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公開番号
2024111204
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2024099679,2023102528
出願日
2024-06-20,2022-01-20
発明の名称
薬剤分包システム
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
個人
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20240808BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】内部の清掃を自動的に行うことができる薬剤払出し装置を開発することを課題とする。
【解決手段】薬剤容器から所定量の散薬を取り出し、これを所定の数に分割し、さらに個別に包装して排出する薬剤払出し装置であり、容器移動手段28が設けられ、容器移動手段28によって容器保管装置から所定の薬剤容器を取り出して容器載置装置に載置し、薬剤容器から薬剤を排出させて分配皿の薬剤投入溝に投入し、掻出装置によって分配皿に投入された散薬を薬剤投入溝から掻き出して薬剤包装領域側に落下させる。前記容器移動手段28に清掃器具61が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤容器から所定量の散薬を取り出す散薬秤量装置と、仮容器収容棚と、秤量皿移動装置と、薬剤分包装置とを有する薬剤分包システムであって、
散薬秤量装置は、薬剤容器から散薬を排出する薬剤排出手段と、薬剤排出手段により薬剤容器から排出された散薬を受ける仮容器と、仮容器が載置されている計量器とを有し、
秤量皿移動装置は、仮容器収容棚から仮容器を取り出して計量器に載置する仮容器移動手段としての機能と、仮容器が載置されている計量器から薬剤分包装置に搬送する仮容器搬送手段としての機能とを有し、
薬剤排出手段によって薬剤容器から仮容器に排出された散薬の量を計量器で監視し、秤量皿移動装置によって計量器で監視された量の散薬を有する仮容器を計量器から薬剤分包装置に搬送し、仮容器が載置されている計量器で監視された量の散薬を薬剤分包装置に投入する薬剤分包システム。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
薬剤分包装置は、分配皿方式の薬剤分包装置である請求項1に記載の薬剤分包システム。
【請求項3】
薬剤分包装置は、Vマス方式の薬剤分包装置である請求項1に記載の薬剤分包システム。
【請求項4】
薬剤排出手段は、薬剤容器内に螺旋コンベアが内蔵され、薬剤容器の外部から螺旋コンベアが駆動させられるものである請求項1乃至3のいずれかに記載の薬剤分包システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は薬剤払出し装置に関するものであり、特に散薬を分配する分配皿を備えた薬剤払出し装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
また本発明は、所定量の散薬を秤量することができる散薬秤量装置に関するものである。また本発明は、散薬を一服用分ずつ分包する薬剤分包システムに関するものである。
【背景技術】
【0003】
大病院や、大規模の薬局では、散薬分包機能を備えた薬剤払出し装置が導入されている。旧来の薬剤払出し装置は、特許文献1に開示された様な構造であり、分配皿と粉体フィーダが組み合わされたものである。
旧来技術の薬剤払出し装置を使用して散薬を分包する作業は、医師の処方箋に従い、薬剤師が装置を操作して行う。即ち薬剤師は、医師の処方箋を確認し、薬棚から、処方された散薬が入った薬瓶を取り出す。そして天秤等の秤を使用して処方された特定の散薬の総重量を量り出す。
【0004】
そして量り出された散薬を粉体フィーダの投入ホッパに投入し、粉体フィーダのトラフを振動させる。また分配皿を一定の回転数で回転させる。
投入ホッパに投入された散薬は、粉体フィーダのトラフに落ち、トラフが振動することによって、散薬はゆっくりと先端側に移動し、分配皿の溝に落下する。
【0005】
一方、分配皿は、所定の速度で回転しているので、トラフから落下する散薬は、分配皿の溝に均等に分散される。
分配皿に対する散薬の落下が終了すると、一旦、分配皿の回転を停止する。そしてその後に、掻出装置のディスクを分配皿の溝内に落とす。さらにその後、分配皿を分配個数に応じた角度だけ回転させ所定の角度分だけ散薬をディスクの前面側に集める。そしてディスクを回転し、掻き板によって所定の角度分の散薬を分配皿の外に掻き出して、包装用ホッパに投入する。包装用ホッパから落下した散薬は、包装装置で包装される。
【0006】
ここで本出願人は、薬棚から所望の散薬が入った薬瓶を取り出す作業と、薬瓶から所定量の散薬を量り出す作業を自動化した薬剤払出し装置を開発し、特許文献2に開示した。
特許文献2に開示した薬剤払出し装置は、複数の薬剤容器を収容する容器保管部と、ロボット(容器移動手段)を備えている。また分配皿の周囲には容器載置装置がある。容器載置装置は、薬剤容器を振動させて薬剤容器から散薬を排出する機能と、薬剤容器の重量を監視する機能を備えている。
特許文献2に開示した薬剤払出し装置では、容器保管部に収容された薬剤容器から医師の処方箋に合致した散薬が充填された薬剤容器を選び出し、ロボットで薬剤容器を取り出して容器載置装置に載置する。
そして容器載置装置を振動させて薬剤容器から散薬を排出すると共に、薬剤容器の重量を監視し、間接的に薬剤容器から排出される散薬の重量を監視する。
薬剤容器から所定量の散薬が排出されると、掻出装置を駆動して散薬を分配皿の外に掻き出し、包装装置で包装する。
【0007】
特許文献3、4には、V枡方式の薬剤分包装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2000-85703号公報
WO2015/076266 A1号公報
特開平9-104402号公報
特開平10-258111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
薬剤払出し装置は、患者が服用する薬剤を取り扱う装置であるから、内部に塵等のゴミがあることは許されない。また本来服用すべき薬剤に他の薬剤が混入することは許されない。具体的には、分配皿に先に行われた分包作業の薬剤が残っていて、今回、分包される薬剤に前回の薬剤が混入することは許されない。
ここで特許文献2に開示した薬剤払出し装置は、ロボットを内蔵し、ロボットによって薬剤容器を取り出して容器載置装置に載置する。
ロボットは、自動的に動くので、作業者が近づくと危険である。そのため特許文献2に開示した薬剤払出し装置は、全体が筐体で覆われ、当該筐体内にロボットを含む機械類が内蔵されている。そのため分配皿やその周辺に作業者の手が届きにくい。そのため特許文献2に開示した薬剤払出し装置は、清掃を行い難い。
【0010】
本発明は、従来技術の薬剤払出し装置を改良するものであり、内部の清掃を自動的に行うことができる薬剤払出し装置を開発することを課題とするものである。
また、上記したように、旧来技術の薬剤払出し装置を使用して散薬を分包する作業は、医師の処方箋に従い、薬剤師が装置を操作して行う。即ち薬剤師は、医師の処方箋を確認し、薬棚から、処方された散薬が入った薬瓶を取り出す。そして天秤等の秤を使用して処方された特定の散薬の総重量を量り出すというように、薬剤師が手作業で行っていた。本発明は、従来技術の薬剤払出し装置を改良するものであり、自動的に行うことができる薬剤分包システムを開発することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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