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公開番号
2024115823
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023021680
出願日
2023-02-15
発明の名称
課金装置及び課金方法
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20240820BHJP(計算;計数)
要約
【課題】スマートグリッド内で取引されるエネルギーの単価を適切に設定することが可能な技術を提供する。
【解決手段】課金装置10は、スマートグリッド2の内部で取引されるエネルギーの単価である内部単価を設定する。課金装置10は、スマートグリッド2の外部で取引されるエネルギーの単価である外部単価を取得する取得部11と、外部単価に連動する単価又は予め定められた単価を基本内部単価として、内部単価に対し基本内部単価を設定する設定部12と、スマートグリッド2の内部におけるエネルギーの残量であるエネルギー残量を用いて生成された指令を取得する指令受信部14と、指令を取得したことをトリガとして、内部単価を補正した補正内部単価を算出して、内部単価に対し補正内部単価を設定する補正部15と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
スマートグリッドの内部で取引されるエネルギーの単価である内部単価を設定する課金装置であって、
前記スマートグリッドの外部で取引される前記エネルギーの単価である外部単価を取得する取得部と、
前記外部単価に連動する単価又は予め定められた単価を基本内部単価として、前記内部単価に対し前記基本内部単価を設定する設定部と、
前記スマートグリッドの内部における前記エネルギーの残量であるエネルギー残量を用いて生成された指令を取得する指令受信部と、
前記指令を取得したことをトリガとして、前記内部単価を補正した補正内部単価を算出して、前記内部単価に対し前記補正内部単価を設定する補正部と、を備える、
課金装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記内部単価は、時間帯ごとの単価を示す価格表であり、
前記設定部は、前記内部単価に対し前記基本内部単価を前記時間帯ごとに設定し、
前記補正部は、前記内部単価を前記時間帯ごとに補正した前記補正内部単価を算出して、前記内部単価に対し前記補正内部単価を前記時間帯ごとに設定する、
請求項1に記載の課金装置。
【請求項3】
前記指令は、将来の時間帯において予測されたエネルギー残量を用いて生成されており、
前記補正部は、前記将来の時間帯における前記内部単価を補正した前記補正内部単価を算出して、前記将来の時間帯における前記内部単価に対し前記補正内部単価を設定する、
請求項2に記載の課金装置。
【請求項4】
前記指令は、前記エネルギー残量が余剰を示す場合に生成されており、
前記補正部は、所定の期間における前記内部単価の平均よりも低い単価を用いて前記補正内部単価を算出する、
請求項1に記載の課金装置。
【請求項5】
前記指令は、前記エネルギー残量がひっ迫を示す場合に生成されており、
前記補正部は、所定の期間における前記内部単価の平均よりも高い単価を用いて前記補正内部単価を算出する、
請求項1に記載の課金装置。
【請求項6】
前記課金装置は、前記内部単価に対し前記補正内部単価が設定されたことに応答して、前記内部単価を前記エネルギーの取引者の端末に送信する送信部をさらに備える、
請求項1に記載の課金装置。
【請求項7】
前記エネルギーは、電力、水素、アンモニア又は熱である、請求項1に記載の課金装置。
【請求項8】
少なくとも一つのプロセッサを備える課金装置によって実行される課金方法であって、
スマートグリッドの外部で取引されるエネルギーの単価である外部単価を取得することと、
前記外部単価に連動する単価又は予め定められた単価を基本内部単価として、前記スマートグリッドの内部で取引される前記エネルギーの単価である内部単価に対し前記基本内部単価を設定することと、
前記スマートグリッドの内部における前記エネルギーの残量であるエネルギー残量を用いて生成された指令を取得することと、
前記指令を取得したことをトリガとして、前記内部単価を補正した補正内部単価を算出して、前記内部単価に対し前記補正内部単価を設定することと、を備える、
課金方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、課金装置及び課金方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車等の充放電に応じて課金する仕組みが知られている。例えば、特許文献1には、充放電スタンドと電気自動車との間で電力を取引する技術が記載されている。特許文献1に記載の発明は、電気自動車の残電量及び取引の時間帯に基づいて、取引種別及び取引価格を決定している。特許文献1の取引価格は、充放電スタンドの残電量を考慮していない。例えば、充放電スタンドの残電量が低下した場合には、一般的に外部の電力系統等から電力が調達される。このときの調達価格は、高額になる場合がある。したがって、特許文献1に記載の発明は、価格を適切に設定することができない。
【0003】
特許文献2には、蓄電池に関する価格情報と、商用系統に関する価格情報とを比較して、安価な電力を優先的に用いる技術が記載されている。特許文献2に記載の発明は、蓄電池の電力が閾値以下である場合に商用系統の電力を用いている。特許文献2に記載の発明では、蓄電池の電力に基づいて商用系統の電力が用いられることに対応して、商用系統に関する価格情報が用いられる。換言すると、蓄電池の電力が閾値以下である場合、安価であるか否かに関わらず商用系統に関する価格情報が用いられる。したがって、特許文献2に記載の発明は、価格を適切に設定することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5606406号公報
特開2014-138534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スマートグリッド内で取引されるエネルギーの単価を適切に設定することが求められている。
【0006】
本開示は、スマートグリッド内で取引されるエネルギーの単価を適切に設定することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一側面に係る課金装置は、スマートグリッドの内部で取引されるエネルギーの単価である内部単価を設定する。課金装置は、スマートグリッドの外部で取引されるエネルギーの単価である外部単価を取得する取得部と、外部単価に連動する単価又は予め定められた単価を基本内部単価として、内部単価に対し基本内部単価を設定する設定部と、スマートグリッドの内部におけるエネルギーの残量であるエネルギー残量を用いて生成された指令を取得する指令受信部と、指令を取得したことをトリガとして、内部単価を補正した補正内部単価を算出して、内部単価に対し補正内部単価を設定する補正部と、を備える。
【0008】
本開示の一側面に係る課金方法は、少なくとも一つのプロセッサを備える課金装置によって実行される。課金方法は、スマートグリッドの外部で取引されるエネルギーの単価である外部単価を取得することと、外部単価に連動する単価又は予め定められた単価を基本内部単価として、スマートグリッドの内部で取引されるエネルギーの単価である内部単価に対し基本内部単価を設定することと、スマートグリッドの内部におけるエネルギーの残量であるエネルギー残量を用いて生成された指令を取得することと、指令を取得したことをトリガとして、内部単価を補正した補正内部単価を算出して、内部単価に対し補正内部単価を設定することと、を備える。
【0009】
課金装置及び課金方法では、外部単価に連動する単価又は予め定められた単価を基本内部単価として、基本内部単価を用いて内部単価が設定される。そして、指令の取得をトリガとして、内部単価が補正された補正内部単価が算出され、補正内部単価を用いて内部単価が設定される。すなわち、内部単価が動的に設定される。これにより、スマートグリッド内で取引されるエネルギーの単価を適切に設定することができる。
【0010】
内部単価は、時間帯ごとの単価を示す価格表であってもよい。設定部は、内部単価に対し基本内部単価を時間帯ごとに設定してもよい。補正部は、内部単価を時間帯ごとに補正した補正内部単価を算出して、内部単価に対し補正内部単価を時間帯ごとに設定してもよい。内部単価に対し、基本内部単価及び補正内部単価が時間帯ごとに設定されることにより、エネルギーの単価をより適切に設定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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