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公開番号
2024117505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023639
出願日
2023-02-17
発明の名称
管理装置、及び物流情報管理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06Q
10/083 20240101AFI20240822BHJP(計算;計数)
要約
【課題】物流システムの参加者が保有する情報を共有する。
【解決手段】管理装置であって、所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、前記記憶装置は、商品コードと納品荷姿を対応させて記録した帳合マスターデータを格納し、前記演算装置は、着荷主が入力した商品コード及び商品数量を含む発注情報を前記記憶装置に格納し、前記帳合マスターデータを参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する納品荷姿を特定し、着荷主の要求に応じて、前記商品コード、前記商品数量及び前記納品荷姿を含む納品情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管理装置であって、
所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、
前記記憶装置は、商品コードと納品荷姿を対応させて記録した帳合マスターデータを格納し、
前記演算装置は、
着荷主が入力した商品コード及び商品数量を含む発注情報を前記記憶装置に格納し、
前記帳合マスターデータを参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する納品荷姿を特定し、
着荷主の要求に応じて、前記商品コード、前記商品数量及び前記納品荷姿を含む納品情報を出力することを特徴とする管理装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記記憶装置は、
商品コードと商品分類を対応させて記録した商品分類マスターデータと、
商品分類と商品の保管エリアを対応させて記録した保管エリアマスターデータと、
商品の保管エリアと車両が到着するバースを対応させて記録した入荷場所マスターデータを格納し、
前記演算装置は、
前記商品分類マスターデータ、前記保管エリアマスターデータ、及び入荷場所マスターデータを参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応するバースを特定し、
着荷主の要求に応じて、前記商品コード、及び前記バースを含めて前記納品情報を出力することを特徴とする管理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の管理装置であって、
前記演算装置は、
前記商品分類マスターデータ、及び前記保管エリアマスターデータを参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する保管エリアを特定し、
発荷主の要求に応じて、前記商品コード、及び前記保管エリアを含む納品情報を出力することを特徴とする管理装置。
【請求項4】
請求項2に記載の管理装置であって、
前記記憶装置は、
配送を一意に識別するための配送依頼番号と荷降し予定時刻を対応させて記録した納品情報と、
配送依頼番号と納品梱包を一意に識別するための納品梱包番号を対応させて記録した納品荷姿明細データと、
納品梱包番号と商品コードを対応させて記録した梱包明細データを格納し、
前記演算装置は、
前記梱包明細データ、前記納品荷姿明細データ、及び前記納品情報を参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する荷降し予定時間を特定し、
着荷主の要求に応じて、前記商品コード、及び前記荷降し予定時間を含めて前記納品情報を出力することを特徴とする管理装置。
【請求項5】
請求項2に記載の管理装置であって、
前記記憶装置は、
配送を一意に識別するための配送依頼番号と予定車両を対応させて記録した納品情報と、
配送依頼番号と納品梱包を一意に識別するための納品梱包番号を対応させて記録した納品荷姿明細データと、
納品梱包番号と商品コードを対応させて記録した梱包明細データを格納し、
前記演算装置は、
前記梱包明細データ、前記納品荷姿明細データ、及び前記納品情報を参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する予定車両を特定し、
着荷主の要求に応じて、前記商品コード、及び前記予定車両を含めて前記納品情報を出力することを特徴とする管理装置。
【請求項6】
管理装置が実行する物流情報管理方法であって、
前記管理装置は、所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、
前記記憶装置は、商品コードと納品荷姿を対応させて記録した帳合マスターデータを格納し、
前記物流情報管理方法は、
前記演算装置が、着荷主が入力した商品コード及び商品数量を含む発注情報を前記記憶装置に格納し、
前記演算装置が、前記帳合マスターデータを参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する納品荷姿を特定し、
前記演算装置が、着荷主の要求に応じて、前記商品コード、前記商品数量及び前記納品荷姿を含む納品情報を出力することを特徴とする物流情報管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物流を管理する情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
