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公開番号2024096560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2023000113
出願日2023-01-04
発明の名称文書作成方法、当該方法をコンピュータに実行させるプログラム、および文書作成装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06F 40/157 20200101AFI20240709BHJP(計算;計数)
要約【課題】マスキング漏れを防ぎつつもマスキングの作業効率を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】コンピュータシステム100は、文字列判定部22として、個人情報に関連付けられた関連文字列を個人情報関連文字DB30から取得する。コンピュータシステム100は、文字列判定部22として、判定対象となる対象文字列の中に関連文字列が含まれるか否かを判定する。コンピュータシステム100は、マスキング処理部23として、文字列判定部22によって対象文字列の中に関連文字列が含まれると判定されたときに、関連文字列の近傍の文字列をマスキングする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサが、個人情報に関連付けられた関連文字列をデータベースから取得するステップと、
前記プロセッサが、判定対象となる対象文字列の中に前記関連文字列が含まれるか否かを判定するステップと、
前記プロセッサが、前記判定するステップによって前記対象文字列の中に前記関連文字列が含まれると判定されたときに、前記関連文字列の近傍の文字列をマスキングするステップとを含む、文書作成方法。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記関連文字列は、固有名詞とともに用いられる単語を含む、請求項1に記載の文書作成方法。
【請求項3】
前関連文字列は、会社、大学、高校、学校、さん、くん、君、様、殿、氏、県、市、町、区、村、および、病院を含む、請求項1に記載の文書作成方法。
【請求項4】
入力装置から入力された入力文字列を受付けるステップと、
前記プロセッサが、前記入力文字列のうち、指定された文字列の変換候補を生成するステップと、
前記変換候補を表示するステップとをさらに含み、
前記判定するステップは、前記変換候補を前記対象文字列として設定するステップを含み、
前記表示するステップは、前記変換候補に加えて、前記マスキングするステップによって前記関連文字列の近傍の文字列がマスキングされた処理済文字列を、新たな変換候補として表示するステップを含む、請求項1に記載の文書作成方法。
【請求項5】
前記プロセッサが、前記変換候補に加えて、前記処理済文字列を前記新たな変換候補として表示するか否かを設定するステップをさらに含む、請求項4に記載の文書作成方法。
【請求項6】
前記プロセッサが、前記処理済文字列において、マスキングする文字列の範囲を変更するステップをさらに含む、請求項4に記載の文書作成方法。
【請求項7】
前記関連文字列は、前記近傍の文字列に含まれない、請求項1に記載の文書作成方法。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の文書作成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項9】
請求項1~7のいずれかに記載の文書作成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したメモリと、
前記プログラムを実行するためのプロセッサとを備える、文書作成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、文書作成方法、当該方法をコンピュータに実行させるプログラム、および文書作成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
文書内に個人情報等が含まれる場合、この個人情報等を伏せるために、手作業またはデータ処理によりマスキングが行われることがある。データ処理によりマスキングを行う技術として、たとえば、特開2014-191778号公報(特許文献1)に開示された文書作成支援装置が挙げられる。
【0003】
上記文書作成支援装置においては、入力された文章を単語ごとに分解し、その単語がデータベース内の秘密ワードと前方一致した場合に置換対象候補として登録する。そして、検索した単語に続く単語と結合した文字列が、一時保存した置換対象候補の中にあるかどうかを判定して、一致するものがあれば、それをマスキング文字列として使用する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-191778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
文書が完成した後に、マスキング対象となる文字列を文書から検出および修正する場合、目視でこれを行うと、非常に手間がかかり、また、マスキング漏れが発生する可能性がある。一方、特許文献1に開示された文書作成支援装置においては、データベースに登録された単語をマスキングするものであるため、マスキングしたい単語を網羅的にデータベースに事前登録しておく必要がある。この場合、事前の登録作業に時間がかかるとともに、登録漏れによるマスキング漏れが発生する可能性がある。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであって、マスキング漏れを防ぎつつもマスキングの作業効率を向上させることができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に基づく文書作成方法は、コンピュータによって実行される。この方法は、プロセッサが、個人情報に関連付けられた関連文字列をデータベースから取得するステップと、プロセッサが、判定対象となる対象文字列の中に関連文字列が含まれるか否かを判定するステップと、プロセッサが、判定するステップによって対象文字列の中に関連文字列が含まれると判定されたときに、関連文字列の近傍の文字列をマスキングするステップとを含む。
【0008】
好ましくは、関連文字列は、固有名詞とともに用いられる単語を含む。
好ましくは、関連文字列は、会社、大学、高校、学校、さん、くん、君、様、殿、氏、県、市、町、区、村、および、病院を含む。
【0009】
好ましくは、文書作成方法は、入力装置から入力された入力文字列を受付けるステップと、プロセッサが、入力文字列のうち、指定された文字列の変換候補を生成するステップと、変換候補を表示するステップとをさらに含む。判定するステップは、変換候補を対象文字列として設定するステップを含む。表示するステップは、変換候補に加えて、マスキングするステップによって関連文字列の近傍の文字列がマスキングされた処理済文字列を、新たな変換候補として表示するステップを含む。
【0010】
好ましくは、文書作成方法は、プロセッサが、変換候補に加えて、処理済文字列を新たな変換候補として表示するか否かを設定するステップをさらに含む。
(【0011】以降は省略されています)

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