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公開番号2024096095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2023222808
出願日2023-12-28
発明の名称織り合わされた基材を備えた多電極カテーテル
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人,個人
主分類A61B 18/14 20060101AFI20240704BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】平面の多電極カテーテルを提供すること。
【解決手段】組織に接触して、マッピング及び/又はアブレーションするための電気信号を受信する及び/又は適用するように構成された一対の第1の電極と、組織に背を向けて反対方向を向くように位置決めされ、第1の電極の基準電極として機能するように構成された一対の第2の電極と、を備えた少なくとも1つの電極対を有するカテーテルが本明細書に提示される。第1及び第2の電極は、互いに織り込まれた別個の基材に位置決めされる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カテーテルのエンドエフェクタであって、前記エンドエフェクタが、
長手方向軸に沿って延在する平面基材であって、前記平面基材を通る開口部を備えている、平面基材と、
織り合わされた基材であって、前記平面基材の第1の側を横切って前記エンドエフェクタの第1の側を横断し、前記平面基材を通る開口部を通って延在し、前記平面基材の前記第1の側の反対側の前記平面基材の第2の側を横切って前記エンドエフェクタの第2の側を横断する、織り合わされた基材と、
前記平面基材に固定された電極、及び前記平面基材に固定された前記電極の実質的に反対側で前記織り合わされた基材に固定された電極を含む電極対と、を備えている、エンドエフェクタ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記平面基材が、
前記長手方向軸に沿って延在する1つ又は2つ以上のストラットを備えているフレームと、
前記エンドエフェクタの前記第1の側に面する前記平面基材の第1の側の前記1つ又は2つ以上のストラットの間に延在する第1の膜と、
前記エンドエフェクタの前記第2の側に面する前記平面基材の第2の側の前記1つ又は2つ以上のストラットの間に延在する第2の膜と、を更に備えている、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項3】
前記第1の膜の一部分が周囲環境に曝露され、
前記第1の膜の一部分が前記織り合わされた基材によって横断され、
前記第2の膜の一部分が周囲環境に曝露され、
前記第2の膜の一部分が前記織り合わされた基材によって横断されている、請求項2に記載のエンドエフェクタ。
【請求項4】
前記電極対の前記電極が、周囲環境に曝露されている、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項5】
前記電極対の第1の電極が、組織に接触するように構成され、前記電極対の第2の電極が、前記第1の電極に対する基準電極として構成されている、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項6】
前記電極対の第1の電極の中心が、前記電極対の第2の電極の中心と実質的に整列している、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項7】
前記平面基材が、
前記長手方向軸に沿って延在する一対の長手方向に延在するストラットを備えているフレームと、
前記一対の長手方向に延在するストラットのうちの各ストラットの上に、かつ前記一対の長手方向に延在するストラットの間に延在する膜と、を更に備えている、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項8】
前記電極対の前記平面基材に固定された前記電極が、前記膜に、かつ前記一対の長手方向に延在するストラットの間に固定されている、請求項7に記載のエンドエフェクタ。
【請求項9】
前記エンドエフェクタが、前記エンドエフェクタの前記第1の側に少なくとも4つの電極のアレイを備え、
前記アレイが、前記エンドエフェクタの前記第1の側にある前記電極対の電極を含み、
前記アレイの前記電極が、互いに同一平面上にある、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
【請求項10】
カテーテルのエンドエフェクタであって、前記エンドエフェクタが、
複数のスパインと、
前記エンドエフェクタの第1の側で前記複数のスパインのうちの第1のスパインを横切って横断し、かつ前記エンドエフェクタの第2の側で前記複数のスパインのうちの第2のスパインを横切って横断する、織り合わされた基材と、
前記複数のスパインのうちのスパインに固定された電極、及び前記スパインに固定された前記電極の実質的に反対側で前記織り合わされた基材に固定された電極を含む電極対と、を備えている、エンドエフェクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2022年12月29日に出願された先願の米国仮特許出願第63/477,673号の利益を主張するものであり、当該仮特許出願は、本明細書に完全に記載されるように、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、診断及び治療目的のための多電極カテーテルに関し、具体的には、平面の多電極カテーテルに関する。
