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公開番号2024115729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021541
出願日2023-02-15
発明の名称切削方法
出願人中日本高速道路株式会社,西松建設株式会社,コンクリートコーリング株式会社
代理人個人,個人
主分類E21D 11/00 20060101AFI20240820BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】切削深さが一定でない場合でも実現可能な切削方法を提供する。
【解決手段】切削方法においては、被切削物の内部に位置し、前記被切削物の表面との距離が非一定の目標面と、ウォータージェット装置のノズルとの間の距離が一定になるように、前記ノズルの位置を設定し、前記ノズルから噴射される圧水によって、前記表面と前記目標面との間の部分を切削する。好ましくは、前記ウォータージェット装置は前記ノズルを移動させるためのレールを有し、前記レールと前記目標面との距離が一定になるように、前記レールを前記表面に設置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被切削物の内部に位置し、前記被切削物の表面との距離が非一定の目標面と、ウォータージェット装置のノズルとの間の距離が一定になるように、前記ノズルの位置を設定し、
前記ノズルから噴射される圧水によって、前記表面と前記目標面との間の部分を切削する
切削方法。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記ウォータージェット装置は前記ノズルを移動させるためのレールを有し、
前記レールと前記目標面との距離が一定になるように、前記レールを前記表面に設置する
請求項1に記載の切削方法。
【請求項3】
前記レールは、
前記ノズルを第一方向に移動させるための二つの第一レールと、
前記第一レールに対して相対移動可能であり、前記ノズルを前記第一方向に交差する第二方向に移動させるための二つの第二レールと
前記第一方向に沿って前記二つの第二レールの間に架設され、前記ノズルを移動可能に支持する支持レールと
を含み、
前記第一レール及び前記第二レールで囲まれた領域内における前記被切削物の切削が完了した後、一方の前記第二レールとの間に前記ノズルを挟むように、前記ノズルが他方の前記第二レールに向かって移動することを阻止する阻止部材を設け、
前記ノズルを前記他方の前記第二レールに向けて移動させるための動力を前記ノズルに供給する
請求項2に記載の切削方法。
【請求項4】
前記ノズルと前記他方の前記第二レールとが接近した場合に、前記ノズルへの動力の供給を停止する
請求項3に記載の切削方法。
【請求項5】
前記被切削物はトンネルであり、
前記表面は、曲面状をなす前記トンネルの内周面であり、
前記目標面は曲面状をなす
請求項1から4のいずれか一つに記載の切削方法。
【請求項6】
前記内周面と前記目標面との間の距離は前記トンネルの天頂に向かうに従って短くなる
請求項5に記載の切削方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、被切削物、例えばトンネルの内周面を切削する切削方法に関する。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
噴射ノズルと、スペーサと、噴射ノズルを移動させる第1駆動部及び第2駆動部を支持する枠体と、枠体を支持する支持体と、支持体に対する枠体の取り付け角度を調整するための角度調整部とを備える高圧水噴射装置が提案されている。
【0003】
スペーサは、被処理面(被切削物の表面)に当接して表面と噴射ノズルとの間隔を一定に保持する。また角度調整部によって、枠体の傾斜角度を表面の傾斜角度に応じて調整することができる。高圧水噴射装置は、表面からの切削深さが一定になるように、被切削物を切削することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-176513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、工事計画によっては、求められる表面からの切削深さが一定でない場合がある。
【0006】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、切削深さが一定でない場合でも実現可能な切削方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る切削方法は、被切削物の内部に位置し、前記被切削物の表面との距離が非一定の目標面と、ウォータージェット装置のノズルとの間の距離が一定になるように、前記ノズルの位置を設定し、前記ノズルから噴射される圧水によって、前記表面と前記目標面との間の部分を切削する。
【0008】
本開示においては、表面と目標面との間の距離は一定でない。目標面との距離が一定になるように、ノズルの位置が設定され、表面と目標面との間の部分は切削される。
【0009】
本開示の一実施形態に係る切削方法は、前記ウォータージェット装置は前記ノズルを移動させるためのレールを有し、前記レールと前記目標面との距離が一定になるように、前記レールを前記表面に設置する。
【0010】
本開示においては、レールと目標面との距離が一定になるように、レールを表面に設置し、ノズルと目標面との距離を一定にする。
(【0011】以降は省略されています)

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