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公開番号2024114546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023020385
出願日2023-02-13
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人個人,個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240816BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】より改善された画像演出制御が可能な遊技機を提供する。
【解決手段】画像演出を特定するディスプレイリストDL情報、及び音声演出を特定する音声コマンドリストVC情報を生成するCPU回路51と、DL情報とVC情報を所定の転送サイズを一単位として描画回路74と音声処理部SNDに転送するデータ転送回路70と、を設け、データ転送回路70は、第1情報と第2情報の構成データを、所定の書込みポートに、所定の書込みサイズ毎に書込むよう構成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
表示装置による画像演出を特定する第１情報、及び音声演出を特定する第２情報を生成するＣＰＵ手段と、
所定の伝送経路を経由して、第１情報と第２情報を第１回路と第２回路に転送する転送手段と、を設けた遊技機であって、
前記ＣＰＵ手段は、
第１情報と第２情報の構成データを、所定の書込みポートに、所定の書込みサイズ毎に書込んでいることを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 540 文字）【請求項２】
第１情報に基づいて、二次元又は三次元の静止画画像データ、及び／又は、動画画像データを、所定のフレームバッファに生成可能な前記ＶＤＰ手段は、
画像輪郭に対応する頂点データを取得可能な取得工程と、頂点データに基づいて適宜なプリミティブを生成するプリミティブ工程と、必要な画像データを完成させる画像生成工程と、を含んだ複数工程の全部又は一部が、実行可能に構成されている請求項１に記載の遊技機。
【請求項３】
第１情報及び／又は第２情報は、基準サイズの整数Ｎ倍（Ｎ≧１）の指示コマンドを列記して構成され、前記転送サイズは、前記基準サイズの整数Ｍ倍（Ｍ≧１）とされることで、第１情報及び／又は第２情報の指示コマンドのコマンド数が、任意個数とされる請求項１に記載の遊技機。
【請求項４】
前記第１情報及び／又は第２情報は、所定ビット以下がゼロとなる開始アドレスから始まる、内蔵ＲＡＭ又は外部ＲＡＭのアドレス領域に格納されるよう構成されている請求項１に記載の遊技機。
【請求項５】
第１情報用の伝送経路及び／又は第２情報用の伝送経路は、複数の選択肢の中から一の伝送回路が選択可能に構成されている請求項１に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技動作に起因する抽選処理を行い、その抽選結果に対応する画像演出を実行する遊技機に関し、特に、迫力ある画像演出を安定して実行できる遊技機に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤に設けた図柄始動口と、複数の表示図柄による一連の図柄変動態様を表示する図柄表示部と、開閉板が開閉される大入賞口などを備えて構成されている。そして、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を検出すると入賞状態となり、遊技球が賞球として払出された後、図柄表示部では表示図柄が所定時間変動される。その後、７・７・７などの所定の態様で図柄が停止すると大当り状態となり、大入賞口が繰返し開放されて、遊技者に有利な遊技状態を発生させている。
【０００３】
このような遊技状態を発生させるか否かは、図柄始動口に遊技球が入賞したことを条件に実行される大当り抽選で決定されており、上記の図柄変動動作は、この抽選結果を踏まえたものとなっている。例えば、抽選結果が当選状態である場合には、リーチアクションなどと称される演出動作を２０秒前後実行し、その後、特別図柄を整列させている。一方、ハズレ状態の場合にも、同様のリーチアクションが実行されることがあり、この場合には、遊技者は、大当り状態になることを強く念じつつ演出動作の推移を注視することになる。そして、図柄変動動作の終了時に、停止ラインに所定図柄が揃えば、大当り状態であることが遊技者に保証されたことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－０４０８８３号公報
特開２０２０－０６５７０７号公報
特開２０２０－０２２６７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
この種の遊技機では、各種の演出を複雑化かつ豊富化したいところ、特に、画像演出については、その要請が高い。そこで、出願人は、各種の提案をしているが（引用文献１～引用文献３）、画像演出の更なる高度化や、画像演出制御の改善が望まれるところである。
【０００６】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、より改善された画像演出制御を実行可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、表示装置による画像演出を特定する第１情報、及び音声演出を特定する第２情報を生成するＣＰＵ手段と、所定の伝送経路を経由して、第１情報と第２情報を第１回路と第２回路に転送する転送手段と、を設けた遊技機であって、前記ＣＰＵ手段は、第１情報と第２情報の構成データを、所定の書込みポートに、所定の書込みサイズ毎に書込んでいる。
【発明の効果】
【０００８】
上記した本発明によれば、ＣＰＵ手段の管理に基づいて、転送手段を機能させることができるので、高度化された画像演出であっても、円滑適切な画像制御動作を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施例のパチンコ機を示す斜視図である。
図１の遊技機の遊技領域を示す正面図である。
図１の遊技機の全体回路構成を示すブロック図である。
演出インタフェイス基板と、演出制御基板と、液晶インタフェイス基板の内部構成を図示したものである。
複合チップについて、これに関連する回路素子も含めて図示した回路ブロック図である。
インデックス空間と、仮想描画空間を説明する図面である。
表示回路を説明する図面である。
データ転送回路の内部構成を説明する図面である。
ディスプレイリストや音声コマンドリストの転送動作を説明する図面である。
ディスプレイリストに基づくフィルタ処理を説明する図面である。
ＩＰＢストリーム動画の再生手順を説明する図面である。
音声処理部の内部構成と、制御手順を説明する図面である。
描画回路の描画パイプライン処理を説明する図面である。
描画パイプライン工程の全部又は一部を利用する各種の描画モードを説明する工程図である。
プリロード動作を含まない演出制御ＣＰＵの制御動作を説明するフローチャートである。
図１５の一部を説明するフローチャートである。
プリロード動作を含む演出制御ＣＰＵの制御動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。図１は、本実施例のパチンコ機ＧＭを示す斜視図である。このパチンコ機ＧＭは、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠１と、外枠１に固着されたヒンジ２を介して開閉可能に枢着される内枠３とで構成されている。この内枠３には、遊技盤５が、裏側からではなく、表側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉６と前面板７とが夫々開閉自在に枢着されている。なお、本明細書では、ガラス扉６と前面板７を総称して前扉部材と称する。そして、前扉部材（ガラス扉６や前面板７）が枢着された状態の内枠３を遊技枠と称することがある。
（【００１１】以降は省略されています）

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