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公開番号2024108355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023012670
出願日2023-01-31
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240805BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プロセスカートリッジ内部の冷却をより効率的に行うことが可能な画像形成装置を提供する
【解決手段】画像形成装置は、ファンと、ファンによって発生させられた気流が通るダクト部であって、気流が吹き出る第1開口を含むダクト部と、を有する装置本体と、装置本体から取り外し可能であり、装置本体に対して第1開口から吹き出た気流を受ける位置に装着されるプロセスカートリッジであって、感光ドラムと、感光ドラムに現像剤を供給する現像ローラと、感光ドラム及び現像ローラを保持する筐体と、を有するプロセスカートリッジと、を備え、感光ドラムの回転軸方向における筐体の第1側面には第2開口が形成されており、第2開口は、感光ドラムの表面及び現像ローラの表面が露出されるプロセスカートリッジの内部の空間と連通され、第1開口と第2開口は、回転軸方向に見た場合に重なっている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ファンと、前記ファンによって発生させられた気流が通るダクト部であって、前記気流が吹き出る第1開口を含むダクト部と、を有する装置本体と、
前記装置本体から取り外し可能であり、前記装置本体に対して前記第1開口から吹き出た前記気流を受ける位置に装着されるプロセスカートリッジであって、
感光ドラムと、
前記感光ドラムに現像剤を供給する現像ローラと、
前記感光ドラム及び前記現像ローラを保持する筐体と、
を有するプロセスカートリッジと、
を備え、
前記感光ドラムの回転軸方向における前記筐体の第1側面には第2開口が形成されており、前記第2開口は、前記感光ドラムの表面及び前記現像ローラの表面が露出される前記プロセスカートリッジの内部の空間と連通され、
前記第1開口と前記第2開口は、前記回転軸方向に見た場合に重なっている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記回転軸方向において前記筐体の前記第1側面とは反対の第2側面には、前記空間と連通された第3開口が形成されており、
前記装置本体は、前記第3開口から前記プロセスカートリッジの外部に排出された前記気流が前記画像形成装置の外部に排出されるように前記気流を受け入れる第4開口を有し、
前記第3開口と前記第4開口は、前記回転軸方向に見た場合に重なっている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記回転軸方向に見た場合に、前記第1開口、前記第2開口、前記第3開口及び前記第4開口が重なっている、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記プロセスカートリッジは、被ガイド部を有し、
前記装置本体は、前記装置本体に対して前記プロセスカートリッジが着脱される時に前記被ガイド部を案内するガイド部材を有し、
前記ダクト部の前記第1開口は、前記ガイド部材に形成されている、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記装置本体は、前記回転軸方向と交差する方向に広がる板状のフレーム部材を有し、
前記プロセスカートリッジは、前記フレーム部材に対して前記回転軸方向における第1の側に配置され、
前記ファンは、前記フレーム部材に対して前記回転軸方向における第2の側に配置され、
前記ダクト部は、前記回転軸方向において前記フレーム部材を貫通し、前記気流が前記フレーム部材の前記第2の側から前記第1の側に流れることを許容する貫通孔を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記ダクト部は、前記フレーム部材に対して前記回転軸方向における前記第2の側に突出するように形成された突出形状であって、前記ファンからの前記気流を前記第1開口に導く突出形状を有し、
前記突出形状は、前記フレーム部材と一体に形成されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記フレーム部材は、金属で形成され、
前記突出形状は、前記フレーム部材と一体に形成されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ダクト部は、前記フレーム部材に対して前記回転軸方向における前記第2の側に突出するように形成された突出形状であって、前記ファンからの前記気流を前記第1開口に導く突出形状を有し、
前記突出形状は、前記ガイド部材と一体に形成され、前記貫通孔を通って前記フレーム部材に対して前記回転軸方向における前記第2の側に突出している、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記突出形状及び前記フレーム部材は、合成樹脂で一体に形成されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記回転軸方向に見たときの前記第2開口の開口面積は、前記第1開口の開口面積よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置において、装置内部の温度上昇によって、現像剤として用いるトナーが劣化する場合がある。特許文献1には、画像形成装置本体に設けたファンからの冷却風が、プロセスカートリッジのサイドカバーに設けられた開口を介してカートリッジ内部に流れ込み、感光ドラムや現像スリーブを冷却することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-241624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献の構成では、ファンの冷却風をプロセスカートリッジに向けて吹出すダクトの開口と、冷却風を取り込むプロセスカートリッジ側の開口とが、感光ドラムの回転軸方向に見て互いに離間した位置にあるために、冷却風の損失が生じていた。
【0005】
そこで、本発明は、プロセスカートリッジ内部の冷却をより効率的に行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、ファンと、前記ファンによって発生させられた気流が通るダクト部であって、前記気流が吹き出る第1開口を含むダクト部と、を有する装置本体と、前記装置本体から取り外し可能であり、前記装置本体に対して前記第1開口から吹き出た前記気流を受ける位置に装着されるプロセスカートリッジであって、感光ドラムと、前記感光ドラムに現像剤を供給する現像ローラと、前記感光ドラム及び前記現像ローラを保持する筐体と、を有するプロセスカートリッジと、を備え、前記感光ドラムの回転軸方向における前記筐体の第1側面には第2開口が形成されており、前記第2開口は、前記感光ドラムの表面及び前記現像ローラの表面が露出される前記プロセスカートリッジの内部の空間と連通され、前記第1開口と前記第2開口は、前記回転軸方向に見た場合に重なっている、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プロセスカートリッジ内部の冷却をより効率的に行うことが可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る画像形成装置の概略図。
実施例1に係る装置本体の一部を示す斜視図(a、b)。
実施例1に係る装置本体の構成を説明するための断面図(a、b)。
実施例1に係るプロセスカートリッジの斜視図(a、b)。
実施例1に係るプロセスカートリッジの側面図(a、b)。
実施例1に係るプロセスカートリッジの側面図(a、b)。
実施例1に係る装置本体の開口とプロセスカートリッジの開口の位置関係を説明するための図(a、b)。
実施例2に係るガイド部材の斜視図(a)及び実施例2に係る装置本体の構成を説明するための断面図(b)。
実施例2に係る装置本体の開口とプロセスカートリッジの開口の位置関係を説明するための図(a、b)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施形態は例示であり、例えば細部の構成については本開示の趣旨を逸脱しない範囲において当業者が適宜変更して実施をすることができる。
【0010】
《実施例1》
(画像形成装置)
まず、実施例1に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置100の断面構成を示す概略図である。画像形成装置100は、例えば外部の情報処理装置から受信した画像情報に基づいて、記録材(記録媒体)としてのシートSに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置である。シートSとしては、普通紙及び厚紙等の紙、コート紙のような表面処理が施されたシート材、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート材、プラスチックフィルム、布等、サイズ及び材質の異なる多様なシート材を使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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