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公開番号2024096412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-12
出願番号2024076644,2021554214
出願日2024-05-09,2020-09-30
発明の名称収容ケースおよび歯磨きセット
出願人ライオン株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類A46B 17/00 20060101AFI20240705BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】口腔内洗浄剤を収容した容器をケース本体に収容した際にケース部材に対する容器の位置を固定することができる収容ケースおよび歯磨きセットを提供する。
【解決手段】ケース本体は、容器を固定する固定部を備え、固定部は、ケース部材に設けられ、容器がケース部材の長手方向に移動することを抑制する保持部、および蓋部材に設けられ、容器が第1空間部内で回転することを抑制する固定リブ部、の少なくとも一方を有し、ケース部材は、第1空間部を、容器を収容する歯磨収容部と歯ブラシの一部を収容する歯ブラシ収容部とに仕切るようにケース部材の長手方向に沿って延びる仕切リブ部を有し、仕切リブ部は、ケース部材の内面から立設して設けられ、仕切リブ部は、ケース部材の長手方向の一端部側に位置する底面からケース部材の長手方向の他端部側に沿って延在している。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
口腔内洗浄剤を収容した容器および歯ブラシの一部を収容可能な第1空間部と前記第1空間部から前記容器および前記歯ブラシの取り出しを可能にする開口部とを備えるケース部材と、前記開口部を開閉する蓋部材と、を備えるケース本体を有し、
前記ケース本体は、前記容器を固定する固定部を備え、
前記固定部は、
前記ケース部材の内面に設けられ、前記容器の少なくとも一部を保持することによって前記容器が前記ケース部材の長手方向に移動することを抑制する保持部、
および前記蓋部材の内面に設けられ、前記開口部を前記蓋部材によって閉じたときに前記容器に対して当接することによって前記容器が前記第1空間部内で回転することを抑制する固定リブ部、の少なくとも一方を有し、
前記ケース部材は、前記第1空間部を、前記容器を収容する歯磨収容部と前記歯ブラシの一部を収容する歯ブラシ収容部とに仕切るように前記ケース部材の長手方向に沿って延びる仕切リブ部を有し、
前記仕切リブ部は、前記ケース部材の内面から立設して設けられ、
前記仕切リブ部は、前記ケース部材の長手方向の一端部側に位置する底面から前記ケース部材の長手方向の他端部側に沿って延在している、収容ケース。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記保持部は、前記ケース部材の短手方向に延在するとともに前記容器の少なくとも一部と嵌合可能な溝部が形成されたフック部を有し、
前記固定リブ部は、前記開口部を前記蓋部材によって閉じたときに前記容器を前記ケース部材の内面側に押さえ込む凸部を有する、請求項1に記載の収容ケース。
【請求項3】
前記保持部は、前記ケース部材の短手方向の一端部側から前記仕切リブ部に向かって前記ケース部材の短手方向に延在し、かつ前記ケース部材の長手方向に直交する平面に設けられており、
前記固定リブ部は、前記仕切リブ部よりも、前記底部と反対側に位置する前記ケース部材の長手方向の一端部側の位置に配置されている、請求項2に記載の収容ケース。
【請求項4】
前記仕切リブ部は、前記ケース部材の短手方向における前記歯ブラシ収容部の幅が前記ケース部材の長手方向の一端部側から他端部側に向かって広くなるように、前記ケース部材の正面視において前記ケース部材の長手方向の一端部側から他端部側に向かって傾斜して設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の収容ケース。
【請求項5】
前記第1空間部内へ前記開口部を介して前記容器を挿入する奥行方向に沿った前記歯磨収容部の深さ寸法の最大値は、前記ケース部材の短手方向に沿った前記歯磨収容部の幅寸法の最大値よりも大きく構成され、
前記歯磨収容部の幅寸法は、前記歯磨収容部の奥行方向において内面側に向けて漸減している、請求項1~4のいずれか1項に記載の収容ケース。
【請求項6】
前記ケース本体は、前記蓋部材により前記開口部が閉じられた状態で、前記第1空間部内に収容された前記容器に記載された製造番号および製造記号の少なくとも一方を前記ケース本体の外部から視認可能とする視認部をさらに有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の収容ケース。
【請求項7】
前記視認部は、前記ケース部材に設けられ、前記第1空間部と前記ケース本体の外部とを連通する第2開口部を有する、請求項6に記載の収容ケース。
【請求項8】
前記ケース本体は、不透明材料からなる、請求項1~7のいずれか1項に記載の収容ケース。
【請求項9】
前記ケース本体は、前記第1空間部と前記ケース本体の外部とを連通することによって通気性を確保する第3開口部を有する、請求項1~8のいずれか1項に記載の収容ケース。
【請求項10】
前記ケース本体の長手方向の一端部側で前記ケース本体に対して着脱可能に取り付けられるとともに、前記ケース本体に取り付けられた状態において、前記歯ブラシの前記第1空間部に収容された部分とは異なる部分を収容可能な第2空間部が形成されたキャップをさらに有し、
