される、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項９】
前記周囲監視装置によって、前記対象物の上面が検出され、検出された上面に対してガイダンスを行う、
請求項１に記載の作業機械。
【請求項１０】
下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、周囲監視装置と、を有する作業機械による作業を支援する支援装置であって、
前記周囲監視装置によって検出された対象物に対して、前記アタッチメント又は前記アタッチメントによって持ち上げられている物の旋回半径方向に関する位置を表すガイダンスとしての図形を表示する表示装置を有し、
前記図形は、前記対象物の表面における前記アタッチメントの先端部の鉛直下方の位置、又は、地面における前記アタッチメントによって持ち上げられている物の鉛直下方の位置に対応するように且つ前記アタッチメントの幅方向に伸びるように表示される、
支援装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、作業機械、作業機械による作業を支援する支援装置、及び、作業機械を管理するシステムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、上部旋回体に取り付けられたカメラで操作者の死角になる領域を撮像し、キャビンに設置された表示装置にその撮像した画像を表示させるショベルが知られている（特許文献１参照。）。
【０００３】
このショベルは、カメラが撮像した画像上に距離表示ラインとしてのガイドラインを重ねて表示するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６－０６５４４９号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、上記ショベルは、上部旋回体の前方の領域に関する情報を操作者に提示するようには構成されていない。
【０００６】
そこで、上部旋回体の前方の領域に関する情報を操作者に提示して操作者によるショベル等の作業機械の操作をより効果的に支援できるようにすることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の実施形態に係る作業機械は、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、周囲監視装置と、表示装置と、を有し、前記表示装置は、前記周囲監視装置によって検出された対象物に対するガイダンスを表示するように構成されている。
本発明の実施形態に係る作業機械は、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、周囲監視装置と、表示装置と、を有し、前記表示装置は、前記周囲監視装置によって検出された対象物に対して、前記アタッチメント又は前記アタッチメントによって持ち上げられている物の旋回半径方向に関する位置を表すガイダンスとしての図形を表示するように構成され、前記図形は、前記対象物の表面における前記アタッチメントの先端部の鉛直下方の位置、又は、地面における前記アタッチメントによって持ち上げられている物の鉛直下方の位置に対応するように且つ前記アタッチメントの幅方向に伸びるように表示される。
【発明の効果】
【０００８】
上述の手段により、操作者による作業機械の操作をより効果的に支援できる作業機械が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の実施形態に係るショベルの側面図である。
図１Ａに示すショベルの上面図である。
図１Ａに示すショベルに搭載される油圧システムの構成例を示す概略図である。
コントローラの機能ブロック図である。
ショベルとダンプトラックの位置関係を示す図である。
ショベルとダンプトラックの位置関係を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の別の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の更に別の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の更に別の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の更に別の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の更に別の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の更に別の一例を示す図である。
積み込み作業の際に表示される画像の更に別の一例を示す図である。
クレーン作業の際に表示される画像の一例を示す図である。
クレーン作業の際に表示される画像の一例を示す図である。
クレーン作業の際に表示される画像の一例を示す図である。
ショベルの管理システムの構成例を示す概略図である。
電気式操作システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
最初に、図１Ａ及び図１Ｂを参照して、本発明の実施形態に係る掘削機としてのショベル１００について説明する。図１Ａはショベル１００の側面図であり、図１Ｂはショベル１００の上面図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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