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公開番号2024103479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024006845
出願日2024-01-19
発明の名称人物照合システム、情報処理装置、人物照合方法、及び、人物照合プログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G07C 9/25 20200101AFI20240725BHJP(チェック装置)
要約【課題】複数の人物が横に並んで通行できる通路において、顔画像で照合を行う人物と、顔画像以外の方法で照合を行う人物とを混在可能とし、顔画像以外の方法で照合を行う人物に対して顔画像による誤った照合結果を表示して不快感を与えることを抑止する。
【解決手段】人物照合システムは、所定の通路を移動する複数の人物を撮影する撮影装置と、撮影装置が撮影した人物の顔画像を用いて人物を照合する第1照合処理と、顔画像を用いる照合とは異なる他の照合方法にて人物を照合する第2照合処理とを実行可能な情報処理装置と、人物の照合結果に関する情報を表示する表示装置とを備え、情報処理装置は、第2照合処理の対象と推定した人物の照合結果に関する情報を、第1照合処理にて照合を行う場合とは異なる方式にて前記表示装置に表示する。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
所定の通路を移動する複数の人物を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置が撮影した人物の顔画像を用いて人物を照合する第1照合処理と、前記顔画像を用いる照合とは異なる他の照合方法にて人物を照合する第2照合処理とを実行可能な情報処理装置と、
人物の照合結果に関する情報を表示する表示装置と、を備え、
前記情報処理装置は、前記第2照合処理の対象と推定した人物の照合結果に関する情報を、前記第1照合処理にて照合を行う場合とは異なる方式にて前記表示装置に表示する、
人物照合システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記通路に、前記顔画像を用いた照合が行われる領域である第1照合領域と、前記他の照合方法を行うための領域である第2照合領域とを設定し、
前記第2照合領域に位置する人物を、前記第2照合処理の対象と推定する、
請求項1に記載の人物照合システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、前記第2照合領域に位置する人物にも前記顔画像を用いた照合を行う、
請求項2に記載の人物照合システム。
【請求項4】
前記情報処理装置は、前記第2照合領域に向かって移動している人物を、前記第2照合処理の対象と推定する、
請求項2に記載の人物照合システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、人物を最初に検出した位置と前記第2照合領域とを直線で結ぶ所定幅の領域である移動判定帯から外れずに、前記第2照合領域に近づいている人物を、前記第2照合領域の方向に移動している人物と判定する、
請求項4に記載の人物照合システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記通路に存在する人物の数に基づいて、前記移動判定帯の幅を決定する、
請求項5に記載の人物照合システム。
【請求項7】
前記通路に存在する人物が第1の人数である場合の前記移動判定帯の幅は、前記通路に存在する人物が前記第1の人数よりも少ない第2の人数である場合の前記移動判定帯の幅よりも、広い、
請求項6に記載の人物照合システム。
【請求項8】
前記情報処理装置は、
所定の時間間隔で人物の位置と前記第2照合領域とを結ぶ距離を取得し、
第1の期間に取得した複数の距離を平均した第1の平均距離と、前記第1の期間よりも後の第2の期間に取得した複数の距離を平均した第2の平均距離とを算出し、
前記第2の平均距離が前記第1の平均距離よりも短い場合、当該人物が前記第2照合領域に近づいていると判定する、
請求項5に記載の人物照合システム。
【請求項9】
前記情報処理装置は、前記第1照合処理による照合に失敗した人物が前記第2照合処理の対象と推定した人物である場合、当該人物について照合失敗を示す情報を前記表示装置に表示しない、
請求項2から8のいずれか1項に記載の人物照合システム。
【請求項10】
前記情報処理装置は、前記第2照合処理の対象と推定した人物が、前記第2照合処理による照合に成功した場合、当該人物について照合成功を示す情報を前記表示装置に表示する、
請求項2から8のいずれか1項に記載の人物照合システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人物照合システム、情報処理装置、人物照合方法、及び、人物照合プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、通路を移動する人物の顏を撮影装置で撮影し、当該歩行者が認証に成功した人物のみの進入を許可するドアに到達するまでの間に、当該撮影装置から取得された画像によって当該歩行者が事前登録された人物であるか否かを判定し、事前登録された人物であると判定した場合、ドアを開錠し、事前登録された人物ではないと判定された場合、ユーザIDとパスワードとを人物に入力させる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-236244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通路を移動する人物を認証するシステムにおいて、顔画像で認証を行う人物と、顔画像以外の方法で(例えばQRコード(登録商標)又はICカードを用いて)認証を行う人物(例えば当日限りのゲスト等)とを混在可能にする場合、特許文献1が開示する方法では次の課題が生じる。すなわち、顔画像以外の方法で認証を行う人物の顔画像は事前登録されていないため、システムは、当該人物が顔画像以外の方法の認証を行う前に、当該人物に対して認証失敗のメッセージを表示してしまう。これは、顔画像以外の方法で認証を行う人物に不快感を与えるおそれがある。
【0005】
また、複数の人物が横に並んで通行できる通路とし、複数の人物の認証をまとめて行い、その認証結果をまとめて表示することにより、認証に成功した人物のみの進入を許可するドアの前での滞留を防ぐことが考えられる。しかし、特許文献1が開示する方法は、複数の人物が存在する場合、当該ドアに最も近い人物の顏を優先して認証し、その認証結果を認証された人物順に一人ずつ表示するため、ドアの前で滞留が発生してしまう。
【0006】
本開示の目的は、複数の人物が横に並んで通行できる通路において、顔画像で照合を行う人物と、顔画像以外の方法で照合を行う人物とを混在可能とし、顔画像以外の方法で照合を行う人物に対して顔画像による誤った照合結果を表示して不快感を与えることを抑止する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る人物照合システムは、所定の通路を移動する複数の人物を撮影する撮影装置と、前記撮影装置が撮影した人物の顔画像を用いて人物を照合する第1照合処理と、前記顔画像を用いる照合とは異なる他の照合方法にて人物を照合する第2照合処理とを実行可能な情報処理装置と、人物の照合結果に関する情報を表示する表示装置と、を備え、前記情報処理装置は、前記第2照合処理の対象と推定した人物の照合結果に関する情報を、前記第1照合処理にて照合を行う場合とは異なる方式にて前記表示装置に表示する。
【0008】
一態様に係る情報処理装置は、所定の通路を移動する複数の人物を撮影する撮影装置が撮影した人物の顔画像を用いて人物を照合する第1照合処理と、前記顔画像を用いる照合とは異なる他の照合方法にて人物を照合する第2照合処理とを実行可能なプロセッサと、前記第2照合処理の対象と推定した人物の照合結果に関する情報を、前記第1照合処理にて照合を行う場合とは異なる方式にて表示装置に表示させる出力装置と、を備える。
【0009】
一態様に係る人物照合方法は、所定の通路を移動する複数の人物を撮影する撮影装置が撮影した人物の顔画像を用いて人物を照合する第1照合処理と、前記顔画像を用いる照合とは異なる他の照合方法にて人物を照合する第2照合処理とを実行可能であり、前記第2照合処理の対象と推定した人物の照合結果に関する情報を、前記第1照合処理にて照合を行う場合とは異なる方式にて表示装置に表示する。
【0010】
一態様に係る人物照合プログラムは、上記記載の人物照合方法をコンピュータに実行させる。
(【0011】以降は省略されています)

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