荷主からの荷物の配送依頼をセンタで一元的に管理する物流システム がある。例えば、特許文献1(特開2002-207798号公報)には、荷主からの依頼に応じて運送会社が車両の配車を行い、倉庫会社で管理されている荷物を積載して運送する物流システム用の配送管理センタであって、荷主からの配送依頼を受け付けて、該配送依頼の情報
を、配送会社の端末と倉庫会社の端末にそれぞれ通知する手段と、配送依頼に基づく配車内容を示す配車情報を運送会社のコンピュータから取得する手段と、前記配車情報に基づいて、配車された車両の現在位置を示す位置情報を取得し、前記位置情報を用いて車両の倉庫会社への到着予定時刻を算出し、前記到着予定時刻を当該車両に割り振られた配送依頼の情報とともに、倉庫会社の端末に供給する手段と、を備えることを特徴とする配送管理センタが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-207798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発注元である着荷主が受注元である発荷主に物品(例えば商品)を注文した場合、発荷主の出荷元である出荷拠点から、着荷主の納品先である納品拠点に、配送業者の配送車両に当該物品が配送されて納品される物流システムでは、納品時に着荷主が物品単位又は梱包(例えば、物品を梱包する段ボール箱)単位で検品作業を行う。検品作業は車両の到着に応じて行われることから、着荷主が検収作業の準備や予定を立てることが困難であり、着荷主の作業負荷が大きい課題がある。
【0005】
また、車両の遅延状況や到着した車両に積載されている商品を車両到着前に知ることが困難であるため、納品用バースの適切な割り当てが困難であり、着荷主の荷受け人員の過多や車両の待機時間などのムダが生じることがある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、着荷主、発荷主、配送業者など物流システムの各参加者が保有する情報を共有することで、 入荷作業の負荷やムダを低減して、作業を効率化できる管理装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、管理装置であって、所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、前記記憶装置は、商品コードと納品荷姿を対応させて記録した帳合マスターデータを格納し、前記演算装置は、着荷主が入力した商品コード及び商品数量を含む発注情報を前記記憶装置に格納し、前記帳合マスターデータを参照し、前記発注情報に含まれる商品コードに対応する納品荷姿を特定し、着荷主の要求に応じて、前記商品コード、前記商品数量及び前記納品荷姿を含む納品情報を出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、着荷主による検品作業の負荷を低減して、検品作業を効率化できる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例の情報処理システムの構成例を示す図である。
本実施例の管理装置の構成例を示す図である。
本実施例の商品分類マスターデータの構成の一例を示す図である。
本実施例の保管エリアマスターデータの構成の一例を示す図である。
本実施例の帳合マスターデータの構成の一例を示す図である。
本実施例の配送契約マスターデータの構成の一例を示す図である。
本実施例の入荷場所マスターデータの構成の一例を示す図である。
本実施例の発注情報の構成の一例を示す図である。
本実施例の出荷元別受注情報の構成の一例を示す図である。
本実施例の配送依頼情報の構成の一例を示す図である。
本実施例の納品荷姿明細の構成の一例を示す図である。
本実施例の梱包明細の構成の一例を示す図である。
本実施例の納品予定(配車結果)の一例を示す図である。
本実施例の納品実績の一例を示す図である。
本実施例の納品実績(明細)の一例を示す図である。
本実施例の運行実績の一例を示す図である。
本実施例の納品予実データの一例を示す図である。
本実施例の納品明細データの一例を示す図である。
本実施例の発注情報・出荷別受注情報作成処理の一例を示すフローチャートである。
本実施例の運行実績作成処理の一例を示すフローチャートである。
本実施例の納品予実・納品明細作成処理の一例を示すフローチャートである。
本実施例の着荷主が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の着荷主が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の着荷主が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の発荷主が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の発荷主が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の配送業者が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の配送業者が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
本実施例の配送業者が参照する納品状況参照画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。実施例は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
(【0011】以降は省略されています)
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