前記蓋部材は、前記ケース本体に前記キャップが取り付けられた状態において、前記開口部を開閉可能である、請求項1~9のいずれか1項に記載の収容ケース。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収容ケースおよび歯磨きセットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、歯ブラシの携帯に用いられるケースがあり、例えば特許文献1では、歯ブラシを収容するケース本体と、ケース本体の長手方向の一端部を塞ぐキャップと、を有する歯ブラシ容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-172074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、口腔内洗浄剤を収容した容器をケース本体に収容した際にケース部材に対する容器の位置を固定することができる収容ケースおよび歯磨きセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための本発明の収容ケースは、口腔内洗浄剤を収容した容器および歯ブラシの一部を収容可能な第1空間部と前記第1空間部から前記容器および前記歯ブラシの取り出しを可能にする開口部とを備えるケース部材と、前記開口部を開閉する蓋部材と、を備えるケース本体を有し、前記ケース本体は、前記容器を固定する固定部を備え、前記固定部は、前記ケース部材の内面に設けられ、前記容器の少なくとも一部を保持することによって前記容器が前記ケース部材の長手方向に移動することを抑制する保持部、および前記蓋部材の内面に設けられ、前記開口部を前記蓋部材によって閉じたときに前記容器に対して当接することによって前記容器が前記第1空間部内で回転することを抑制する固定リブ部、の少なくとも一方を有し、前記ケース部材は、前記第1空間部を、前記容器を収容する歯磨収容部と前記歯ブラシの一部を収容する歯ブラシ収容部とに仕切るように前記ケース部材の長手方向に沿って延びる仕切リブ部を有し、前記仕切リブ部は、前記ケース部材の内面から立設して設けられ、前記仕切リブ部は、前記ケース部材の長手方向の一端部側に位置する底面から前記ケース部材の長手方向の他端部側に沿って延在している、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
上記構成を有する発明では、口腔内洗浄剤を収容した容器をケース本体に収容した際にケース部材に対する容器の位置を固定することができる。そのため、ケース部材に対して蓋部材を閉じたときに、ケース部材に収容された容器がケース本体内で移動することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1変形例に係る歯磨きセットを示す斜視図である。
第1変形例に係る歯磨きセットを示す斜視図である。
第1変形例に係る収容ケースを示す斜視図である。
第1変形例に係る収容ケースを示す正面図である。
第1変形例に係るケース本体を示す上面図である。
第1変形例に係るケース本体の一部を拡大して示す斜視図である。
第1変形例に係るケース本体の一部を拡大して示す斜視図である。
本発明の一形態に係る歯磨きセットを示す斜視図である。
本発明の一形態に係る歯磨きセットを示す斜視図である。
本発明の一形態に係る収容ケースを示す斜視図である。
本発明の一形態に係る収容ケースを示す正面図である。
本発明の一形態に係る歯ブラシを示す正面図である。
本発明の一形態に係る容器を示す正面図である。
本発明の一形態に係るケース本体を示す上面図である。
本発明の一形態に係る固定部を示すための歯磨きセットの断面図である。
本発明の一形態に係る保持部を示す上面図である。
第2変形例に係る歯磨きセットを示す斜視図である。
第2変形例に係る歯磨きセットを示す斜視図である。
第2変形例に係る収容ケースを示す斜視図である。
第2変形例に係るケース本体を示す上面図である。
図19のY1方向から見たケース本体およびキャップの側面図である。
第2変形例に係るキャップを外した歯磨きセットの斜視図である。
第2変形例に係るキャップを外すとともにケース本体の蓋部材を開いた歯磨きセットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態および変形例を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
【0009】
図1、図2は、歯ブラシセット1を示す斜視図である。図1は、ケース部材110の開口部115を蓋部材120により閉じた状態の斜視図を示し、図2は、ケース部材110の開口部115を開いた状態の斜視図を示す。図3は、収容ケース10を示す斜視図である。図3では、ケース部材110の開口部115を開いた状態を示している。図4は、収容ケース10を示す正面図である。図4では、ケース部材110の開口部115を開いた状態を示している。図5は、ケース本体100の上面図である。図6、図7のそれぞれは、ケース本体100の一部を拡大して示す斜視図である。
【0010】
各図に示す矢印X1-X2はケース本体100の長手方向を示し、矢印Y1-Y2はケース本体100の幅方向(短手方向)を示し、矢印Z1-Z2はケース本体100の奥行方向を示す。収容ケース10の長手方向、ケース部材110の長手方向、および蓋部材120の長手方向は、ケース本体100の長手方向と略同一の方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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