TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024097925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2024076872,2020026988
出願日2024-05-10,2020-02-20
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240711BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技興趣の低下を防止することのできる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機は、複数回のラウンド遊技のうち最初のラウンド遊技が行われるときに、可変入賞手段が第2状態から第1状態へと変化した後の所定期間経過後に可変入賞手段へ遊技媒体が入賞したことで付与された遊技用価値の付与量に関する付与量表示を表示する。そして所定期間内に遊技媒体が可変入賞手段に入賞しない場合は、所定期間経過後に付与量表示として遊技用価値が付与されていないことに対応する所定表示を表示し、所定期間内に遊技媒体が可変入賞手段に入賞した場合は、所定期間経過後に付与量表示として所定表示とは異なる特定表示を表示する。
【選択図】図10-11
特許請求の範囲【請求項1】
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
特定擬似可動体表示を特定第1表示位置から該特定第1表示位置とは異なる特定第2表示位置に移動表示可能であって、特別擬似可動体表示を特別第1表示位置から該特別第1表示位置とは異なる特別第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
遊技媒体が入賞容易な第1状態と、遊技媒体が入賞不能または入賞困難な第2状態とに変化可能な可変入賞手段と、
前記可変入賞手段を前記第1状態に変化させるラウンド遊技を実行可能な制御手段と、
第1位置から第2位置に動作可能な可動体と、を備え、
前記ラウンド遊技が行われるときに、前記可変入賞手段が前記第2状態から前記第1状態へと変化した後の所定期間経過後に遊技用価値の付与量に関する付与量表示を表示し、
前記所定期間内に遊技媒体が前記可変入賞手段に入賞しない場合は、前記付与量表示の開始時に遊技用価値が付与されていないことに対応する所定表示を表示可能であり、
前記所定期間内に遊技媒体が前記可変入賞手段に入賞した場合は、前記付与量表示の開始時に遊技用価値の付与に対応するカウントアップ表示を行ってから、前記所定表示とは異なる特定表示を表示可能であり、
前記演出実行手段は、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出を実行可能であり、
前記特別演出が実行される前に特定演出を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記特定演出において前記特定擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記特定擬似可動体表示を前記特定第1表示位置から前記特定第2表示位置に移動表示させた後、該特定第2表示位置から移動表示させることなく非表示とすることが可能であるとともに、前記特別演出の実行を示唆する示唆画像を、前記特定第2表示位置を含む表示領域に表示可能であり、
前記特別演出において前記特別擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記特別擬似可動体表示を前記特別第1表示位置から前記特別第2表示位置に移動表示させた後、該特別第2表示位置から前記特別第1表示位置に移動表示させてから非表示とすることが可能であり、
前記可動体が前記第1位置から前記第2位置に動作する速度は、前記特別擬似可動体表示が前記特別第1表示位置から前記特別第2表示位置に移動表示する速度と異なる、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞して実行条件(始動条件)が成立すると、複数種類の識別情報(以下、表示図柄)を可変表示装置にて可変表示し、その表示結果により所定の遊技価値を付与するか否かを決定する、いわゆる可変表示ゲームによって遊技興趣を高めたパチンコ遊技機がある。こうしたパチンコ遊技機では、可変表示ゲームにおける表示図柄の可変表示が完全に停止した際の停止図柄態様が特定表示態様となったときに、遊技者にとって有利な有利状態(大当り遊技状態)となる。大当り遊技状態では、大入賞口が開放状態となるラウンド遊技を所定の上限回数まで繰り返し実行可能となっている。
【0003】
このような遊技機として、ラウンド数の表示切り替えタイミングよりも大入賞口の開放を早い遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-104625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機では、ラウンド数の表示が行われる前に遊技媒体を発射してしまった場合における大入賞口への入賞の可能性は高まるものの、好適に獲得出玉数を表示するという観点からすると未だ十分ではなく、遊技者に不安感を与え遊技興趣を低下させてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、遊技興趣の低下を防止することのできる遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(A)上記目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
特定擬似可動体表示を特定第1表示位置から該特定第1表示位置とは異なる特定第2表示位置に移動表示可能であって、特別擬似可動体表示を特別第1表示位置から該特別第1表示位置とは異なる特別第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
遊技媒体が入賞容易な第1状態と、遊技媒体が入賞不能または入賞困難な第2状態とに変化可能な可変入賞手段と、
前記可変入賞手段を前記第1状態に変化させるラウンド遊技を実行可能な制御手段と、
第1位置から第2位置に動作可能な可動体と、を備え、
