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公開番号2024107614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011633
出願日2023-01-30
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 7/20 20060101AFI20240802BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートのジャムが発生した場合に、滞留シートを除電装置により除電する。
【解決手段】画像形成システム1は、シートに画像を形成する画像形成装置100と、画像形成装置により画像が形成されたシートを搬送する搬送ローラ対121、221、222、521、522、321、322、421、422と、搬送ローラ対により搬送されるシートを除電する除電装置500と、除電装置により除電されたシートが排出される排出トレイ410と、を備える。シートのジャムが発生した場合に、滞留するシートのうち除電装置により除電できる滞留シートは、除電装置へ搬送されて除電される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置により前記画像が形成された前記シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シートを除電する除電装置と、
前記除電装置により除電された前記シートが排出される排出部と、
を備え、
シートのジャムが発生した場合に、滞留するシートのうち前記除電装置により除電できる滞留シートは、前記除電装置へ搬送されて除電されることを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記シートの前記ジャムが発生した場合に、滞留する前記シートのうち前記排出部へ排出することができる滞留シートを前記搬送手段により前記除電装置へ搬送し、前記滞留シートが前記除電装置により除電された後に前記排出部へ排出されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記シートの搬送方向において前記除電装置の下流側に配置され、前記排出部としての第1の排出部を有する第1の後処理装置と、
前記除電装置と前記第1の後処理装置との間に配置され、第2の排出部を有する第2の後処理装置と、
を更に備え、
前記第2の後処理装置は、前記シートの搬送路を前記第1の排出部へ向かう第1の搬送路と前記第2の排出部へ向かう第2の搬送路とへ切り替える切替部材を有し、
前記第2の後処理装置の下流で前記シートの前記ジャムが発生した場合に、前記シートの前記搬送路を前記切替部材により前記第2の搬送路へ切り替え、前記滞留シートが前記除電装置により除電された後に前記第2の排出部へ排出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記シートの搬送方向において前記除電装置の下流で前記シートの前記ジャムが発生した場合に、前記除電装置により除電できる位置まで搬送できる滞留シートは、前記除電装置へ搬送されて除電されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記シートの搬送方向において前記除電装置の下流で前記シートの前記ジャムが発生した場合に、前記除電装置により除電できる位置まで搬送できる滞留シートがないときは、ユーザーにジャム処理を促す表示を表示部に表示し、
前記ユーザーにより前記ジャム処理が行われた後に、前記滞留シートは、前記除電装置へ搬送されて除電され、前記排出部へ排出されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記除電装置は、前記シートに接触しない非接触型除電器と前記シートに接触する接触型ローラとを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
シートに画像を形成する画像形成システムにおいては、画像形成時にシートが帯電することによって、排出されたシート同士が貼り付いて積載不良が発生する場合がある。そこで、特許文献1は、画像が形成されたシートに蓄積された電荷を除去する除電装置を備えた画像形成システムを開示している。特許文献1は、画像形成システムの画像形成装置と後処理装置とで搬送速度差がある場合に除電装置で搬送速度が変化するとシートの除電が不均一になることを防止するために、画像形成装置と除電装置の間に搬送速度を変化させる中継装置を備えている。中継装置は、画像が形成されたシートの搬送速度を後処理装置の搬送速度へ変化させ、除電装置によるシートの除電が均一になるようにする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-161568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このような画像形成システムにおいてシートジャム(紙詰まり)等のエラーでジョブが中断された場合、画像形成システムの内部に複数のシートが滞留する。このとき、除電装置によってまだ除電されていないシートがそのまま排出されると、排出されたシート同士が貼り付いて積載不良を発生させるおそれがある。そこで、本発明は、シートのジャムが発生した場合に、滞留シートを除電装置により除電することができる画像形成システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施例による画像形成システムは、
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置により前記画像が形成された前記シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シートを除電する除電装置と、
前記除電装置により除電された前記シートが排出される排出部と、
を備え、
シートのジャムが発生した場合に、滞留するシートのうち前記除電装置により除電できる滞留シートは、前記除電装置へ搬送されて除電されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シートのジャムが発生した場合に、滞留シートを除電装置により除電することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムの断面図。
画像形成システムの制御部のブロック図。
除電装置のブロック図。
実施例1の画像形成システム内に残っている滞留シートを示す図。
実施例1の滞留シート排出動作を示すフローチャート。
実施例2の画像形成システム内に残っている滞留シートを示す図。
実施例2の滞留シート排出動作を示すフローチャート。
実施例3の画像形成システム内に残っている滞留シートを示す図。
実施例3の滞留シート排出動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。なお、構成部品の寸法、材質、形状、及びその相対位置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【実施例】
【0009】
<画像形成システム>
図1は、画像形成システム1の断面図である。画像形成システム1は、記録媒体(以下、シートという)に画像を形成して印刷物を生成する画像形成装置100を有する。シートは、例えば、普通紙、再生紙、厚紙、第二原図紙、OHP用紙、色紙、プレパンチ紙、プレ印刷紙、レターヘッド又はラベル紙である。画像形成システム1は、シートの搬送方向において画像形成装置100の下流側に接続される複数の後処理装置を含んでもよい。後処理装置は、画像形成装置100により画像が形成されたシートに後処理を行う。後処理装置は、例えば、画像読取装置300(第2の後処理装置)やフィニッシャ400(第1の後処理装置)である。画像形成システム1は、インサータ200を含んでもよい。画像形成システム1は、画像が形成されたシートに蓄積された電荷を除去する除電装置500を備える。本実施例の画像形成システム1において、画像形成装置100、インサータ200、除電装置500、画像読取装置300及びフィニッシャ400は、シートの搬送方向の上流からこの順序で接続されている。しかし、これらの装置の接続順序は、これに限定されるものではない。
【0010】
(画像形成装置)
画像形成装置100は、原稿読取部(スキャナー)130によって読み取られた原稿の画像データ又はPC(パーソナルコンピュータ)などの外部装置(不図示)から受信した画像データに従って、給送部110から給送されるシートに画像を形成する。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてシートに画像を形成する。しかし、画像形成プロセスの方式は、電子写真方式に限らず、インクジェット記録方式などの他の方式であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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