【背景技術】
【0003】
心房細動(atrial fibrillation、AF)などの心臓不整脈は、心臓組織の領域が隣接組織に電気信号を異常に伝達するときに生じる。これは、正常な心周期を混乱させ、非同期的な律動を引き起こす。不整脈を治療するための存在するある特定の処置としては、不整脈の原因となる信号の発生源を外科的に破壊すること、及びそのような信号の伝導路を破壊することが挙げられる。カテーテルを介してエネルギーを印加して心臓組織を選択的にアブレーションすることによって、心臓の一部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を停止又は変更することが時に可能である。
【0004】
当該技術分野における多くの現在のアブレーションアプローチは、高周波(radiofrequency、RF)電気エネルギーを利用して組織を加熱する傾向にある。RFアブレーションは、組織の炭化、焼損、スチームポップ、横隔神経麻痺、肺静脈狭窄、及び食道瘻の原因となり得る熱細胞損傷のリスクが高まるなど、操作者の技能に起因する、特定のまれな欠点を伴う可能性がある。冷凍アブレーションは、RFアブレーションの代替アプローチであり、RFアブレーションと関連する一部の熱リスクを低減するが、かかるデバイスの超低温の性質に起因して、組織損傷を提示し得る。しかしながら、冷凍アブレーションデバイスを操作し、冷凍アブレーションを選択的に適用することは、一般に、RFアブレーションと比較してより困難であり、したがって、冷凍アブレーションは、電気アブレーションデバイスによって到達され得る特定の解剖学的幾何形状では実行可能ではない。
【0005】
いくつかのアブレーションアプローチは、非熱アブレーション法を使用して心臓組織をアブレーションするために不可逆エレクトロポレーション(irreversible electroporation、IRE)を使用する。IREは、高電圧の短パルスを組織に送達し、細胞膜の回復不能な透過化を生じさせる。多電極カテーテルを使用する組織へのIREエネルギーの送達は、特許文献において以前に提案された。IREアブレーションのために構成されたシステム及びデバイスの例は、米国特許出願公開第2021/0169550(A1)号、同第2021/0169567(A1)号、同第2021/0169568(A1)号、同第2021/0161592(A1)号、同第2021/0196372(A1)号、同第2021/0177503(A1)号、及び同第2021/0186604(A1)号に開示されており、これらの各々は、参照により本明細書に組み込まれ、優先権特許出願第63/477,673号の付録に添付されている。
【0006】
同じ又は異なるカテーテルを使用して、アブレーション及びマッピングを実行することができるが、それぞれ異なる設計上の考慮事項を有する。したがって、代替的なカテーテル設計は、マッピング及び/又はアブレーション治療の様々な設計要件を満たすことが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
組織に接触して、マッピング及び/又はアブレーションするための電気信号を受信する及び/又は適用するように構成された一対の第1の電極と、組織に背を向けて反対方向を向くように位置決めされ、第1の電極の基準電極として機能するように構成された一対の第2の電極と、を備えた少なくとも1つの電極対を有するカテーテルが本明細書に提示される。第1及び第2の電極は、互いに織り込まれた別個の基材に位置決めされる。
【0008】
カテーテルの例示的なエンドエフェクタは、平面基材と、織り合わされた基材と、電極対と、を含む。平面基材は、長手方向軸に沿って延在することができる。平面基材は、平面基材を通る開口部を含むことができる。織り合わされた基材は、平面基材の第1の側を横切ってエンドエフェクタの第1の側を横断し、平面基材を通る開口部を通って延在し、かつ平面基材の第1の側の反対側の平面基材の第2の側を横切ってエンドエフェクタの第2の側を横断することができる。電極対は、平面基材に固定された電極、及び平面基材に取り付けられた電極の実質的に反対側で織り合わされた基材に取り付けられた電極を含むことができる。
【0009】
平面基材は、フレームと、第1の膜と、第2の膜と、を更に含むことができる。フレームは、長手方向軸に沿って延在する1つ又は2つ以上のストラットを含むことができる。第1の膜は、エンドエフェクタの第1の側に面する平面基材の第1の側の1つ又は2つ以上のストラットの間に延在することができる。第2の膜は、エンドエフェクタの第2の側に面する平面基材の第2の側の1つ又は2つ以上のストラットの間に延在することができる。第1の膜の一部分は、周囲環境に曝露され得る。第1の膜の一部分は、織り合わされた基材によって横断され得る。第2の膜の一部分は、周囲環境に曝露され得る。第2の膜の一部分は、織り合わされた基材によって横断され得る。
【0010】
電極対の電極は、周囲環境に曝露され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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