前記ラウンド遊技が行われるときに、前記可変入賞手段が前記第2状態から前記第1状態へと変化した後の所定期間経過後に遊技用価値の付与量に関する付与量表示を表示し、
前記所定期間内に遊技媒体が前記可変入賞手段に入賞しない場合は、前記付与量表示の開始時に遊技用価値が付与されていないことに対応する所定表示を表示可能であり、
前記所定期間内に遊技媒体が前記可変入賞手段に入賞した場合は、前記付与量表示の開始時に遊技用価値の付与に対応するカウントアップ表示を行ってから、前記所定表示とは異なる特定表示を表示可能であり、
前記演出実行手段は、
前記有利状態に制御されることを報知する特別演出を実行可能であり、
前記特別演出が実行される前に特定演出を実行可能であり、
前記表示手段は、
前記特定演出において前記特定擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記特定擬似可動体表示を前記特定第1表示位置から前記特定第2表示位置に移動表示させた後、該特定第2表示位置から移動表示させることなく非表示とすることが可能であるとともに、前記特別演出の実行を示唆する示唆画像を、前記特定第2表示位置を含む表示領域に表示可能であり、
前記特別演出において前記特別擬似可動体表示を移動表示する場合に、前記特別擬似可動体表示を前記特別第1表示位置から前記特別第2表示位置に移動表示させた後、該特別第2表示位置から前記特別第1表示位置に移動表示させてから非表示とすることが可能であり、
前記可動体が前記第1位置から前記第2位置に動作する速度は、前記特別擬似可動体表示が前記特別第1表示位置から前記特別第2表示位置に移動表示する速度と異なる、
ことを特徴としている。
さらに、上記目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機(例えばパチンコ遊技機1など)であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段(例えば画像表示装置5への表示内容を指示する演出制御用CPU120など)と、
遊技媒体が入賞容易な第1状態と、遊技媒体が入賞不能または困難な第2状態とに変化可能な可変入賞手段(例えば特別可変入賞球装置7など)と、
前記有利状態に制御されているときに、前記可変入賞手段を前記第2状態から前記第1状態に変化させた後に前記第2状態へと変化させるラウンド遊技を複数回実行可能な制御手段(例えばラウンド遊技を行うCPU103など)と、を備え、
前記表示手段は、
前記可変入賞手段へ遊技媒体が入賞したことで付与された遊技用価値の付与量に関する付与量表示を表示可能であり(例えば獲得数表示を行うなど)、
複数回の前記ラウンド遊技のうち最初の前記ラウンド遊技が行われるときに、前記可変入賞手段が前記第2状態から前記第1状態へと変化した後の所定期間経過後に前記付与量表示を表示し(例えば第1ラウンドにおいて、大入賞口が開放状態となった後所定期間経過後に獲得数表示を行うなど)、
前記所定期間内に遊技媒体が前記可変入賞手段に入賞しない場合は、前記所定期間経過後に前記付与量表示として前記遊技用価値が付与されていないことに対応する所定表示を表示し(例えば獲得数表示として「0000」を表示するなど)、
前記所定期間内に遊技媒体が前記可変入賞手段に入賞した場合は、前記所定期間経過後に前記付与量表示として前記所定表示とは異なる特定表示を表示する(例えば獲得数表示として「0015」を表示するなど)、
さらに、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、
を実行可能であり、
前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、
ことを特徴としている。
【0008】
このような構成によれば、所定期間内に入賞した場合に特定表示を行うため、遊技者に不安感を与えることなく遊技興趣の低下を防止することができる。さらに、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
【0009】
また、後述する発明を実施するための形態には、以下の(A)の遊技機に係る発明が含まれる。従来より、遊技機において、特開2019-92949号公報に示されているような、動作可能な可動体を用いた演出を実行可能であり、擬似可動体表示を移動表示させることで、構造物としての可動体を移動させる演出と同じような演出を実行可能としたもの等があった。しかしながら、このような遊技機にあっては、擬似可動体を可動体と同じように移動表示させるだけであり、演出の興趣を高めることができないという問題があり、この点に鑑み、擬似可動体表示の興趣を高めることができる遊技機の提供が求められている。
【0010】
手段(A)記載の遊技機は、
遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
擬似可動体表示を第1表示位置から該第1表示位置とは異なる第2表示位置に移動表示可能な表示手段と、
第1位置から該第1位置とは異なる第2位置に移動可能な可動体と、
演出を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、
前記擬似可動体表示を前記第1表示位置から前記第2表示位置に移動表示させる擬似可動体表示演出と、
前記可動体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる可動体演出と、
を実行可能であり、
前記演出実行手段により所定期間において前記可動体演出と前記擬似可動体表示演出とが実行されるときの方が、前記演出実行手段により前記所定期間において前記可動体演出が実行されずに前記擬似可動体表示演出が実行されるときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体演出と擬似可動体表示演出とが実行されることに遊技者を注目させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社三共
遊技機
7日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
9日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
株式会社三共
遊技機
14日前
続きを見る