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公開番号2024102711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006783
出願日2023-01-19
発明の名称配線基板
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類H05K 3/46 20060101AFI20240724BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】寸法の増大が抑制される配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板は、第1面100F及び反対側の第2面100Sを備えるコア基板100と、第1面100S上に形成される第1ビルドアップ部10と、第2面100S上に形成される第2ビルドアップ部20と、を有している。第1ビルドアップ部10は、複数の第1導体パッド12Pを含む第1外面FSを備え、第2ビルドアップ部20は、複数の第2導体パッド22P及び複数の第3導体パッド24Pを含む第2外面SSを備え、第2ビルドアップ部20は底部に第2導体パッド22Pを含むキャビティRCを有し、第1導体パッド12Pと第2導体パッド22Pとは、スルーホール導体103を介して互いに電気的に接続され、第2導体パッド22Pと第3導体パッド24Pとは、スルーホール導体103を介さない回路によって接続され、コア基板100には受動部品PCが内蔵されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1コア導体層を有する第1面及び前記第1面と反対側の第2コア導体層を有する第2面を備え、前記第1コア導体層及び前記第2コア導体層を接続する複数のスルーホール導体を有するコア基板と、
前記第1面上に形成され、第1絶縁層、前記第1絶縁層上に積層される第1導体層、及び第1ビア導体を備える、第1ビルドアップ部と、
前記第2面上に形成され、第2絶縁層、前記第2絶縁層上に積層される第2導体層、及び第2ビア導体を備える、第2ビルドアップ部と、
を有する配線基板であって、
前記第1ビルドアップ部は、前記第1面と反対側の表面であって、複数の第1導体パッドを含む第1外面を備え、
前記第2ビルドアップ部は、前記第2面と反対側の表面であって、複数の第2導体パッド及び複数の第3導体パッドを含む第2外面を備え、
前記第2ビルドアップ部は前記第2外面が前記第2面に向けて窪むキャビティを有し、前記複数の第2導体パッドは前記キャビティの底部に形成され、
前記第1導体パッドと前記第2導体パッドとは、前記第1ビア導体、前記スルーホール導体、及び、前記第2ビア導体を介して互いに電気的に接続され、
前記第2導体パッドと前記第3導体パッドとは、前記スルーホール導体及び前記第1コア導体層を介さない回路によって接続され、
前記コア基板には受動部品が内蔵されている。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2導体パッドと前記第3導体パッドとは、前記第2ビア導体、前記第2導体層、及び、前記受動部品を介する回路によって接続されている。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、前記受動部品はチップコンデンサである。
【請求項4】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2ビルドアップ部が有する前記第2絶縁層の層数は、前記第1ビルドアップ部が有する前記第1絶縁層の層数より多い。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記第2導体層が有する最小の配線幅は、5μm以上、8μm以下であり、且つ、最小の配線間距離は、5μm以上、8μm以下である。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1ビア導体のピッチ、前記スルーホール導体のピッチ、及び、前記第2ビア導体のピッチは、40μm以上、且つ、75μm以下である。
【請求項7】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1ビルドアップ部が有する前記複数の第1絶縁層の層数と、前記第2ビルドアップ部が有する前記複数の第2絶縁層の層数とは等しい。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一主面及び他の主面を備える第1の配線基板と、他の主面に接続される、他の主面を露出する開口部を備える第2の配線基板と、を有する半導体モジュールが開示されている。一主面には第1の半導体装置が搭載され、開口部から露出する他の主面には第2の半導体装置が搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-123457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている半導体モジュールにおいては、第1及び第2の半導体装置に加えて他の部品が搭載される場合、配線基板の寸法(特に基板の延在方向の寸法)を大きくする必要が生じる場合があると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、第1コア導体層を有する第1面及び前記第1面と反対側の第2コア導体層を有する第2面を備え、前記第1コア導体層及び前記第2コア導体層を接続する複数のスルーホール導体を有するコア基板と、前記第1面上に形成され、第1絶縁層、前記第1絶縁層上に積層される第1導体層、及び第1ビア導体を備える、第1ビルドアップ部と、前記第2面上に形成され、第2絶縁層、前記第2絶縁層上に積層される第2導体層、及び第2ビア導体を備える、第2ビルドアップ部と、を有している。前記第1ビルドアップ部は、前記第1面と反対側の表面であって、複数の第1導体パッドを含む第1外面を備え、前記第2ビルドアップ部は、前記第2面と反対側の表面であって、複数の第2導体パッド及び複数の第3導体パッドを含む第2外面を備え、前記第2ビルドアップ部は前記第2外面が前記第2面に向けて窪むキャビティを有し、前記複数の第2導体パッドは前記キャビティの底部に形成され、前記第1導体パッドと前記第2導体パッドとは、前記第1ビア導体、前記スルーホール導体、及び、前記第2ビア導体を介して互いに電気的に接続され、前記第2導体パッドと前記第3導体パッドとは、前記スルーホール導体及び前記第1コア導体層を介さない回路によって接続され、前記コア基板には受動部品が内蔵されている。
【0006】
本発明の実施形態によれば、配線基板に実装される受動部品は、配線基板の内層部(コア基板)に内蔵される。配線基板の寸法の増大が抑制され得ると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の、配線基板の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の他の例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の、配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。なお、以下、参照される図面においては、各構成要素の正確な比率を示すことは意図されておらず、本発明の特徴が理解され易いように描かれている。図1には、一実施形態の配線基板が有し得る構造の一例として、配線基板1の断面図が示されている。
【0009】
図1に示されるように、配線基板1は、その厚さ方向において対向する2つの面(第1面100F及び第1面100Fの反対面である第2面100S)を有するコア基板100を有している。コア基板100の第1面100F上には、第1ビルドアップ部10が形成されており、コア基板100の第2面100S上には第2ビルドアップ部20が形成されている。第1ビルドアップ部10の最も外側の表面は配線基板1の第1外面としてF面FSを構成しており、第2ビルドアップ部20の最も外側の表面は配線基板1の第2外面としてS面SSを構成している。
【0010】
コア基板100は、絶縁層(コア絶縁層)101と、絶縁層101の第1ビルドアップ部10側及び第2ビルドアップ部20側それぞれに積層されている導体層121、122とを含んでいる。第1ビルドアップ部10側の導体層121の表面と、絶縁層101の第1ビルドアップ部10側の表面の露出部分とが第1面100Fを構成している。第2ビルドアップ部20側の導体層122の表面と、絶縁層101の第2ビルドアップ部20側の表面の露出部分とが第2面100Sを構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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